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拍手ログ2



あいつがふてくされているので「何だ」と横目に聞くと「何でもない」とあからさまな文句が飛んでくる。
仕方ないので無視すると「無視すんなよ柳」と言われ、どっちなんだと面倒くささにため息が出た。

「今度の週末さあ....」
「何だ、ハッキリ言えないほどの用事なのか」
「ディズニー付き合ってよ」
「.....」

出不精なおまえがどうしたんだ一体と目を見開くと「え、こわっ」と怯えられた。それほどまでに怖いかと若干自信を無くす。

「ユカ氏の家族?から株主だからってチケットもらってしまって」

よく耳にする彼女の友人の名にああ、と頷いた。

「2枚なわけーでもユカ氏行けないのやってーでも有効期限があるんやで」
「ディズニーなのにお前は全く嬉しそうじゃないな」
「うれしくないーディズニーって楽しいけど疲れるんだよね。でも入場料高いし折角貰い物だし無駄にすんのもさぁ」
「そんなことだろうとは思ったが」
「だから暇そうな柳くんに付き合ってもらおうかなと」

相変わらず失礼なことしか言わない口だ。本を閉じ眉をひそめた。

「あいにくと暇ではないな」
「え、何するの」
「レポートがある」
「レポートくらい柳ならすぐ終わるだろ。絶対耳つけたくないからだろ」
「行っても買わないぞ」
「わたし今この瞬間決めましたー柳に耳買わせますぅぅー」

朝起きるのが苦手なくせに、週末早朝強引にたたき起こされテーマパークに連れていかれた。
なんだかんだとこいつには甘くなってしまう自分に毎回失望する。
耳の購入は断固拒否し帽子で妥協させた。

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