小山慶一郎
すると、すぐに返信が。
『急にどーしたの?(笑)』
なんて、可愛くないなぁ。
「会いたくなったから、じゃダメなの?(笑)」
『たまには可愛いこと言うね』
「うっさい」
『ま、待ってるよ』
______
____
彼の家に着くなり
『いらっしゃ……んぉっ、』
抱きついた。
『……おーい、〇〇さーん』
頭をポンポンして優しく名前を呼ぶ。
「……、ごめっ、」
離れようとしても
「…慶ちゃん?」
離してくれない。
『どーせなんかあったんでしょ』
「……別に」
『俺は何があったかなんて聞かないよ、聞かずに抱き締めるの。
これが、俺の役目だから。』
……なんて。
言わなくても分かってくれる、理解してくれる、優しい彼。
「慶ちゃんに会えてよかった」
『俺そんなに上手い?』
「……なにが?」
『え?せっく「あーーーー、聞こえなーーーい」
『最初に抱いてって頼んだのはそっ「あーー!!!うるさいよ!」
もう……!
「…思えば、最低な出会い方だね」
『ふは、懐かしいな』
愛しい聞きなれた笑い声が、
耳元で聞こえた。
彼の肩をぐっと押して、目を合わす。
「私を見つけてくれて、ありがとう」
涙を流しながら笑うと
『こちらこそ、俺を選んでくれてありがとう。』
真剣な表情で、そう言った。
誰が現れたって
私は迷わずあなたを選ぶよ。
だって
「慶ちゃん愛してる!!」
私をこんなに幸せにしてくれたのは、他の誰でもない
小山慶一郎、あなたなんだよ。
『〇〇、愛してるよ』
ほらまた、好きが募った。
Fin
もしも、彼を選んでなかったら……?
加藤シゲアキの場合
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