アルセウス感想 クリア後・1

※クリア後ストーリーとサブ任務と図鑑完成後のネタバレがあります。
※後半で文章が乱れますが、お気持ちお察しください。



これから図鑑集めと色違い厳選の日々が始まるのか…とエンディング明けに自室の布団からスタートします。
本部に行くと和気藹々とした雰囲気ですね。シマボシ隊長の浴衣姿よかったですよね。私の写真を撮って誰にも見られぬよう引き出しにしまう博士もよかったです。これは記憶の改竄ですね。

シマボシ隊長に図鑑の進捗について聞かれますが、ヒスイに来たばかりの我々では伝承に弱いので伝説のポケモンの図鑑制作がちょっと厳しいですね…と博士は困り顔です。という事は伝説集めが始まるんですね。
大丈夫だよそんなの私がコギトに逐一聞きに行くから。ディアルガとパルキアが時間と空間を作ってる間ヒードランは何してたの?壁や天井を這っていたのじゃ、という和やかな会話をしながら探していくからさぁ。そうやって足しげく通ってるうちに二人の距離は縮まっていき、もう伝説のポケモンは全て調べ上げてコギトの元に行く必要もないのに、来ちゃった…つって、仕方ないのう…つって一緒にお茶を飲む事を許されたいじゃんなぁ?
幸せな妄想に包まれる私でしたが、現実は非情です。出入りの業者が我々の会話に聞き耳を立てていました。お待たせしましたストーカー奴、ウォロです。待ってねぇよ。

クリア後イベントはどうやらウォロと絡んでいくみたいですね…。はぁ…なんだろうなこの嬉しいような怖いような感情は…全ての遺跡を巡り伝説ポケモンを捕まえたら、なんかヒスイでやるべき事はやったからっつって他の地方の遺跡を巡りに行って二度と会えない今生の別れが待っていそうじゃん。やだよ。せっかくシロナが男になってまで私に会いにきたのに…結婚するまで終われないわよ。全ての男をモノにせよというアルセウスからの使命を必ず果たさなきゃならないんだよ。

仕事サボって遺跡を巡りまくったジブンにヒスイの歴史や伝説はお任せください!とドヤ顔で言うウォロ、博識かもしんないけど職務放棄する人間性は微塵も信用できないからな。博士も心強い!とか言ってる場合じゃないんだよ。仕事を放棄する人間はピンチの時に私も放棄するよ。逃げたわけではないですよ、あなたの邪魔になると思い離れていたんですとか白々しく言うタイプだよ絶対。

残念ながらシマボシからも共に行動せよと命令されてしまいました。所詮は社畜、会社の命令には逆らえませんね。ウォロも何やら私に頼みがあるみたいです。なんだろう、結婚かな?
式場は高台ベースでと言われたので早速向かいましょう。ストーカーを追うの新しいな。

ベースへ行くと、めちゃくちゃ雨降ってました。凶兆すぎ。
雨に濡れながらウォロが待っています。ヒスイには傘の概念ないのか?どうぶつの森の住民でさえ雨の日は傘差してるんだが。
横殴りの雨に打たれながらもウォロは何だかテンション高くて怖いですね。オタクの早口みたいになってますね。
高台ベースにある象形文字を見るように言われます。てかこんなところにこんなのあったっけ?ムベさんと戦ったところでは見たけど全然気付いてなかったわ。その上の岩にしか登ってなかった。
湖の三匹とか伝説のポケモンが描かれていますが、ウォロは何と書かれているか想像がつくみたいですね。すごいじゃん。なんかBWの海底遺跡思い出すわ。あれより情報量が少ないから余計解読難しそうですね。

全なる神のかけら、勇気あるものはポケモンと心通わせ、かけらの在り処を探し出した。と書いてあるとウォロは言いますけど、いやお前…超訳すぎるだろ。象形文字をさらにウォロ語に訳してるだろ。
このアルセウスの絵を全なる神と訳すところがもうウォロ語じゃん。アルセウスはアルセウスでいいだろ。あっそうかこの時代の人達はまだアルセウスを知らないのか?と思ったら、いや普通に知っとんのかい!!!じゃあアルセウスでいいだろ!!アルセウス(固有名詞)だと別の表現に使えなくて不都合だからか!?じゃあいいよ(雑)
在り処のところにパルキアの絵があるので、場所とか空間系の言葉にパルキアが使われているんですね。類語辞典を片手に想像しながら読んだとて絶対わかんないですね。よく読んだなウォロこれ。趣味で考古学やってるレベルじゃねーよ。転職しろよ。

ハローワークの職員と化していましたが、ヒスイに就職氷河期はありません。アルセウスという名はご存知ですよね?と言われ、知らんと答えたらじゃあお前の使ってるそのスマホは何なんだよと言われそうですから、素直にまぁねと言っておきました。もちろん知っています。これはポケモンレジェンズ俺のアルセウスだからです。2009年に配布で手に入れたそのポケモンを失った私にとってはある意味忘れたい名前ですけど、そのトラウマを払拭するためにも必ずこのゲームをクリアしたいと思っています。

全なる神はアルセウス、かけらはプレートと解説されますが、じゃあ最初からそう言えよ。アルセウスのプレート、で済むだろうが。
セキに似てきたんでしょうか、回りくどく話が長いウォロに因縁をつけずにはいられません。挙句持ってるプレートを読めとまで言われ、これは図鑑完成のための旅じゃなく、ウォロと巡る遺跡解説ツアーなのだとやっと理解しました。騙された。オタクの自分語りに付き合わされちゃうよ…。

宇宙生まれる前その者一人呼吸する…のプレートはアヤシシ様からもらったやつですかね。その者こそがアルセウスというポケモンなのですと言われますが、知っています15年前から。全部既出。
全てのプレートを集めましょう!と唐突に言われますが…いや何のためにや?お前の趣味のためか?このプレートがシンオウ神話を紐解く鍵になり、紐解くことによって伝説のポケモンの居場所がわかって図鑑完成を達成できるという話ですか?オッケー。ウォロ語を理解しつつあるわね。

プレート探しと称して険し林に連れ込まれてしまいましたが、オヤブンビークインの強襲により既成事実を作る事は叶いませんでした。この意味深にぽつんとある池のような水溜まり、なんか意味があるんじゃないかと思ってましたがウォロとの雰囲気作りのためだったんですね。そんなわけないだろ。

オヤブンビークインに対し、無敵のスタープラチナでやっちゃってくださいよぉ!状態で完全に他力本願のウォロもついでに殴りながら、無事戦闘を終えました。でかい蜂は怖いですね。サイズ感って大事なんだなって最初のオヤブンコロトックの時から感じています。
そんなクソデカビークイン、何故かプレートを落としていきました。こんな普通にオヤブンが持ってるもんなの?今までの格調高い貰い方はどうしちゃったのよ。
そしてウォロに心当たりのあるプレートはこれだけだったようですね。どうやら彼はプレートを全て集めると何か起きると思ってるみたいです。ドラゴンボールか?

男全員おくれーッ!と神龍に願う前に次に行きましょう。他に手がかりはないので、プレートに詳しい人に会いますかと言われた瞬間、私は奇声を上げて喜びました。

コギトさん!?コギトさんのところ!?行くよ!早く行こうよ!ていうか私は最初からそのつもりだったんですよ!お前がしゃしゃり出てこなければ即隠れ里だったのに…お前なんか…お前なんかいつも勝手に私のあとをついてきてればいいんだよ…一緒に行動してたら…好きになっちゃうだろうが…。嫌な性癖だな。
あかいくさりの礼もあるし会っておいた方がいいのでは?とマジでどの立場から言ってんだお前はと投げ飛ばしたくなるくらい偉そうなウォロを引き連れ、コギトの元へ向かいましょう。かつてコギトがウォロのこと偉そうって言ってましたけど、やっと痛感できました。クリア後から顕著に偉そうな態度が言葉の端々から感じられますね。程々にムカつきますが私には振り回してくる男を愛してしまう悪い癖があるので問題ありません。張り切って隠れ里へ行きましょう。

てかお前と一緒じゃない時に謝礼の品と共に行きたかったよ私は…。それとも用事がないと行きづらい私のためにコギトと会う口実を作ってくれてるという事でしょうか?いい奴じゃん。好きだな。LOVE2022だな。
ていうかコギトを紹介してくれた件についてお前にも礼を言いたい気持ちあるぞ。これがセキだったらお礼のキスをしているところだが、お前にはキルフェボンのタルトをくれてやる。本当にもらって嬉しいやつじゃねーか。

というわけでコギト邸へ。
すごいことをしたといきなり褒めてくれました。コギトしゃん!しゅき…エンディング明けのコギト、脳が溶けるわ。顔の造形ほぼ同じなのにウォロとはマイナスイオン放出量が違いすぎる。やはり人間に大切なのは中身なのだと思い知りますね。

しかし暗に何の用?と言われて傷つきました。でも用がないと来ちゃ駄目なの?つったら、そうじゃな…イモモチの一つでも持ってくるなら考えてやるかのうって微笑んでくれたのでよかったです。序盤から妄想です。
何の用かっつーともちろんアルセウスですよ。コギトが何か知っていると踏んでここへ来たのです。なんでも知ってるからねコギトさん。私がなくしたアルセウスの居場所も知っててほしいですね。

有力かどうかはわかりませんが、謎多き古のシンオウ地方の情報をコギトさんは教えてくれました。
千年も二千年も前から、コギトの先祖である古代シンオウ人は、アルセウスをヒスイ地方を生み出したポケモンとして崇めていたようです。すでに始まってますね。意味のわからなさが。
いや古代シンオウ人って誰だよ。初見。そういえばコンゴウ団とかはシンオウ様を崇めるために他所からやってきた人々だとヨネが言っていましたよね。デンボクたちも最近来たばかりのよそ者だし、本当にずっとこの地にいるのが古代シンオウ人、つまりスーパー現地人ということでしょうか。今のところコギトさんしかその系譜の人に会っていないのでもうほとんどいないんですかね。
アルセウスを崇めていた古代シンオウ人の子孫しかアルセウスの事を知らないから、これまで誰からもアルセウスの話が出なかったという事なのでしょうか。ポケモンレジェンズアルセウスなのにアルセウスの文字がスマホからしか得られないのおかしいと思ってたんですよ。ヒスイの人が最初に知るアルセウスの情報がアルセウスフォンって何なんだよ。いざ本物のアルセウスを見た時に、あっアルセウスフォンの人だ…って思われるだろ。やだよそんなアルセウス。吉永小百合のような高嶺の花でいてくれよ。

実際コンゴウ団シンジュ団もディアパルをアルセウスだと勘違いしてましたから、マジで誰も何も知らんという事はよくわかりました。ウォロは調べてるうちにアルセウスに辿り着いたんですね。趣味のレベルじゃないのよお前のは。
そんな秘められしアルセウスの手がかりとなるプレートを、バサギリやアヤシシ様たちはどうして私に授けてくれたんでしょうか。先祖代々受け継がれてきた大事なプレートですよね。こういうのって私の死後はまたアヤシシ様たちに戻されるんですかね。メルカリとかで売られたら困るんで返しといてください。
まぁ私はアルセウスの息がかかった者ですから?私が現れたらプレートを授けるよう美輪明宏が直接脳内に語りかけていたのかもしれません。プレートを手がかりに全てのポケモンと出会ってアルセウスに会いに行けという話でしょうかね。マジでそんなに会いたいなら今すぐ会ってくれ…帰ってきてくれアルセウス…お前でしか埋められないんだ傷ついたこの心の風穴は…。

悲しい事を思い出してしまいましたが、もう一つ悲しいことがあります。頼りのコギトさんも、残念ながらアルセウスの事は何も知らないようです。
しかし姑息なウォロは、私が落ちてきた理由がアルセウスに関係あるかもしれないと言ってコギトの同情を買い、話を聞き出そうとしました。
お前…コギトが私を愛してるのを利用しやがって…。お前は私が落ちてきた理由とかより自分の好奇心のためにアルセウスのことを聞きたいだけだろうが…。でもコギトが私のために知恵を絞ってくれる姿を見れたからOKです。ありがとう。ウォロのそういうところ好き。あと顔。あと俺のものにはならなそうなところ。難儀な性癖じゃのう…。

アルセウスの事は知らないコギトですが、ヒスイにいる伝説のポケモンには詳しいので、何か足がかりになればと教えてくれました。いやでも数多ッ!さすが伝説バーゲンセールと呼ばれたダイパだわ。これ全部捕まえんの?その間ずっとウォロと一緒なの?最高そして最悪。必ずどこかで背後から奇襲されると思う。突然川に突き落とされて、低体温症になったら大変です!服を脱いで温め合わないと!とテントに連れ込まれるに決まっています。
水辺に近づかない事を誓いますが、さっき家にいたはずのウォロが瞬間移動してすでに外にいたことに驚き、この男からは逃げられないと悟りました。一緒に外へ出た風でもなかった。もう先に待ち構えてたから。こいつだけポケモン二周目アルセウスだから。
でもコギトが頑張れよと言ってくれたから頑張るぞ。健気。

引き気味の私とは裏腹に、コギトの話を聞いて、やはりポケモンが鍵なのですねとウォロはハイテンションです。確かにプレートをくれたのは常にポケモンでしたからね、ポケモンが持ってるんじゃないですかね。
プレート裏の文字を読めばアルセウスに会えるかもしれないと言いますが、いやでも私15年前から内容知って(以下略)
そもそもアルセウスからは全ての男をモノにしろと言われてるからそれを達成すればきっと会(以下略)
アルセウスとはどんなポケモンなんでしょうかとウォロはわくわくしてますが、私は15年前に(略)
てか壁画に描いてあったじゃん。あれだよ。声が美輪明宏。
というわけでポケモン探しの重労働は私に、そしてウォロは心当たりを探るようです。おいさっき心当たりはビークインのところしかないっつってただろ、絶対サボるじゃねーかこいつ。その辺で煙草吸ってんじゃねーぞ。

しょうがないので張り切ってプレート探しに行きましょう。
コギトの話だと始まりの浜にヒントがあるみたいですね。まずは近場から向かうか…と村に帰ったら、すでにデンボクが待ち構えていました。最後のキングを鎮めても出迎えてくれることなどなかったデンボクが、初めて私の帰りを待っててくれたのです。感動しました。
ようやく私の事をコトブキムラの一員として迎え入れてくれたんだなって…そして後妻にも迎え入れてくれるんだなって…そう思うと目頭が熱かったですよ。いろいろあったけどこれからは二人でギンガ団を支えていこう。信じてくれたデンボクのために私…頑張るからさ。

目的は結婚ではなくプレートなのを完全に忘れていましたが、デンボクはコギトから私がプレートを集めている話を聞いているようです。ウォロと一緒なのも把握されていました。
ちょっとコギトさん…余計なこと言わないでよ…デンボクが私とウォロのこと誤解したらどうするのよ、やっと後妻に納まれそうなのに…。ハッ!そ、そうか!私とデンボクの結婚を阻止するため、コギトがわざと波風を立たせようとしているとしたら…?
コギト…そこまで私のことを…わかった、あなたの気持ち…受け止めるわ。もう迷わない、私をずっと待ち続けてくれたコギトさんのために…役目を終えて自由の身となったあなたのために…私の人生捧げるよ。いま帰るから待っててね。早く行け浜に。

プレート一枚得るごとに求婚せずにはいられない病気を抱えながら、始まりの浜へ行きます。デンボクがプレートについて何か知ってるみたいですね。逆になんでコギトはここにあること知ってるんでしょうね。やっぱウォロと血縁関係があるからストーキングの才能もあるという事かもしれませんね。
浜へ行くと、いきなりデンボクが甲冑姿になっていました。なんでや。ちょっと待ってて、って私を待たせて着替えたんか?最初から着とけよ。忙しいんだよこっちは。

桟橋に立つデンボクは、感慨に浸りながら海を眺めています。それを後ろから眺める私…。これは突き落とせというフリ…でしょうか?死ぬぞ。
すると、あれこれ言わずに立ち合え!といきなり勝負を仕掛けられました。そういうことなら…わかった!落ちろ!そっちの立ち合いじゃねーよ。
裸で温め合うチャンスを棒に振り、テンガン山ぶりの勝負ですね。1体増えてますね。相変わらずカッチカチの手持ちで神経がヒリつきますが、どうにか勝ちました。ヘラクロスが増えてたのは童心を取り戻した事を示唆してるんでしょうか、それとも単に相撲好きなだけでしょうか。

テンガン山の時より強くなってると言われ、寄り道しかしてない事を誇ります。図鑑のために大量発生を大量粛清してるからな、命の数だけ強くなれるよ。
戦いを通じ、私にとってポケモンは、敵ではなく共に遠くへ歩むための大切な存在なのだとデンボクは改めてわかってくれました。本当そう。大量粛清とか全然してない。何より大切な存在だもんね。
遠くへ歩むため、って言葉がよかったですね。常に秘伝技とかライドポケモンとかの力を借りて遥か遠くまで進んでいってますからね。ポケモンと共に開拓してきたヒスイ地方があるからこそ、困った時に手を貸してくれるダイパリメイクのビーダルのような存在が今のシンオウにいるのかもしれないなと思いましたね。

そんな私の強さ優しさ美しさに胸打たれたデンボクは、唐突にこぶしのプレートをくれました。
え?デンボクがプレートを持っていたということは…デンボクもポケモンだった…ってこと?
既婚ポケモンのデンボクは、この浜に辿り着いた時にプレートを拾っていたようです。不思議なパゥワーを感じて今まで何となく持っていただけのそれが、始まりの浜に落ちてきた私の手に渡るという運命としか言いようがない巡り合わせに、デンボクもシンオウ様の導きを感じています。この地に生きるもの全てがシンオウ様に導かれているとしたら…私が至る所でウォロと出会うのもお導きゆえ…という事か?彼はストーカーではなかった…?信じていいの?この運命を…。

愛した男をストーカーだと思いたくない健気な私ですが、どう考えてもストーカーです。悲しい現実に目を背けていると、お前のような才ある者が調査隊員でよかったとデンボクに言われ、救われた心地です。
知ってると思うんですが私は俺TUEEEEEE主人公が好きなのでゲームでも無双したいタイプなんですけど、でもそれって盛り上がりに欠けるんじゃないか?力でねじ伏せてる感もあるし…と思わないこともないわけですよね。でも私が才ある者でなければテンガン山でデンボクに敗れ全てが終わっていたと言われた時、揺るぎない強さの価値を納得できてよかったですね。そもそも今回は切磋琢磨し合って冒険する物語でもないですしね。力で全てを解決するゲームだったわ。あれ…?いつもと同じじゃ…?

脳筋の私ですが、私の調査で得たポケモンの知識は私達の行く先を照らす光となるとデンボクが言ってくれたので、これからも脳筋でいこうと思います。
なんかグッときましたね。ポケモンのことを知っておく必要がある、くらいだったのが、今や光となるんですよポケモンの存在は。あのデンボクがそんなこと言うんですよ…変わったなお前…私と結婚したおかげだな…(事実の捏造)

挙式も終えたし次のプレートに行きましょう。
火吹き島が気になるので向かってみます。別にガラナに未練があるとかではないです。全然。まぁもし別れた時は一報ほしいですけど。狙ってんじゃねぇよ。
海岸に行くと、すでにカイとガラナが待ち構えていました。そしていきなり惚気をかまされて古傷を抉られました。
何でなんだろうな…ススキにあって私にないものって…一体何なんだろう…きんのたま…とか?そういうとこだろ。

何故私を待っていたかというと、相談があるようなのです。振られたとはいえ一度は愛した女…いいだろう。なんでも話せよ。まぁ見当はついてる。海の伝説の謎が解けない…だろ?それはお前だよ。
鬼畜マナフィの件ではなく、どうやらタイムリーに火吹き島で何かが起きているみたいですね。暑いからカイは乗り気ではないようです。凍土であの感じなら冗談抜きに死ぬんじゃないか?やめとけ。ここは私とガラナで行くから。カイは無理せずお留守番してなよ。ね?
さりげなく二人きりになろうとしてしまいましたが、ガラナの前だと甘えた口調になるカイさんいいですよね。集落で親のいないカイはガラナに懐いてた的な話を聞きましたから、そう言われると確かに親子みたいな雰囲気も感じられて良いです。是非私とカイの結婚式ではカイと腕組んでバージンロードを歩いてほしいものですね。

さっさと火吹き島へ瞬間移動すると、何故かススキも待っていました。おい何さらっと登場してんだ、何も関係ないだろお前は。ウインディのキング場にいる事がまるで自然な事のように振る舞いガラナと親密な様子を見せつけやがって…。お前があの時颯爽とガラナを救っていなければガラナの心は俺のものだったのに…でもあの時身を挺してガラナを救わなければ彼女の命も今のヒスイもなかった…クソ…いい奴…お幸せにな…!別れたら一報ください。

私のやるべき事はガラナとススキを手に入れる事ではありません。プレートです。
ガラナはウインディのお世話があるからススキとカイに火吹き島の調査を任せたみたいですね。まぁウインディ攻略RTAのためには誰かが立ってないといけないからしょうがないですね。一生やらないけどね私は。
島の中に火口の祠とやらがあるみたいです。何となく何がいるか予想がつきながらも入っていくと、やはりあの壁や天井を這う事で有名なポケモン、ゴキブロス…いやヒードランがいました。ごぼごぼ鳴いていますね。溺れてんのか?私の愛に?
なにかいるよ!とカイに言われますが、見えてるよ普通に。ヒードランだよ。丸くて可愛いですね。

と思ったらいきなり戦闘始まって思わず引き返しました。もしかして肉弾戦?嫌なんですけど。自分の力で戦いたくない、ポケモンを使役して己の手を汚す事なく全てを完結したいんだから勘弁してくれよ。
クズすぎる罰が当たったのでしょう。至る所にある泥団子を拾って投げつけるという特殊なSMプレイを強いられ、私こんな事をするために生まれてきたのか?とさえ考え始めます。最初何したらいいかわかんなくてうろうろしてましたが、どうにか泥まみれにして捕まえてやりました。プレートも手に入り、手に入れられないのはガラナとススキだけだという事を痛感させられます。本当に解せませんね。
暑がるカイの変顔を見せられて火吹き島の調査は終わりました。カイとガラナの親子のような姉妹のような友達のようなその全てが混ざったような関係よかったですね。このまま次行きましょうね。

そろそろフリーの男を摂取したいな…と思ったので迎月の戦場へ向かいました。いつでも動機は不純ですが、ここにはいつでも男がいるので最高です。
案の定ツバキが出迎えてくれました。ユウガオさんもいますね。介護でしょうか?いやツバキの方の。お疲れ様ですね。
いきなりクレセリアについて知ってるか尋ねられ、ポケモン何年やってると思ってんだ?と威嚇しながら頷きました。迎月の戦場だからクレセリアが出てくるという事でしょうかね。
ユウガオさんがクレセリアのみかづきのはねを持っていると素晴らしい夢が見られるという話を教えてくれました。羽根を手に入れて一妻多夫制の夢を見なされってこと?いつも見てるから安心しろ。そして私がヒスイを統べた暁には現実になる。待ってろヒスイの男たち。私を英雄にした事を後悔するといい。

でクレセリアがどうした?と思ったら、迎月の戦場をうろついているとの事でした。マルマインがビビって隠れてしまったのがツバキは心配みたいですね。可愛いですね。ここは私が人肌脱いでツバキを安心させ、アネキと呼ばせてやりましょう。普通に頼ってきてるのも可愛いですしね。
ユウガオさんと一緒の時はツバキもおとなしいみたいです。精神年齢が近いキクイとだけ張り合ってるんでしょうか。向こうは鉱山王になるんだから仲良くしとけよ。私はもうゴマ擦ってる(カス)

カスでもクレセリアを捕まえる事はできる!泥団子戦で身につけたテクニック見せつけてやるぜ!というわけでクレセリア戦です!
広くて動きやすい!などと絶賛していたのも束の間、方向感覚がダンデなみに狂って絶望でした。左を押してるのに右に行きます。なんでそういう事する?こっちはカップリングの左右にこだわらない人間だぞ、方向キー操作は苦手に決まってるだろうが(?)
あんまり動きたくないのでポケモン出して捕まえました。ポケモンはなくてはならない存在だと改めて感じましたね。一人じゃ男の元へも行けないもんね。
無事にプレートを手に入れると、ツバキとユウガオがやってきます。クレセリア、みかづきのはねはくれませんでしたね。あれってダークライの悪夢にうなされてる子供に使ってやった覚えがあるので、私欲にまみれた夢を見ようとしてる私には渡せないという事でしょうか。納得しかなくて悲しいです。
まぁツバキに褒められたので良しとします。じゃあ今夜ツバキの夢に…会いに行くね。キモいのよ。単に。

さすがに心を浄化しましょう。ツバキとの別れは名残惜しいですが次は湖巡りです。
アグノムユクシーエムリットは順調に捕獲しました。あまりに順調すぎて、エロ同人描いてる人達はやっぱウォロの局部を露出させる時の効果音はボロンじゃなくてヴォロンなのかな…などと世界一どうでもいい事を考える余裕すらありました。全然浄化できとらん。

一度汚れた心は簡単に美しくなどならない…それを痛感しながらいよいよ最後のプレートです。でも数えたら15枚しかなかったので2枚足りないですね。18タイプのうちノーマルを除いた17枚がこれまで我々が得ていたプレートの知識ですから、まだ終わらない予感がします。盛り上がってきましたね。早速キッサキ神殿に向かいましょう。

どう考えてもレジギガスがいるのは明白なので、どう見てもレジギガスなデザインの扉の前にやってきました。ドータクンに怯えてあまり探索してませんでしたからここに来るのは初めてです。
なんかトーナメント表にも見える扉だな…とどうでもいい事を考えていると、なんとセキがやってきました!

おい!!セキ!!好きだ!!結婚しよう!!!
こんな場所で偶然出会えるなんてことがあるか!!絶対運命黙示録だろ!!時のメッキの失楽園だろ!!最初からお前しかいないと思っていたんだ、あのストーカーに追いつかれる前に早く!!ここにサインを!!

ワサビもいるというのに取り乱してしまいました。久しぶりの正統派イケメンでつい…。まともな人間に触れるのが新鮮だったんだ…許せサスケ…。
おかしな奴とばかり交流していた反動でセキへの愛情が爆発する私でしたが、セキに求婚している場合ではありません。ワサビの千里眼の言う通り、キッサキ神殿を探りに来たのです。
今はお前に構ってる場合じゃない…とセキを押しのけますが、主人公は不思議な出来事に巻き込まれやすいんだよな、なんて笑顔で言うもんですから、危うく悪魔のキッスで眠らせてしまうところでした。

はあー?なんだその彼氏面は。こいつの事はわかってるんだよ的な。俺が手助けしてやらなきゃならないんだよ的な。まだ手も繋いでないのに何なのよその思わせぶりな物言いは。夢女を惑わすのも大概にしろよ。ありがとうございます。好きです。本当にセキと結婚するような気がしてきました。
てかワサビの千里眼で私が見えたからセキもここに来たって事ですよね?好きじゃん。それは恋じゃん。相思相愛じゃん。ワサビも私とセキが結婚してる未来が見えてるじゃん。もうプレートとかどうでもいいじゃん。挙式だわ。式場はこの扉の向こうだな?行こう。愛を誓いに。

しかし、どんな事をしてもこの扉は開かないと二人は言います。中には南の大地を引っ張ったポケモンが眠っていると言いますが…そんな事はいいんです。扉が開かないとセキと結婚できない、それが重要なんです。
おい重機持ってこい!と力業で解決しようとする私でしたが、これまで集めたプレートが突如扉に反応しました。岩鋼氷のプレートが扉を開く鍵だったようです。
そうか…プレート集めの苦労は全て…セキと結婚するためにあったのか…。ウォロのオタク語りに付き合わされたのも報われる心地だな…。
いよいよヴァージンロードを歩く時です。拾ってくれたラベン博士、回避を教えてくれたテル、昇給してくれたシマボシ隊長、そしてこのヒスイに連れてきてくれたアルセウス、今まで本当にありがとう。今日から私はセキのものに、そしてセキは私のものになります。健やかなる時も病める時も、これを愛し、これを敬い、この命ある限り真心を尽くす事を誓います。さよならウォロ…幸せになるわ…あなたの分まで…。

扉の向こうへ歩き出すと、牧師の姿が見えました。3.7メートルくらいある気がしますが、そんな時もあるでしょう。そして何故か牧師と戦闘になり、何故か捕獲し、何故か指輪の交換ではなくプレートを手にすることになりました。

ていうかなんだこのプレート!?まっさらプレート!?知らん!初見。茶番も忘れて二度見しました。
ノーマルタイプのプレートはなかったはずなので新たに追加されたという事でしょうか。という事は依然としてあと2枚残ってることになりますね。意外と先が長そうですね。
牧師ことレジギガスを無事捕獲し、セキとワサビも図鑑の完成を楽しみにしてくれています。二人のためにも完成させたいですよね。セキには私が手作業で写した愛情こもった図鑑をプレゼントしたい、そう思います。大事にしてよ。私だと思って。

結婚式はレジギガスに妨害されましたが、これでコギトから聞いたプレートは全て集まりました。二人の愛の巣、隠れ里に戻りましょう。
残念ながらウォロもいるのでコギトと二人きりにはなれませんでしたが、佳境なせいかウォロが異様にハイテンションですね。とても美魔女に放つ声量ではありません。うるさいから外出てろお前は。私とコギトはこれからプレートでドミノすんだからよ。
他にもプレートの情報を持っていると思ってるのか、ウォロはコギトにもっと教えろと迫っています。まぁ足がかり程度にくれた情報でプレート全部拾いましたからね。コギトの何気ない情報がプレートに繋がる可能性がある事は理解できます。できますけど図々しいぞ貴様。お前マジになんもしてないだろうが。私だよプレート集めて求婚しまくって大変だったのは。お前も少しは協力して私と結婚しろ。牧師ギガスも持ってるぞ。

すいませんねうちの奴が…とウォロの無礼を謝っていると、コギトが木材を三つ用意してくれと言ってきました。ウォロは用途が理解できず不思議がっていますが、私にはわかります。ウォロを殴るため…ですね?張り切って取ってきましょう。
道具箱から持て余していた木材を持ってきたので、早速コギトに渡しました。ついでに婚約指輪も渡したかったのですがそっちは受け取ってくれないみたいですね…まぁウォロの前ですからね、二人きりの時にまた持ってくることにします。

一体木材3個にどんな意味が隠されているのでしょうか。二人でウォロを殴るにしても一つ余ります。ウォロも好奇心が抑えられないのかテンション高々に木材がプレートとどう関係するのか尋ねていますね。さっきから吹き出しの形が変わるほどハイテンションなのよ。興奮した長身の男普通に怖ぇよ。マジで木材が必要になるぞ。
ウォロがコギトに指一本でも触れようものなら、僕は悪にでもなる…空と君との間にそう誓いながらコギトの返事を待っていると、木材はプレートとは関係なく、まな板を新調するために使うと言うのです。

いやさすがに意味不明。どうした。そんなに…召してたか?年。
これにはウォロも半ギレです。板は板でもプレートを探してんだよと眉を下げていますが、この眉を下げた時の顔は本当に可愛いですね。男を困らせたいという私の性癖に刺さるために生み出された顔面ですね。
ずっと顔を見ているわけにはいきません。ウォロとコギトの他人にしては近い距離いいですよね。姉弟ほど近くはなく…親子ほど遠くはなく…友達ほどの壁もなく…みたいな。私もウォロと結婚してコギトさんに我儘言ったり甘えたりしたいですね。

ウォロを華麗にスルーし、コギトは私にまな板のお駄賃をくれました。木材くらいでコギトさんに何かもらえるならいくらでも集めてくるって話ですよね。
一体何をくれたんでしょうか。実印だと嬉しいのですが…と結婚で頭がいっぱいな状態でいると、なんと!コギトがくれたのはせいれいプレートだったのです!意外ッ!それは灯台下暗しッ!
これには普段敬語のウォロも、プレートじゃねぇか!と集中線を使いガチのツッコミです。すぐに丁寧語に直したけどおい、キャラブレしてるぞ。気性の荒さを敬語でカバーするのはポケモンあるあるですから怪しいですね。ネズさんとかゲーチスとか。

さっきからテンションが高すぎる事に引きつつ、まさかこれがプレートだとは思っていなかったコギトに、警察手帳を出すような手つきでプレートを見せます。どうやらプレートをまな板として使っていたみたいですね。冗談でしょ?シロナのだらしない部分ここから来てんじゃねーのか。
一体お古のまな板のどこが駄賃になるんだ?こっちは廃品回収業者じゃねーんだよ、と普段なら言ってるところですが、コギトなら話は別です。使用済みのまな板くれるわけですからね。ありがとうございます以外の言葉が出ねぇよ。セキからもらったカミナギの笛、コギトからもらったまな板、大事に大事に毎晩使わせて頂きます。ありがとうございます。

ウォロからしてみれば私の方がよっぽど薄気味悪い事でしょう。コギトがプレートをくれたことでウォロも随分とおとなしくなりました。これであと一枚ですからね。ウォロも全部で何枚あるか把握してるんでしょうか。まぁタイプの数あるのは簡単に推察できることですもんね。
コギトの手がかりは出尽くしましたが、ウォロはカミナギ寺院跡に行くことを提案してきました。ディアパルの像がある場所ですね。私もウソハチを求めて彷徨いましたのでよく覚えています。手がかりがないならとりあえずシンオウ様に縁のありそうな場所を巡るという事みたいです。
よし行け!って言うコギト最高でした。犬になった気分。なんかやっぱコギトとウォロ性格似てるな。変だしな。

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