アルセウス感想 7日目

【7日目】

テンガン山登る登る詐欺をし、ストーリーを進めるのも忘れて図鑑集めてました。いい加減登ります。今度こそはガチ。

ムベさんと戦った洞窟を抜けると、裂け目がめちゃくちゃ近いです。シンオウ神殿が見えてきましたね。右手にウォロが見えたのでそっちは無視しときました。話しかけるとつけ上がるからな。お前は黙って見とけ。
しょうがないから話しかけてやると普通に商売してました。初めて見たわお前が仕事してんの。

私を待っていたかのようにカイとセキが立っています。実際待ってたんでしょうけどね。仲良くしてたか?きっと私を巡って争っていたんでしょう…主人公と共に過ごした時を大切にするセキ、一緒にヒスイの地を駆け回った事に重きを置くカイ、わかり合えることはできないかもしれませんが、二人とも私にとって大事な婚約者ってこと、忘れないでよね。元々そんな覚えはねぇよ。

通常運転の私をよそに、二人は真剣そのものです。裂け目から見えた影はおそらくシンオウ様ともなれば、マジになるのも当然ですよね。
二人はデンボクに足止めされているようです。危険ですからね、キャワゆいブイズを連れている二人では太刀打ちできない事でしょう。何よりデンボクは私と二人きりになりたがっているはずですからね。ついでにあかいくさりも持っていきましょうね。そっちがメインだぞ。

来てやったぞデンボク!と坂道を走ります。ムベはどうした?と言われたら…意味深に笑っておいてやりましょう。安心しな、俺の男にしてやったよ。
いやそんな場合じゃない。なんだその格好!?か、甲冑!?ギャンじゃん。イカしてんな。呉服屋で売ってくれよ。
私がのこのこやってきた事に対して驚いてはいない様子です。わかっていたのでしょう、きっと私がこの異変を調査し、解決策をひっさげてやって来ることを。そしてムベを倒す事さえもね。正直負けそうだった事は黙っておく。汚いなさすが忍者きたない。
あかいくさりの話はすでに聞いているみたいです。セキが話をつけておいてくれたんでしょうか。私がウォロやセキの股下あたりを凝視する写真ばかり撮っていた事まで話してないといいのですが。

あかいくさりのことを信じていいのか?と聞くデンボクに、信じろと強く頷く私。しかしデンボクは頷いてはくれません。やはり股下凝視写真を撮っていたせいか…確かに信用できないよなそんな奴の人間性は…。
こうなったら力ずくで婚姻届に判を…と野蛮な思考に陥っていると、やって来たセキが一生懸命庇ってくれました。一緒にいたからわかるぜ、と言われた時は泣きました。
優しい…。歩き方だけがガサツな優しいセキよ…そうだよな、三匹のポケモンの試練…クイズ球投げアキネーターにずっと付き合っててくれたもんな。全てに懸命に応える私を見て心にくるものがあったのでしょう。そんなセキにシズメダマを投げようとしたこと、心から謝らせてくれ。すまなかった。この通りだ…。お詫びに結婚させていただきたい。必ず幸せにするから…。全然反省してないだろ。

デンボクにも立場がありますからね、怪しい私を信用してヒスイに何かあっては団に申し訳が立たないと思う気持ち…わかるよ。焼かれた故郷や失った同胞を思い、え?この状態からでも入れる保険があるんですか?ってくらい安堵安心安寧安全な場所を作る事を目指して懸命にやってきたんだもんね。村のみんながデンボクを信頼しているから、その責務は重いですよ。他の誰にも背負えないよ。
しかしセキは言うのです。デンボクの代わりに俺が責任取るよ、と…。取るよ!って言い方がよかったですね…必死になってくれてるんだなって感じが泣けますね…。そこまで私を愛して…いや信じてくれてるんですね。シズメダマを投げようとしても股下を凝視しても夢小説を捏造しても尚私を信じてくれる深すぎる愛、感動しました。聖人か?

そんなセキの私への熱い惚気、いや思いを聞いてデンボクもやっと頷きました。二人の結婚認めよう…と!違いました、より強い方が任務に当たろうと。つまり勝負です!
ナナカマド博士とは戦えないので嬉しいですねー!やっぱデンボクもポケモン持ってたんですね。いつかこんな日が来るような気がしていました。
正直カビゴンピクシーと硬いポケモン続けて出された時はキレそうでしたが、レベル上げの成果が出ました。挙句砕ける事が仕事のゴローニャですからね、守るための戦いですねデンボクにとってのポケモンは。最後の手段が逃げるためのウォーグルなんでしょうか。手持ちから人生が見えるのもまたポケットモンスターの醍醐味ですね。

敗北すると、デンボクは私を真の強者と認め、丁寧に座って土下座をしました。別に詫びろ詫びろ詫びろなんて言ってませんが彼なりの誠意なんでしょう。わかりました、受け止めましょう。そして愛情を倍返しだ。
さすがのセキとカイもドン引きして何も言えません。そんな目でデンボクを見るな。お前達も半沢直樹を見ればわかる。
カミナギの民のため、そしてヒスイのポケモンのため力を貸してくれと言われ、あのデンボクがポケモンのためにも頭を下げるんだ…とまた泣きました。調査してきた甲斐があったなぁと天を仰ぎます。言われなくてもこっちは最初からそのつもりだよ…。ただし条件がある、わかるよな?ここに判を押すんだよ(婚姻届を差し出す絵文字)
デンボクが私を認めてくれたの、やっぱりポケモン勝負をしたからだと思うんですよね。自らが恐ろしいと言うポケモンを育てて戦わせる事の大変さをデンボクは当然知ってるだろうし、私がここまで強くなっているという事は相当強い絆を結んでいるとわかったんでしょう。戦う意義を感じてよかったです。ただの脳筋ばかりではなかったんですね。

やっと動けるようになったと思ったらみんないなくなってウォロと二人きりにさせられました。おい!接近禁止命令中だぞ!
逃げるようにシンオウ神殿へ走ります。意外と狭い!
シンオウ様の加護を受けし十匹のポケモンの像がありますね。シンオウ様を思って作られた感あります。現代の槍の柱では見た事ないのでどっかでなくなっちゃったんですね。クレベースマジで平たいじゃん。テーブル。

じゃあ早速赤い鎖を使いますか!というところで突然、おや…?セキの様子が…?状態になります。どうしたセキ、お前…進化するのか?セキ…俊彦か?智一か?
大御所声優になったわけではありません。何かが心に語りかけてくると言うのです。

セキ…私はいま…あなたの脳内に直接語りかけています…結婚…するのです…私と…結婚するのです…。
という圧が届いたわけではなく、何かに乗り移られたような口調になっていました。われを…つかまえてみよ!とカタコトで言うものですから、一生離さない!と婚姻届に判を押しました。体を乗っ取られた振りをしないと私と結婚できないなんて…素直じゃないのね…。佳境なんだから真面目にやれよ。

セキに語りかけているのはシンオウ様でした。来るべき戦いにそなえて我を捕まえろとシンオウ様が言っているようなのです。
それを聞いたデンボクが、持っていけ、と何かを差し出しました。ここでついにマスボか…と思ったらハイパーボール10個でした。すくねぇよジジイ。ラベンは50個くれただろうが。

文句を言いながら、あかいくさりとハイパーボール10個を持って一歩前へ出ました。すぐ真上には裂け目があります。見上げると、突然地響きがしてムービーが流れました。こんなの立ってられないわ!抱きしめて支えてよデンボク!などと言ってる場合ではありません。いよいよシンオウ様が出てきます!
禍々しいホールから突風が吹き、見慣れた青い体が出現したところで気付きました。

ディアルガだ!

あっ!

もしかして…セキを選んだからディアルガなのか!?
マジかよ!そんな重大な決断を男か女で決めさすな!(それで決めたのはお前だけだよ)

あの二択にはそういう意味があったんですね!全然気付いていませんでした。普通に恋愛シミュレーションゲームの感覚でした。わかっていたとしてもセキを選んだはずなので問題ありません。ずっとパールがメインロムだったのでダイヤモンドは新鮮でよかったです。ビジュアルは普通にディアルガの方が可愛いと思っています。

凄まじい圧の中、あかいくさりが飛び出しました。この光景ダイパリメイクで二ヶ月前に見たわー。遊んどいてよかったー。
鎖はディアルガに絡みつき、纏っていた圧を打ち消すと役目を終えて散らばります。なんか犬が水を払い飛ばすみたいな仕草して可愛かったですねディアルガ。
そんな可愛いディアルガと戦闘に入ります!この音楽ー!原曲よりスローテンポで未知との遭遇感が増していいアレンジですね!!せっかくなんでディアルガとツーショット撮ろうと近づいたらやたら避けられました。なんでだよ。挙句ときのほうこうも当たりました。何してんだよ。
遊びながらもなんとか捕獲しました。いくらレベルを上げても易々と倒せないゲーム、脳筋にはつらいですね。

偉業を成し遂げ、静寂に包まれていると博士とテルがいつの間にか来ていました。ここもダイパと一緒ですね。私がギンガ団と死闘を繰り広げたあとやって来ては、回復してくれる事もなくパルキアを捕まえろと言いやがったナナカマドとコウキ、お前達の非道さを忘れていないぞ。
二人と違ってラベン博士は優しいです。さすがですと褒めてくれました。私とセキの関係がいつの間にか進展している事にヤキモキしていませんか?してほしいよ。なんか…最初から好きなんだよな博士のこと…火野正平に似てるからではなく普通に好きだな。ライチュウの図鑑を見るに出身はガラルで、くん付けで呼んできて、紫の帽子を被って髭を生やし、何より履いてるズボンがダンデのユニフォームを彷彿とさせ、愛した男のパーツが散らばっている、それがラベン博士なんですよね。断片的な視覚情報で人を愛するのをやめろ。
そうとは知らない博士は、戦闘から捕獲までしっかり見届けてくれたとのこと。私がディアルガとのツーショに失敗してるところは正直見ないでほしかった。あんなに避けることないだろ。傷心。

傷付いている間にまたもシンオウ様ことディアルガ様がセキに直接語りかけてきます。セキ…私は今…あなたの脳内に直接語りかけています…目の前にいる強く美しく凛々しいその者と…結婚…結婚するのです…と後押ししてくれるのではなく、なんともう一匹がやってくるので我と共に戦え!とのこと。まさかの展開にデンボクも思わず訛ります。
てかお前…なんかガサツだと思ったらやっぱり関西人か!さては調子こいてると琵琶湖の水止めっぞ?が口癖だな。
故郷は焼かれたとのことでしたがジョウトのことだったんでしょうか。どこ?ムベの正体から察するにようこそ忍者の里へで有名なチョウジタウンか?じゃあなんで氷の抜け道焼いてくれなかったんだよ(みんなのトラウマ)

あかいくさりが砕けた今、いかに私といえどもう一匹と対峙するのは無理やろ!とデンボクは吠えますが、ディアルガ様が我と共に戦えというので戦うしかないんじゃないでしょうか。
すぐに裂け目からパルキアが出てきました。さっきはあかいくさりのおかげでどうにか抑え込めましたが、もう力を使い果たしたので鎖は木っ端微塵です。パルキアの凄まじい圧に為す術なく、デンボクのコテコテの関西弁に諭され、一旦退却しました。

全員で山頂ベースに逃げ込んできましたね。状況整理のお時間です。
裂け目から溢れるとんでもエネルギーが雷となり、キング達を荒ぶらせていたのではと博士は言います。何かが雷を落としたというよりは裂け目が開いてること自体が雷を生み出す原因だったようですね。
シンオウ様が二匹いたことにセキは驚いてるようですが、そんな事はダイパ発売当初から知っているので何の感慨もありません。男を選んでディアルガになった事の方が驚きです。とりあえずどちらの団も間違ってない事がわかったので団同士の争いはなくなるんじゃないでしょうか。私がもっと早く…15年前にここへ降り立っていれば無駄な血が流れずに済んだかもしれないと思うと悔やまれますね…まだショタだったセキを手懐けることもできたでしょうに…無念ですよ。

再びデンボクからの謝罪と謝礼がありましたが、もういいよその話は…気にしないで。婚姻届に判を押す約束でチャラって言ったじゃない。おかげでコギトにも会えたし…いや、待てよ。何もギンガ団を追われずとも、空の異変について何か知っている人物の元にウォロが案内してくれたであろう事は変わらないと思うから、別に追放されなくてもコギトには会えたんじゃないか?単に居場所のない私に隠れ里を提供してくれたウォロに借りができただけじゃん。ふざけるんじゃないよ、何を要求してくるかわかりませんよあのストーカーは。借りを返すため水着は白と黒どっちがいいか選べとか言われるかもしれません。どうでもいいわ。黒にせえ。

お通夜みたいな空気の中、情緒より事実を重視するラベン博士が事態解決に向けて口を開きます。最初はあんなにクソザコ版ポルナレフって感じだった博士も、私と出会って逞しく成長したようですね。雨に晒され風に晒され吹雪に晒されようとも決して傘を差さずベースに居続けた事で強靭な肉体と精神を手に入れたのでしょう。入っとけよテントに。

本題ですが、この事態をどうすべきか、セキがディアルガとの脳内会話でヒントを得ていました。
あかいくさりと人が作りし器…つまりモンボの格好いい言い方ですね、そしてうちゅうはじまりのいしを合わせたものを持っていき、ディアルガと共にシンオウ神殿で乱れた空間をおさめよとドヤ顔で言っているみたいです。
うちゅうはじまりのいし、語感がいいですね。あかいくさりの欠片はカイが集めてくれていました。有能です、もうただのメンヘラとは言わせません。
モンボは普通に作れるとして、うちゅうはじまりのいしだけが何だかわかりませんね。道中でそれらしいものは出てきてないような気がしますが…私が男にうつつを抜かして気づいていないだけの可能性もあります。ポケモンは何かと石がキーアイテムですからね。ルビサファみたいに持ってた隕石が実は重要なものだったみたいな展開もあるかもしれません。まぁ何も持ってないですけど。強いて言うならセキという名のダイヤモンドがずっと私のそばにいてくれましたが…もしかして必要なのは愛…ということ…?違います…とディアルガが脳内に語りかけてきました。残念です。

石の事といえばダイゴですが、まだダイゴはこの世に生を受けてはいません。代わりにキクイがいます。鉱物への理解が深く、鉱山資源の採掘まで行なっているというではありませんか。そういえば海岸に行く前に石の話してくれましたね。小さくてももうヤーコンですね。
そしてもう一つ手がかりがあります。それはプレートです。メッセージが刻まれている事をウォロが博士に話していたようです。私だけでは飽き足らず博士にまで自分の趣味の話を聞かせていたとは驚きでした。調査隊はキャバクラじゃねーんだぞ。

だいちのプレートにヒントが隠されていました。宇宙生まれし時そのかけらプレートとする、の記述ですね。全然意味わかりませんね。宇宙が生まれた時に生じたこのプレートが、うちゅうはじまりの石なんでしょうか。でもプレートを材料にするわけにはいきませんよ。ウォロが怒るじゃん。プレートをあかいくさりとモンボと煮詰めて溶かしてパルキア討伐に使うだなんて許せません!神話への冒涜です!つって私を監禁しかねないでしょうが。
などという心配は杞憂でした。プレートは煮詰めません。プレートと同じ材質の石を探せば、それがうちゅうはじまりのいしとなりますので、それを使えばいいとの事です。しかもウォロに頼まれたキクイがすでに石の在り処を知っているそうなのです。
いやウォロ怖。めちゃくちゃ先回りしてんじゃん。コンゴウ集落でもプレートについて聞き回っていたとセキはさらっと言いましたが、いや怖いよ私は。私の後をついてきてるというよりは私を先回りしとるやん。もしかしてお前…ポケモンレジェンズアルセウス二周目…?
忘れようストーカーのことは。今は目の前の事件ですね。そういえばウォロもシンオウ神殿の近くにいたはずですが、道中会いませんでしたね。まさかパルキアの圧で…死…?わかりました、つらいけど…亡きウォロが残してくれた情報を元にうちゅうはじまりのいし、探していきましょう。勝手に殺すな。

うちゅうはじまりのいしは長すぎるのでオリジン鉱石と名付けられました。語感いいのにな、うちゅうはじまりのいし。

キクイを待っていると、暇を持て余したツバキがやってきました。山頂ベースと迎月の戦場近いですからね、マップでよく間違えて選択してしまいますよね。
ていうか…おい、今セキと二人きりで話してんだろうが。察せや。カップルチャンネル配信中だぞ。
察せないツバキは役目がほしいと駄々をこねます。わかったよ…じゃあこの紙の証人欄に名前書いてもらっていいか?何よりも大事な任務だ、頼んだぞ。
もちろんサインしてくれるはずもなく、マイペースなツバキに腰抜けでなかったことを褒められ、何故かツバキ賞であるスイートトリュフを三つ頂きました。なんで?セキと口移しで食べろと言うことでしょうか?もはや夢小説を生成するのに一秒もかからなくなってきました。もしかしてこれが…早業…?うるせぇよ。

男に挟まれて上機嫌でいると、カイとキクイがやって来ます。
ベストキッドのキクイよりもキッズなツバキ、面倒臭くてうるさくて可愛いですね。緊張感を全く感じさせません。シンオウ様が二匹いたとわかってもそう簡単に団同士のいさかいはなくならないようですね。でもディアルガ様のお言葉を聞いたリーダーのセキが偉ぶることなく、シンジュ団のキクイに教えを請う姿勢を見るときっと変わっていけるだろうなと感じます。尊いね。スイートトリュフ一個あげるね。

オリジン鉱石を求めて、太古の洞穴へ行くことになりました。その前に博士に図鑑の報告に行ったのですが…ディアルガ捕まえたのに912円しかくれないとかそんなことある?労働環境劣悪すぎだろ。
労基に訴えてやる!と走り、洞穴へ辿り着きました。不穏な色の壁が見えますね。採掘はキクイに任せてセキとイチャつくか…と思っていたところ、なんと余分三兄弟が!いや野盗三姉妹が現れました!
誰だよ、とマジレスするセキでしたが、オタケを見て驚愕します。オタケはコンゴウ団、オウメはシンジュ団の出身だったみたいですね。なんか村人からそんな話聞きましたねそういえば。ていうか本当の姉妹じゃないのに本名が松竹梅なの逆に運命だろ。すげーな。
何しに来たかと思えばお宝求めて我々を尾行していたようです。金にはならないと思いますし、空を元通りにするために必要なものだからやめなはれとカイも諭しています。裂け目が広がり続けてしまっては盗賊どころではないですからね、大人しくお帰りいただきたい。
と言って帰るはずもないですから勝負です!珍しく三対三なので、私がオマツの相手をすることになりました。ありがとう。オマツ推しだからありがとう。

普通にレベルも上がって敵も強くなっていましたが倒せました。なんかよくわかりませんけど、三人なりの激励だったみたいです。ツンデレか。
オリジン鉱石はあっさり採掘できたようです。あんなにやばい色してるのに何もないんだここ…鉱石を守るオヤブンポケモンとか出てきそうな雰囲気でしたが杞憂でしたね。早速ラベン博士に見せましょう。
確かに宇宙の始まり…オリジンを感じるのです…!と言われますが、主観すぎて草でした。なんか成分とか調べるわけじゃねーのかよ。

コトブキムラに戻って立て直しですね。あかいくさりを拾ってくれたシンジュ団、ディアルガ様との脳内会話でオリジン鉱石の存在を教えてくれたコンゴウ団、そしてそれらを丸い器にするのがギンガ団、どれか一つでも欠けていたらこの事態をおさめられなかったというところに運命を感じますね。
クラフト名人のテルがこれらをボールにしてくれるみたいです。クラフトがストーリーにも活きてくるのいいですね。

待っている間、セキがそわそわしているので、じゃあツイスターゲームでもするか?と邪まな提案をしかけたところで博士がやってきました。オリジンボールが出来上がったのです。伝承が真実ならこれでシンオウ様を捕獲できるはずと希望が見えてきました。
当然のように捕獲は私の仕事なので私に渡されました。どこからどう見てもプレシャスボールです。唯一無二の特別なボール、こんな意味があったと思うと胸熱ですね。
あまりの高級感にカイとセキも感慨に浸ります。こんなちっぽけなものでヒスイを救えるなんて確かに不思議ですよね。でもそれだけの力がモンスターボールにはあるから、捕らえたポケモンとも距離を縮めていけるんだろうなと思いますよね。
最終決戦の予感を感じていると、またしてもセキが頭痛い系男子と化します。ディアルガ様による脳内汚染です。どうやらディアルガを連れて行かないとシンオウ神殿には行けないというメタ的な事を教えてくれたみたいですね。わざわざ脳内介して言わんでもよくないか?

早速シンオウ神殿に行きたいところですが、そういえばデンボクの部屋ちゃんと見たことないなと思って入ったら…。

あっあー!?あ!?
け、結婚写真が飾ってあるゥー!

嘘だ!!
結婚…してたのか…俺以外のやつと…!

こんな土壇場でとんでもない事を知ってしまいました。どう見てもデンボクと思わしき人物の横に奥さんと思わしき人物のぼやけた写真が置いてあるではありませんか。
何故このタイミングで見てしまったんでしょう、ショックです。神様、いやシンオウ様は残酷だよ…これが私に与えられし真の試練だったというの…?膝から崩れ落ち、戦意喪失の音がしました。こんなにヒスイのために命削って戦ってきた人間に対してなんたる非道な仕打ち。あんまりです。もう食べちゃおっかなオリジンボール…世界救うなんてやってらんないよ…。
しかし気付きます。この村にデンボクの奥さんがいるなんて話を聞いた事がありません。私との不貞のために隠していたとは到底思えないので、悲しい予感がしてしまいます…。デンボクが人間の脅威となるポケモンは制圧しなくてはならないと言っていた言葉の重みがのしかかり、そして一筋の涙が頬を伝いました。

アルセウスごめん…全ての男をモノにせよって使命…達成できそうにないよ…。

ショックを隠せないままテンガン山へ行く覚悟を決めると、傷心の私を癒すかのように一人の人物が現れました。コギトさんです。今まさに会いたかった!結婚してくれ!もうキミに決めた!本当!絶対浮気はしない!たぶんしないと思う!しないんじゃないかな!2秒後にするだろ。

俺…コギトのためにシンオウ神殿…行くよ!という決意を滲ませると、時間と空間は切り離せない…つまりディアルガとパルキアは運命カプだという話をコギトはしてくれます。このままパルパルを放置しておくと空間が乱れてヒスイは大変なことになるが、ディアルガと共に行けば釣り合いが取れて世界のバランスは保たれるだろうとの事です。よくわからんがわかった!帰ってきたら空手着ペアルックしてくれよな!しねーよ。

いざ神殿!と思ったら洞窟に出ーーーー!ウォロ!生きとったんかいワレェ!
デンボクに傷心の私につけ込みに来たのでしょうか。さすがのたくましさです。お待ちしておりました!と笑顔で言ってますが、こんな暗い洞窟で私を一人待ってたのかと思うと怖すぎます。戦いが始まったらもっと近くに来るみたいなのでさらに怖いです。自分の身くらい自分で守れるから平気ですと言っていますが、いや別に心配してねーよ。チョゲプリィィィィだけは守ってやれ。
私の強さならウォロに危険が及ぶ前に事態を片付けられると信じてくれているみたいですね。ふーん。調子いい奴。好き。

ストーカーをやり過ごしてやっと神殿へ。
デンボク(既婚)とセキ(未婚)とカイ(未婚)が私を出迎えます。
既婚のデンボクが私に語りかけてきます。守るために異物は排除しなくてはと思っていたが、お前がそれは違うと教えてくれたと…。全ての命は別の命と出会い何かを生み出しとるやん…。
でも結婚してる事は教えてくれなかったよね?いつか話してくれる日がくるんでしょうか…私と再婚するときにはきっと全部話してくれるよね…。わかった、頑張るよ私。絶対浮気はしない、たぶんしないと思(以下略)

ここまでいろいろありましたがとうとう最後ですね…まだ終わってほしくないけど早く終わらせたい気持ちもあり複雑です。面白かったなアルセウス…絶対DLC出してほしいな…。ネルセン様の試練をこなしたあと私の家に誰かが住み着くDLCを絶対に…。

気合い入れていきましょう!と思ったらセキから急に「共に明日を迎えよう」と言われて動揺しました。
え!?と、共に明日を!?どこで!?ベッドで!?何を言ってるんだこんなときに!みんなが見てるでしょ!
どうやらコンゴウの言葉で無事帰れ的な意味らしいですが、私の故郷の言葉では完全にプロポーズです。ありがとうございました。セキを選んで本当によかった。受け入れるよ、セキの気持ち…。結婚しよう、この戦いが終わったら…。フラグ立てんな。

元気になったところで神殿に一人立ちます。パルキアと対峙しました。お前もウォロ同様一人で待ってたのか…ルービックキューブとか置いといてあげたらよかったな…。
いきなり光り出したパルキアに向かってディアルガのボールを投げると、なんと秒でシンオウ神殿がぶっ壊れました!やっちまったー!世界遺産がー!
絶対みんなお陀仏だわ!と思ったら生きています!ディアルガが守ってくれました!アツい!

そしてやりのはしらの形になったー!アツーーーーーい!!!!
今世紀最大の盛り上がりーーーー!!!これがゲームフリークのやり方かァーーー!!!!

私たちが15年前から散々登った槍の柱がこんな形で出来上がっていたとは思いませんでした。全ダイパキッズが沸いたと思います。号泣です。
泣いてる場合ではありません。パルキアの周りに金色の渦が巻いてるので、恐らく荒ぶり状態になっているんでしょう。容赦なくディアルガが攻撃すると、運転免許証のような真正面カットのパルキアが出現し、ケンタウロスフォルムになって襲い掛かってきました。きましたけども。

いやキモ!使徒かな?人間向きのデザインじゃないところが神に近い存在っぽくていいですね。てかアルセウスに近しい形ですね。人から遠ざかるということはアルセウスに近づくという事でしょうか。アントニオ猪木のような顎にキャプテン翼の腕まくりのような奇妙な姿です。オリジンになると手、いらんよ…という結論になるのか?逆ジオング?これは是非ともディアルガの方も見てみたいですね。
普段のパルキアは人間向きにするためにマイルドなデザインになった事はわかりましたが、そんな事より…え!?これ肉弾戦なの!?ポケモン勝負じゃなくてぇ!?やだよ!なんでだよ!ディアルガはポケモン戦だったじゃん!人間の手でおさめねばならぬという事でしょうか!?
でも音楽良ーーーーー!!!さっきのアレンジと全然違うじゃん!!!え?これ本当にアレンジか?(疑)いやアレンジだわ!!アレンジしすぎィ!!なんかさっきのディアルガ戦も神々しさがあったけど、こっちは踏み込んではならないところまで来たのでは…と思わせる焦燥感のようなものもあっていいですね!!やるしかない!!という気持ちも感じていいですよ!!もう聞いてる余裕ないしな!!!

ゲージの減りは早めでそれだけは助かりましたね。
最後のワンゲージはもう被ダメとかどうでもいいから投げまくってたら終わりました。脳筋。
脳筋ついでに渾身のプレシャスボールを投げつけ、パルキアを捕まえました。ボールから出る時は是非ともいつものパルキアであってほしいものです。怖すぎだろオリジンパルキア。誰も信仰せんよ。

パルキアinプレシャスボールに一筋の光が差し、空が晴れていきました。太陽が眩しいです。健康的な朝!裂け目のない美しい空!これが本来のヒスイかと思うと泣けてきますね。
みんなが集い、それぞれが安堵と賞賛を口にし、デンボクも感極まって涙する始末…私も泣きました。セキを投げ飛ばして現実を確かめるデンボク、私も投げてくれ。セキと博士に向かって投げてくれ。
ようやく全部終わったんですね。みんなで力を合わせて万事解決!全ての命は別の命と出会い何かを生み出すやん!!!祝いの祭りじゃあ!北島三郎だ!!

下山する前に裂け目のなくなった空を見上げて微笑む主人公、元の世界への未練ゼロか?帰れなくなったけどみんなを守れたからよかったという尊さの塊なのか?そりゃアルセウスもお前を愛するよ…神に愛されし者の風格だよ…。そんなアルセウスだからこそ私に託したんでしょうね、全ての男をモノにせよという使命を…。

エンディングです!
これ無理じゃね?と思ったこと何度もあったけど終われてよかったー!ウォロにも追われていますが…。
エンディング曲いいですねー!209番道路…ッ!泣いてしまう。ダイパを象徴してしまうこの音楽をここに持ってくるゲームフリーク…!誰よりもダイヤモンドパールを"理解って"いる…!ダイパへの思い入れが深い人は社外にも社内にも溢れてるんだなと感じる良作でした。

意外とセキとカイと絡むの多かったし、選んだ方がより親身になってくれて熱かったですね。
図鑑もこれまでは数を評価されるばかりでしたが、今回はサブ任務で結構町民たちが読んでくれたりして調査のしがいがありましたよね。何より町にポケモンが増えていくのが本当によかった。エンディングの絵にもあの時のいたずらビッパがいたし、こうやって生活の中にポケモンがなくてはならない存在になっていくの最高だよな。
でもディアルガの好きな餌:無しは悲しすぎるでしょ。イモモチお食べなされよ。

キング戦やる気が起きたら絶対もう一回やりたいです。今度はカイを選ぶというか、セキ選ばないをやりたいですね。カイはちょっとショック受けてくれて嬉しかったですが、セキはどうなんですかね。陰で落ち込んでくれるといいのですが。
本当キャラクターみんな好きになったな…エンディング後も続きそうなので走り切りたいですね。結局裂け目が開いた原因もなんで私がヒスイにタイムスリップしたのかもまだわかってないしね。図鑑も完成させてあの日失った俺のアルセウス、必ず取り戻したいです。そして使命を果たす。全ての男をモノにしてな。
-続-

top