バイオレット感想 3日目

【3日目】

そういえば学校来る途中に伝説の剣みたいなのがあったので、一回家に帰ってみます。ネモのご両親にも挨拶してなかったので寄りましたが…。

い…いない!父親どころか母親もいない…!姉どころか兄もいない…!
珍しいパターンを引きましたね。いるのは数多の使用人だけという今までにない展開。ウラヤマさん家でしか見た事ありませんよこんなの。
ていうかハイパ〜〜金持ちじゃん!!あのポジティブ陽キャは金持ちムーブだったのか!理解しました。つまり最初に戦ったビーチもネモん家のプライベートビーチだったって事ですね。宝探しが終わったら二人で夜の海に繰り出し、素敵だねを挿入歌に水の中で気持ちを通わせるビジョンが見えましたわ…ファイナルファンタジーですわ…。

ご両親にはいつか挨拶させてもらうとして、うろついてたら変な紫の蓋を見つけました。この辺全然行ってなかったですね。鎖で頑丈に塞がれており、災いのモッカンを封じると書いてあります。
…災いの…モックン?
シブガキ隊ではありません。木棺?棺桶でしょうか?物騒でわくわくしますね。明らかに禍々しいのも興味をそそられます。

どうやら伝説の剣の場所にはまだ行けないみたいなので、ジムに行ってみましょう。カニから近いボウルタウンで男ジムリーダーを倒しましょうかね。
オブジェを横目にジムへ入ると、ネモがいました。私がポケモンリーグに挑戦すると知って嬉しそうです。この笑顔が見れただけでもチャンピオンランクになる価値あるな…もうチャンピオンになる気しかないところが傲慢で恐ろしいですね。

ジムリーダーに挑むには、ジムテストとやらに合格しなくてはならないと教えてもらいました。ジムミッション的なやつか。いいだろう、羊を転がしまくったり88歳を16歳と忖度した私の実力、見せてやるよ。
激励にネモからいいキズぐすりをもらいました。ありがたいですが、私だと思って使ってね、とは一体どういうことでしょうか。シンプルにオカズにしろってこと?攻めすぎだろ令和のポケットモンスター。

変態しかいない中でも強く生きよう。最初のジムテストは…キマワリ集め!ですか。本当にウールー転がしの波動を感じるのですが。
街中に散らばったキマワリを集めるんですね。得意ですよこういうウォーリーを探せ系は。サイゼの間違い探しレベルだと太刀打ちできませんけど。

ここって見るからに草ジムですよね。草タイプに強いカルボウはいますが、技がひのこしかないので不安ですね。ドオーを頼る事になりそうです。
ではキマワリ集めていきましょう。
はい、こちらが集まったキマワリです。処理落ちキマワリわりとすぐ見つかりました。今までで一番カクカクしてるわ。普通に無数のキマワリ連れてるだけでも狂気的な映像なのに、こんな壊れたロボットみたいな動きで走ってたら恐ろしすぎるだろ。

恐怖に打ち勝ち、ジムリーダーに挑めるようになりました。コルサ戦です。初めてのジム楽しみですね。やっぱり初体験は男がいいですよね。ジムの話ですよ。
バトルコートへ行くと、どこからともなく声が聞こえてきました。また男が陰から私を見ている…と思っていたら、風車の上にいたようです。
なんでやねん。
そして当たり前のように飛び降りてきました。
なんでやねん。
特に言及なくジム戦が始まります。
なんでねん!

この土地はおかしい、変態しかいない。
自己紹介が始まります。コルサさん、草ポケモン専門の芸術家との事です。草ポケモン専門ってあれか、性癖の話か。私はミライドン専門のケモナーだ、よろしく頼むぞ。
性癖バトルでは負けている気がしますが、ポケモン勝負では負けられません。珍しく意気込んでいたら、私たち二人の合作アートを作ろう!と言われました。やばいですね。三原色の、僕を生み出した両親が一番の芸術家だという言葉を何故か今思い出しました。現場からは以上です。

順当に勝ちました。どうやって勝ったかも忘れたくらいストレート勝ちでした。
負けると髪をかきむしるコルサいいですね。激情が垣間見えると興奮を隠し切れませんよ。なんかすごい褒められましたし。この戦いを芸術と言わずして何を芸術と呼ぶのだ?とまで言わしめました。ポケモン勝負は芸術足り得るか?の答えはここにあったのか…。
無事にバッジをもらい…き、記念撮影にも応じてくれるですって!?
あれってペパー限定カップルフォトではなかったんだ!?どの男とも撮り放題!?信じて送り出した生徒があらゆる男にどハマりして校長を煽るようなビデオレターを送ってくるなんて!?
最高のシステム。全部のジム楽しみになってきました。風車をバックにこの距離感での撮影、いいですね。勝負を通して打ち解けた感があって良いですわ。変だけど好意的な人で普通に好きになりましたコルサ。すぐ好きになりすぎだろ。

インスピレーションが止まらん!と言って去っていったので、これから彼の作風は私という絶世の美女をモチーフにしたものになり街は私のオブジェで溢れかえる事でしょう。狂気の町にすな。

ていうかわかっていたけどテラスタルすると完全にタイプが変わるんですね〜。順応するの大変だわこれは…効くと思った技が効かない事があるって話ですもんね。ジムリーダーは使うタイプ決まってるからその辺はいいとして、でも使ってくる技とポケモンのタイプが一致しないと混乱しそうです。テラスタイプドラゴンだから氷タイプ出したのにかえんほうしゃでブチのめされるみたいな事があるって話ですもんね。ちゃんと考えないと野良レイドとか厳しいだろうな。

新しい要素もまぁ何とかついて行けるレベルで入れてくれるのがポケモンの有り難いところですよね。そんな事よりどこに行くか悩みすぎる問題の方が深刻だったので、ポケモンセンターで決めてもらいました。
次はスター団行ってみたら?と言われたので行きましょう。3つのルートそれぞれ試してみたいですしね。

お近くのアジトに向かっていると、野生のドラゴン使いに出会いました。
マントが短い!最近短い丈が流行っていますからね、GUで買ったミミッキュのトレーナーとか、これ腹出るんじゃね?ってくらい短いですからね。で?
モブのドラゴン使いが出るソフトは何気にレアですからよく見といた方がいいですよ皆さん。気が強そうなボディスーツ、自信と肩書きを誇ってないと着れませんからね。最高ですよ。

これでワタルが出れば神ゲー確定ですが、そうこうしてる間に炎組、チームシェダルのアジトに辿り着きました。メロコさんのところですね。炎には強いので自信があります。

乗り込む前にカシオペアから最終確認の電話がありました。協力してくれるってことだよね!?とメンヘラみたいに念を押されます。するわ。仕方ねぇな。言っとくけど不良は捨ておけないという私の正義感がそうさせるのであって、別に男がいるからとかクラベルに褒めてもらいたいからとかそういう不純な目的で戦うわけでは全然ないからね。誤解しないでいただきたいわ。

カシオペアもこんな奴に頼んだ事を後悔している事でしょう。そんな時、後方から突然知らん奴がやってきました。
え、誰?何その髪型?あのカシオペアさえも、誰!?ってなってます。カオス。情報が渋滞していますがな。

いきなり現れた謎の半ズボンリーゼントジジイはネルケと名乗りましたが、どう見てもクラベ…いや、やめよう。双子かもしんないし。でも姿勢の良さはどう見てもクラ…いや、やめよう。クラベルとは教師と生徒という間柄親密にはなれないかもしれないが、ネルケとしてなら愛を育む事ができるかもしれないし、ここは気付かない振りをしておきましょう。よくそんな事まで考えられるなこの状況で。

校長、私が不良と関わるのが心配で来てくれたんでしょうか。そういう事にさせてもらいましょう。愛ですね。世界はそれを愛と呼ぶんですね。
どうやらネルケもスター団討伐に加わりたい様子。これは遊びじゃない、とカシオペアは怪訝そうに言いますが、いや本当そうだよ。どう考えてもふざけすぎでしょその格好は。これから真剣に別れ話をするってのにボーボボの単行本を小脇に置いてたらキレるでしょ?そういうレベルのカオス。
こんなイカレた奴仲間にしちゃダメっすよ!と吠える私でしたが、カシオペアは何故かネルケを同志としてあっさり迎えました。なんでだよ。どれだけ忙しくても借りたくねーだろこんなリーゼントの手は。

この学校には変な奴しかいない…わかってはいましたが私のまともな部分がどうしても耐えられませんでした。普通に話が進行していくので諦めて聞いていると、カシオペアは元スター団関係者であるとの情報を得ます。どういう間柄なんでしょう。ボスたちを倒してその座から引きずり降ろすのが目的のようですが、こんな怪しい美少女と怪しいリーゼントを雇ってまで潰したい理由が気になるところですね。

深く追及はできないようなのでスターダスト大作戦決行です。簡単に言うとアジトに乗り込んでボスを倒す!それだけのようです。26年間ずっと同じ事をやってきました。何も問題はございません。逆に令和もこの方法でいいんだ…って感じ。
力こそ全て…それを思い知らせてやるしかないようだな。ボスは勝負に負けると引退しなければならない掟があると言います。本当に族みたいですね。全員倒して逆ハーレム団に入れてやりましょう。

カシオペアは妙に私を買ってくれているようですが何故なんでしょうか。何故私が26年ポケモンやってきた猛者であると知っているのでしょう。まぁクラベルと行動できるルートがあるだけで最高なので何だっていいですね。スター団の方行ってみてよかったですね。男以外が急にどうでもよくなるのやめようね。

というわけでカチコミだ!
団ラッシュってなんだ!
レッツゴーRボタンってなんだ!
無知すぎる!

ネルケの半ズボンに気を取られて全く説明を聞いていませんでした。レッツゴーなのにRボタンとはどういう了見だって感じですけど、下っ端共の有象無象のポケモン達をレッツゴーで倒しまくればボスが出てくるって事なんですね。何その無双みたいなシステム。完全に理解したわ。ありがとうコーエーテクモゲームス。

見張りの下っ端を倒すと、クラベル…いやネルケとカルボウのボウジロウがやって来ました。誰だよ。さっきから誰だよって言ってばっかだよ。
どうやらアカデミーで世話をしてるポケモンのようですね。保護団体みたいな事もやってるんでしょうか。ボウジロウが現れた途端すっかり口調もクラベルになってしまってキャラ作りが甘いですよ校長。ちゃんと一生徒のネルケになりきってもらわないと、私を愛し始めた時に教育者としての罪悪感が膨れ上がって苦しむ事になってしまいますよ。

どうでもいい話はそこまでだ。カシオペアの定期連絡により、メロコの情報を入手します。
メロコはどんな問題も強引に解決する何でも屋的存在を担っているようです。なるほど、世界中の男私のものになってくれない問題も強引に解決してもらいたいものですね。つまり血の気が多い奴って事ですね。親近感湧きます。うるせぇよ。

全くレッツゴーをしてこなかったので全然勝手がわかりませんでしたが、普通に勝ちました。無駄に校長に声をかけたりする余裕を見せての勝利です。確かに素材集めたい時はレッツゴーだと便利ですね。私も早くわざマシンマシンで破壊光線を作るための素材集めをしたいものです。

そんなこんなでメロコと戦う時が来ました。
とんでも改造車に乗って現れました。カジノのようなカラーリングです。これを乗り回して暴走族してるって事?逮捕じゃん。公道を走ったらアウトじゃん。
ド派手でいいですね、私もミライドンの両サイドにミラーボールつけて走ろうかな。やめろ。

炎タイプの使い手にしてはクールな態度でした。アフロだったりクイズ出されたりはしなさそうです。一部トレーナーにより炎タイプのイメージが偏ってしまっていますが、普通のポケモンは普通に倒しました。普通のポケモンはね。

いやこの普通じゃない車は何!?ポケモン!?スターモービル!?ただの痛車じゃないの!?
まさかポケモンやってて車を破壊する日が来るとは思いませんでした。結局何なんですかこの車は。誰も何も教えてくれないんだけど、もしかしてこの先もこの車と戦うってこと?謎。トヨタでもスポンサーになったんか?
おかげで結構レベル上げてたつもりが苦戦しました。だって車だから…ポケモンじゃなかったから…仕方ないよね。
器物破損で捕まりそうな気配を感じつつ、急に回想が始まって二度見しました。突然の一年と数ヶ月前。4年と2ヶ月と15日。いきなり何だというんだ。これでスター団の企みが少しはわかるという事でしょうか。男が何人いるかもわかるんでしょうか。了解した、真剣に見よう。好みの男がいますように。

不純な目的で見始めた回想でしたが、仲睦まじいボス達の姿を見せられて印象が変わりました。
全然みんな悪い子に見えないんですけど一体どういう事なんでしょうか。見た目はやばいコスプレ集団ですけど、会話の内容とか各々の性格とかからあんまり悪い印象は得られませんでしたね。もしかすると今作には悪い男はいないのかもしれません。そんな事ってあるの?本当に?レジェンズアルセウスの幻影が付き纏ってるからどこかで誰かに裏切られる事しか考えられないよ。これをトラウマと呼ばずして何と呼ぶんだよ。

あやつの事は忘れろとコギトに言われましたが、アルセウスコスプレおじさんは私の脳裏に焼きついて離れません。メロコの膝曲がらないブーツの可愛さをもってしても払拭できない悪夢を抱えていると、校長がやってきました。ボウジロウも一緒です。

ボウジロウはメロコに懐いてますね。メロコを探して遠路はるばるアジトまでやってきたと言うのです。
いやもう泣けるんですけど。二人の関係がどんなか知らないけど、あんなに小さいカルボウがメロコを求めてアカデミーから荒野を越えカニを越えここまで辿り着いたかと思うとそれだけで泣けるわ…世界名作劇場だわ…不良と猫の組み合わせくらい鉄板だわ…。

アカデミー行ってた頃は毎日ボウジロウと遊んでいたんですね。泣ける音楽も流れてきて本当に泣けてきます。ボウジロウが何を思ってメロコの元までやってきたかを考えると天を仰ぎたくもなるでしょう。
ボウジロウのおかげか私の圧倒的パワーで捩じ伏せたおかげか、メロコも少し本心を話してくれました。ネルケが、スター団はアカデミーを襲う計画を立てている?とアキネーターのように尋ねると、メロコはありえねぇと否定します。あのスターモービルもかつて喧嘩用に作ったもののようですが、今回初めて使ったとの事です。

いや初めての火力じゃないだろ。流れるようなバフの嵐すごかったぞ。
本当喧嘩で使わなくて良かったとしか言えませんね。私だから耐えられたものの、パンピーなら間違いなく死人が出てたところですよ。全くポケモン勝負ならまだしも危険車両なんかと戦わせやがってカシオペアの野郎…これでいい男じゃなかったら許さんからな。

最後にメロコに、スター大作戦って知ってるか?と問われます。私がやってるのはスターダスト大作戦なのでちょっと違いますね、初見ですね。ネルケも知らないようですが、スター団にとっては宝物みたいな思い出だったと言って幕が下りました。チームシェダル、制圧完了です。

なんだか知らないけど、学校に行ってないスター団が学校の外で宝探しを完了しているの、エモだな。以上です。
全てのアジトを制圧する頃にはスター団の目的も見えてくる事でしょう。校長もスター団がどんな奴らなのか知りたがって行動しているようですし、このままスター団と関わっていけば自然とネルケとの距離も縮まっていくでしょうね。全ての謎が解け、ネルケとも親密になれる…いい事しかないスターダストストリート。よく見るとリーゼントも味があるし。ストライクゾーン広すぎだろ。

アジトから出たらカシオペアが報酬をくれました。LP使った事ないけどいつか作る破壊光線のためには必要ですからね、ありがたいですね。
補給班から材料も貰えという事でしたが…補給班とは?誰?速吸?神威?それは補給艦。

やって来たのは、なんとボタンでした。久しぶり。入学振りじゃん。
課外授業でスターダスト大作戦の補給班をやってるんですね。いやこんな課外授業まかり通るの?不良討伐が授業として認められるなら男全員俺のものハーレムも認められるじゃん、なぁ?何をもってイコールだと思ったんだよ。
校門の前で助けた事なんて覚えてないと思うけど…と言われますが、逆にそんな轟焦凍みたいな髪色の奴どうやって忘れる?って話。もちろん覚えています。男しか覚えられないなんて事は決してありませんからね。本当ですよ。

ボタンは、ハッキングが得意だから自分は裏方だと自己紹介してきましたが…。

え?じゃあお前がカシオペアでは?
お前がカシオペアなのでは?
お前が、カシオペア、な、の、で、は?

てことは男じゃないじゃないの。
男じゃないじゃないの!
男じゃないじゃないの!!

男ではありませんでした。カシオペア、男ではありませんでした。大事なことなので何回でも言わせていただきます。

男じゃないのかァ〜〜〜〜い!いやボタンと決まったわけじゃないけど、でもボタンがカシオペアじゃなかったらじゃあお前は何?チンピラに絡まれてただけ?って話になるから絶対カシオペアでしょ。どうする?この先私のモチベ、保てると思う?保てや。
待望の新作ポケモンなので保てます。スター団の秘密も気になりますしね、たとえ男でなかろうとも最後まで付き合いますよカシオペアに。態度は悪くなるかもしれないけどな。カス。

人間性の悪さを露呈させながら次なるイベントを求めて進みます。
ここがどこだかわからないまま走っていると、ズピカを捕まえました。
これオタマジャクシでは!?つまりハラバリー?私は十年以上リアルにカエルを飼い続けているカエル好きなので、問答無用で手持ちにします。
名前はカイトオルにしました。なんでフルネームやねん。

ドラメシヤに遭遇したんですけど、まとわりつくの音が嫌すぎるんで本当に技エフェクト切らせてほしいです。あの黒板ギーってするタイプの不快感が鼓膜を襲う。もしくはまとわりつくの技を廃止にしてほしいですね(極端)

まとわりつかれないよう注意しながらハッコウシティに着きました。ナンジャモのジムですね。おはこんハロチャオ〜。
美容院があったので髪型変えたりしてみます。これで次ペパーに会った時、こいつ雰囲気変わったけど好きな奴でもできたのか?と動揺させる事ができるでしょう。楽しいですね。
都会的というかサイバー的な雰囲気もあっていい街ですね。普通に迷いましたね。ここは一体どこなんでしょうね。パルデア地方で迷子にならない奴がいたら親の顔が見てみたいもんですよ。

この街のモブから、コサジの灯台の一階がフトゥー博士の研究室になっているという情報を得ました。だからペパーあそこにいたんですね。言ってたかもしれないけど忘れていました。そもそも聞いてなかったかもしれません、ペパーの顔に見とれすぎて。聞け。
やはりポケモン博士は田舎に研究所を構える習性を持っているんだな…不思議な生態ですよね。私だったら世田谷くらいにしときますけどね。
ハッコウシティを眺めながら、100万ボルトの夜景でも、やはりペパーの笑顔の輝きには勝てない…。そう思ったので、ヌシ行きます。なんかここから近そうなので。そろそろ男を摂取しないと禁断症状が出てしまいそうです。

手の震えを抑えていると、ウェルカモがウェーニバルに進化しました。

バレリーナになるかと思ったら、リオだった。
バレエを経て辿り着いたダンスの形、か。

いやめっちゃ動くやんけ!クジャク!?何かつらいことがあってもリオのウェーニバルを見れば全てがどうでもよくなりそうな足捌き、さすがです。水格闘有り難いですね。ニョロボンがエビワラーならウェーニバルはサワムラーですよ(?)
この岩場のような砂漠のような地形を進むにはうってつけのウェーニバルを引き連れていると、ペパーから電話が掛かってきました。
その辺に超ロングのヌシがいるとの事。
超ロングって何?高見沢俊彦の髪くらい?

星空の下のディスタンスを進んでいたら、なんか中国のマルマインみたいなのが顔を出してる光景に遭遇しました。

やば。
何この腹の底から湧き上がる不気味な不快感。ゾッとするどころじゃないんですけど。
ポケモンは全て可愛い…そう思って生きてきましたが、違いました。

キモい!校長!このポケモンを見た時の感情がキモいですよ!よく覚えておいて下さい!
キモいです!ヌシですね!こんなポケモンいんの!?普通はこのサイズじゃないんですよね!?普段は2センチくらいですよね!?でないと恐怖ですよパルデア地方は。このミミズに滅ぼされますよ。

いやミミズではなくミミズズでした。シンプルな名前もまたキモさ溢れていいですね。オーロンゲにもダゲキナゲキにも可愛げを感じるというのに、このミミズは一体何なんでしょうか。愛の試練なんでしょうか。

精神攻撃にも負けることなく勝ちました。逃げてまたスパイス食ってますね。尻尾とかではなくあのヤマゴボウみたいな手の方で岩壁をぶっ壊すんですね。
おハーブを食べてる姿を呆然と見ていたら、ペパーが現れました。やっと来てくれた…一人で巨大ミミズズは精神的にキツいって…24時間傍にいろって…青山テルマを見習えって…。
パイセン、私が強すぎたせいで捕獲できなかったノノクラゲを連れていますね。何度やってもあのヒョロヒョロの足をへし折って倒してしまいます。もはやクイックボールを待つしかありません。

ミミズズよりノノクラゲに気を取られている間に倒しました。終わってみるとガラガラヘビのおもちゃみたいな愛嬌ありましたね。こちらの方が強者であるとわかった途端に愛せるようになるの、業ですね。

ようやく二つ目のスパイスです。もう3日目なんですけど成し遂げたこと少なすぎませんか?マジで何やってたんだろうな。記憶喪失。
塩スパイスを入手しました。手足の痺れと筋力低下に効果抜群との事。相変わらず怖いですね。スパイスってところがまた怪しさを跳ね上がらせているんですよ。まぁ食べるんですけどね。ペパーに出されたら伯邑考のハンバーグだって食べますよ。食うな。

今回のカップルフォトも可愛いです。塩振りおじさんやめろ。
いいですよね洞窟で二人きり…とミライドン。恋が始まらないとは思えないですよね。この時間が永遠に続けばいいのに…と手塚と跡部の試合を見るモブみたいな気持ちになっていると、ペパーがスパイスにこだわる理由を話してくれました。

今日はミライドンの分も作ってくれてたみたいです。私が自分のサンドウィッチをミライドンにあげてしまう優しい心の持ち主である事に胸打たれたんでしょう、そのまま恋に落ちてくれたら万々歳なんですけどね。
恋には落ちませんでしたが崖を大ジャンプできるようになりました。これはレジェンドルートを進めないとミライドンの機能が追加されないという事なんでしょうか?じゃあこっちを先に進めた方が楽なんじゃね?適正レベルはあるでしょうけども。でも他のルートも気になるしな…悩みどころです。

何故か一つだけ残してあったサンドウィッチをミライドンが目ざとく見つけたのですが、その瞬間ペパーが、それはお前のじゃない!と烈火の如く激怒しました。私が誰かに奪われそうになった時もそれくらい激情をあらわにしてほしいものですが、そんな事を言っている場合ではないようですね。
男の事ばかり言ってる頭のおかしい私をようやく信じてくれたのか、彼は相棒の犬を元気にするためにスパイスを探しているのだと打ち明けてくれました。

ぐったりした犬をボールから出された瞬間、泣きました。早すぎるのよ。
マイドッグマフィティフ、大怪我をして以来ずっと具合が悪く、天下のポケモンセンターでも治せない病に苦しんでいるようです。何よりも大事なマフィティフを絶対治してやる!と情報を収集した結果、辿り着いたのがオカルト本のスパイスだったんですね。
カルト宗教にハマんなかったのはよかったとしても、バイオレットブックも相当やべー本だと思うよ私は。でも偉大なる父の研究室にあった本だから信じているのかもしれないですねペパーは…萌えますね…全部妄想ですね。

五種類のスパイスを全部食べるとどんな怪我や病気も治るとオカルトブックには書いてあるみたいです。まぁスパイス食って巨大化してるヌシもいるし、マフィティフの手足の血流がよくなっているのならば本当なのかもしれません。いまいち信じちゃいないがペパーが信じてるのなら私も付き合いましょう。何ならタンバまで行って秘伝の薬もらってくるけど?それはアカリちゃん。

などと言っている場合ではありませんでした。サンドウィッチを食べ終わると、なんとマフィティフのつぶらな瞳が開いたのです!
泣きながら全身で喜びを表すペパー、泣ける。もうペパーがサンドウィッチを与えている絵面だけで泣ける。号泣の瞬間最大風速。
犬なところがいいですよね、犬好きなのは最高。愛した。ペパーを愛したよ(完了系)

スパイスを食べるたびに元気になる犬に大喜びのペパーを見て、私…先輩の喜ぶ顔が見たい!と心の底から思いました。マフィティフにも絶対元気になってほしい、いま完全に目的が一致しました。

ジムとかスター団とか行ってる場合ちゃうねん。
犬やねん。
本当に大事なのは男でも女でもない。
犬やねん。
犬をしまえ。具合悪い犬をしまえ。何故なら泣いてしまうから。早く犬をしまえ。私の涙が溢れてしまう前に。

犬のために頑張ることを決意していると既婚博士から電話がありました。
この人ミライドンの機能の説明しかしませんがな。お前もマフィティフのこと知ってんだろ?元気になってるんだから喜びなさいよ。息子と犬を頼む、の一言もないの不思議ですね。やはり私のような獣姦同人女は信用できないという事でしょうか。それはそう。

あのヌシ共はエリアゼロから持ち帰ったスパイスを食べたことで巨大化したポケモンだったと判明しましたね。じゃあなんで犬やミライドンは巨大化しないんだろうな。元気な奴が食うと巨大化、元気ない奴が食うと普通に元気になるって事でしょうか。便利な世の中だね。引き続き全員ぶっ倒してスパイスゲットだぜしていきましょう。

ジムを無視してヌシまっしぐらしていると、別の犬との運命の出会いが私を待っていました。

あ、あれは…!!!白の体毛と蝋燭の紫がアクセントの今作最も注目度が高いポケモン!!

ぼ、ぼ、フリーザだァーーーーーー!!

ボチです。
捕まえました。名前はカブラギくんですね、虎徹じゃない方の。冠城くんは反町隆史の好感度の高さはもちろん、名前が亘なのもさらに好印象で好きですね。良いですね。愛着湧きますね。

砂漠を彷徨っていたら、思いがけずスター団のアジトに来てしまいました。イベントが始まっちゃったので見ていきましょう。
ネルケがいますね。校長は私のおかげでスターダスト大作戦に加われたことを深く深く感謝しているようです。勝手にリーゼント装備してやって来ただけのように思いますが、感謝するなら態度で示して頂きたいもんですね。婚姻届にサインするとかよ。

ようやく校長がスターダスト大作戦に参戦してきた理由を話してくれました。やはりスター団の謎と問題を知りたいようです。それは私もそう。男ボスと親密になりたいのもそう。
いじめで多くの生徒を退学に追い込んだり、アカデミーを襲撃する計画を立てていたりというスター団の悪評が本当なのか知りたいのはもちろん、団員たちは不登校状態…ボスなんて一年以上学校に来ていない現状をどうにかしたいみたいですね。まぁ校長としてはそうでしょうね。リーゼント半ズボンで体を張って解決に挑む姿勢はなかなか立派なんじゃないかなと思います。

挙句下っ端たちが悪さをするようになったので解散を要求したんですね。でなければ退学と。スター団からの返事はまだないとの事ですが、校長としては退学してほしくないからこうして調査しているのでしょう。下っ端共が強引な勧誘などしていなければ解散要求もしてなかったんじゃないかな。まぁ悪い噂が本当なら別ですけど、どうもそんな風には見えないので気になるところですね。
てかスター団、明らかに変な集団なのに、あくまで噂は噂としてちゃんと真実を見極めようとするクラベルの姿勢、ラブですわ。偏見を持たず真っさらな心で向き合うのって難しい事ですよ。私だってアルセウスコスプレおじさんを目の当たりにしてもまだどこかで信じてたもん…何かの間違いだって…愛ゆえに盲目になってしまうんだよね人間って…。でもクラベルは違うんだ、すごいよ。これからもそのままのクラベルでいてほしい。いや今はリーゼントなんですけど…。

レジェンズアルセウスの感想か?ってくらいウォロの話が尽きませんが、カシオペアからの電話で現実に戻りました。ネルケとのアバンチュールもここまでのようです。

いや今はウォロもネルケもカシオペアもどうでもいい、犬だよ!私は犬のためにスパイス探しに行くんだよ!人間に構ってる場合じゃねぇ!行こう!西へ!ここがどこか知らんけど!

マフィティフの件でスピーディープレイングを心掛け始めた私でしたが、洞窟内で呪われた杭を引き抜き油を売ります。
これ伝説の剣じゃなかったんですね。絶対引き抜いちゃいけないやつでしたね。封印されしエクゾディアみたいに杭を全部揃えたらゲームが終わるのかもしれません。見かけたらどんどん抜いていきましょう。邪悪。

大空のヌシ鳥はすぐ見つかりました。
遠くから大岩を落とす鳥が見えた瞬間の恐怖、忘れられませんね。この下のポケセンよく運営してるな。普通に自衛隊が出動するレベルの事件だろ。
迫り来る大岩を避けながら山を登っていきます。ていうかこれレジェンズアルセウスじゃないよね?今キング戦やってる?

危うく回避ボタンを押すところでしたが辿り着きました。何この鳥。初見だわ。なんだこの、ドリルライナーをしなければお前を守れない、ドリルライナーをしてはおくるみを抱きしめられない…みたいなポケモンは。
オトシドリという習性がそのまま名前になっている非常にリアリティあるネーミングの鳥ですね。絶妙に腹立つ顔してて良いです。翼の折れたエンジェルにしてやりましょう。

一撃で沈みました。どうやら強くなりすぎましたね。
スパイスを食ってる間にペパーがやってきました。残念ながらペパーの手を借りるまでもないのです。強くなりすぎたのです私は。犬を思い強さを求めるあまり全てを一撃で仕留めるバケモノになってしまったんだ。これが僕の愛…これが僕の心臓の音なんだよペパー…君にはわかっているはず…。
トーマの心臓状態の私にも、ペパーはサンドウィッチを振る舞ってくれます。優しいですね。

無事にヌシを倒し、にがスパイスを手に入れました。
にがスパイスは体をぽかぽか温めて火照った体を慰め合う効果があると…。なるほど、最高ですね。ラッコ鍋しましょうね。
沸騰しそうな脳内を冷やせという事でしょうか、ミライドンは新たになみのりを覚えました。これで溺れずに済みそうです。ペパーには溺れていますけどね。はいはい。

マフィティフがどんどん元気になって、ペパー先輩もどんどん喜んでくれて最高ですよねこのルート。
そんなマフィティフ、今回は鳴き声を発しました。レオモンのかませいぬが自らの意思ではもう鳴く事さえできなくなったのとは裏腹に、マフィティフは声を取り戻したのです。今まで声も出せないほどしんどかったのかと思うと泣けてきます。よかったね…早く元気にしてやるからね…この世の全てを犠牲にしてでもこの犬を救いたい、心からそう思うよ。重いねん。

そしてお馴染み既婚博士からの電話がまたありました。なみのりねハイハイ。イダイトウと一緒だろ、わかってるわかってる、じゃあな。既婚者に態度悪すぎだろ。

犬を救いたい気持ちはあれど、キリもいいので今日は終わりましょう。
ペパー先輩との冒険もあと二回か…マフィティフには早く元気になってほしいけど、ペパーともっと一緒にいたい気持ちもあり、なかなか複雑な心境ですね。ペパーが私に夢中になるスパイスもあったら良かったんですが…。犬以外には急にまともじゃなくなるのやめろ。

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