バイオレット感想 10日目

【10日目】

いやもう今日こそはクリアしたい本当に。本当にしたいと思ってるんです。イーブイレイドが始まったせいでタイムロスが激しいだけなんです。

まずはスター団を壊滅だ!チーム・カーフ、格闘組のアジトへカチコみましょう。

私がだらだらイーブイを倒している間に、ネルケがすでにボスと戦っていました。すまん校長の手を煩わせて…ただでさえ老体に鞭を打って膝小僧を出しているっていうのに…。
なんだか互角に戦った風の会話を繰り広げていますね。このアジトはボスのビワ自ら門の見張りをしているようです。私以外誰にも傷付いてほしくない…そんな理由で自分が門番をやっていると。優しいですね。北斗の拳に出てくる一番のどチンピラみたいな顔面からは想像もつきませんでした。

もう一戦交えそうな二人に、ジジイ無理すんな!と制止しながら飛び込んでいきました。実際は、やめなさい!ネルケを傷つけていいのは私だけなのだから!と叫んだかもしれませんが忘れました。
この場で一触即発な雰囲気でしたが、突如タナカちゃんがやってきて不眠不休のボスを休ませるべく退かせました。
誰や。完全なる苗字。カズオイシグロみたいな感じか?(ちょっと何言ってるかわからないです)
タナカちゃんとビワちゃんは友達のようですね。ビワのお疲れさまでスターのポーズ、ゴリエを彷彿とさせて、平成に魂を売った人間には良かった。

一旦引いたボスに代わってタナカが勝負を仕掛けてきますけど、ネルケがここは頼んでいいか?とほざくので、いいえを選んでおきました。やれよ。校長だろ。
結局戦うのは私です。タナカだろうとサトウだろうと決して負けはしない、私は早くクリアして主人公とミライドンの獣姦同人が見たいのです。誰にも邪魔はさせませんよ。
皆それぞれ事情を抱えて戦っているのに、私だけ邪な目的でアジトを壊滅させていますが、もう後には引けません。カシオペアもラストスパートに向けて情報を送ってきます。

ボスのビワは格闘技の選手で戦闘指南役との事。リアルファイトになったらまず負けますね。ポケモン勝負至上主義の世界でよかったですね。
拳で殴らずポケモンで殴る、団ラッシュをこなしてさっさとビワ戦いきましょう!

手持ち全員レベル70代ですが、さすがに私もわかります。強くなりすぎた。寄り道しすぎやねん。まぁボス戦が楽になると思えば有り難いですね。

ビワちゃんヒールボールなんですね。悪役レスラーだから?
コノヨザル初めて見ました!オコリザルの進化?あの世のサルに見えますが…。この世去ってるからか…。
そんなに余裕綽々という感じもなく普通にいい感じの勝負で勝ちました。ビワさんみんなのために戦ってる感あって何だか胸にきましたよね。獣姦のために戦ってる身としては後ろめたいですよ。本当にな。

戦闘終了後はいつもの一年と数ヶ月前の回想です。
ビワちゃん健気で頑張り屋でいい子ですね。仲間思いで優しい体力オバケなんだな…。ボス達も互いを思いやれるいい子達だし、何故私がこんな心苦しい思いをしてスター団をぶっ壊してる…?と正気に戻ってしまいそうです。獣姦のためと思わねばやってられませんよ。免罪符にすな。

団バッジ、みんなで作った思い出のバッジだったんですね。あれを見るだけで力が湧いてくると言うビワに号泣不可避でした。そんな大事な団バッジを勝った証にくれるんですよ…私のような人間に…胸が痛いですね。
ペパーのは友情のヌシバッジでしたけどね。愛情であれよ。愛情であれ(迫真)

豪快に号泣するビワを見守っていると、タナカちゃんとネルケがやってきます。
当時アカデミーで人気者だったビワを、妬み嫉みからタナカちゃんはいじめていたようなんですね。しかし、いつしかいじめのターゲットはタナカへと変わっていった…そんな時にビワちゃんに手を差し伸べてもらって、スター団に入ったのだと語られます。
恐ろしく聖人ですねビワちゃん。自分をいじめていた相手に救いの手を差し伸べられる鋼のように強靭な精神力。恨みよりも居場所がなくてつらい思いをしている人を放っておく事の方がビワちゃんにはつらいんでしょうかね。私だったらスターモービルで煽り運転してやりたいくらいですが、ビワちゃん本当にいい子ですね。

スター団がいじめっ子集団という噂はもはやガセ確定、いい子集めただけの団である可能性の方が高まってきました。今の更生したタナカがあるのもスター団とビワちゃんのおかげ…大事な宝物を取らないでと言われ、幕が下りました。

いや今回いい話だったというか、ビワちゃんがいい子すぎて涙止まらんわって感じ。スター団は私の青春そのものって松任谷由実も歌うしかないわよ。
ここにきてキャラクター性が見えてきたこともあり、スター団への愛がグッと高まってきました。みんなで団バッジ作ったエピソードが効いたな…。誰かを思って小さきものを作成する生物に弱い…ピカブイも最後ピカチュウに花束もらって大号泣したし。いつも泣いとらんか?

イイハナシダナーになったところでカシオペア定期便です。
突然ネルケとの付き合いについて聞かれました。とうとうカシオペアも私を愛し始め、ネルケとどういう関係なのかが気になってきたというところでしょう…。いいわ、教えてあげる。一言で言うならそう…キープね。カスやないか。

スター団はいじめられっ子で結成されたグループであると改めてカシオペアは語り出します。ボス達はいじめっ子達に戦いを挑みましたが、恐れたいじめっ子達は戦わずして次々と自主退学してしまい、スター団は悪い印象を持たれてしまったと言うのです。
いじめをなくしたかったのに今度は自分たちが恐怖の対象…皮肉ですね。
みんながいじめられていたとき誰か一人でも気付いていたら、スター団は悪者じゃないってわかったはずなのに…と口惜しげにボタンも語ります。
いやマジで誰もいじめに気付いてなかったとかある?ガバガバすぎじゃない?グレープアカデミーのいい男、いやいい先生達なら気付きそう、そして見逃したりはしなさそうなので、何か常識改変同人みたいな能力でいじめが隠蔽されていた可能性などを考えてしまいますね。

何にしても次で最後です。全ての謎が解ける事を願い、男アジトへカチコんでいきましょう。

珍しくカシオペア定期便とネルケが同時にやってきましたね。最終決戦という感じがします。
今は働きに感謝しているようですが、最初はネルケを疑っていた事をカシオペアは謝罪します。本当にすまないと。
いや疑いどころしかなかったから当たり前だろ。むしろ今でも疑えよこんな半ズボンリーゼントは。私だってまだ疑ってるぞ(え?)

スターダスト大作戦としては最後のボスですが、これで終わりではないですよね。真のボス、マジボスを倒してこそ平和は訪れるのです。魔王バラモスが中ボスに過ぎなかったようにね。
全てのボスを倒せばマジボスも現れるだろうとカシオペアは言っていますので、まぁ本人がそう言うのならそうなんでしょう。
そして校長もこれまでの情報から、下すべき決断がわかったとのこと。私も最後のアジトは男を残したのでやる気充分ですよ。
一体どういう結末を迎えるんでしょうか。楽しみですね。

というわけでアジトに着きました。きれいなところですね。三途の川みたいな雰囲気もややありますが。
カチコもうとすると、門番とイヌガヤなる紳士が話していました。
誰。親戚のおじさん?

ここはオルティガ坊ちゃまが率いるフェアリー組、チーム・ルクバーのアジトと丁寧に教えていただきました。
なるほど、ここのボスはお坊ちゃまのようですね。35億の男を見てきた私には一目でわかる事です。という事はイヌガヤさんはセバス?ギャリソン時田?
謎の紳士が誰だかわかりませんが、坊っちゃまの敵は私の敵という事で勝負になりました。どんどん周囲の平均年齢が上がっていくんですけど令和のポケモンこれで行くの?

ストライクゾーン揺籠からハカドッグまでの私的には幅広い年代の男がいるのは有り難い事ですね。
イヌガヤに勝つと、なんと彼はグレープアカデミーの前の校長だったという驚くべき情報が提示されたではありませんか。

じゃあ…貴方がクラベルに始末された元校長…!?(※妄想です)
生きていたのか…ますますクラベルに怪しいところがなくなったな…発売前の黒幕説が遥か遠い過去のようです。
今のイヌガヤさんはオルティガ坊っちゃまの教育係のようですね。ギャリソンでしたね。定年退職後の天下り先というわけでしょうか。クラベルも退職したら私の教育係と称して愛とは何かなどを教えていただきたいものですね。

都合の良いところしか聞く気がないカシオペアからの情報共有のターンがやってきました。
オルティガ坊っちゃまはボスの中では最年少との事。最年長のイヌガヤと最年少のオルティガ、まさに揺籠からハカドッグまでという私のストライクゾーンを象徴するようなアジトで大変素晴らしいです。
プッツンしやすい性格と言われましたが…親近感が湧いて良いですね。誰が短気やねん。

お花畑がきれいです。昼間に挑んでよかったですね。絶好のピクニック日和ですが、この長閑な風景をぶち壊すのがそう、改造車です。
カオスすぎる。小川のせせらぎを爆音でかき消す環境破壊カー。これは成敗しなくてはなりませんね。
というわけでオルティガ戦!いいですね最年少!これは絶対私に負けてから私の事しか考えられなくなるタイプです!第二のビートです!
もっとゴツいのを期待したのに私みたいな美少女が来ちゃって恋愛レボリューション21が鳴り響いているに違いありません。このクソ生意気な感じ、ビートとはまた違った趣きがあって良いですね。育ちも真反対でしょうからね。ショタガキこそフェアリーだというゲーフリの激ヤバ性癖の人間はこれ以上出世させてはいけない、そう思いますよ。

人の性癖をとやかく言える立場にない私ですが、やはりポケモン勝負は強いです。環境破壊は許さない!と車を粉々にして勝ちました。
癇癪を起こしながらの回想です。私に負けて癇癪起こす男いいですよね。いかにもわがまま坊っちゃまという感じが最高です。グズマタイプの癇癪だと怖いですけどね。怖いよお前は。怖い。

オルティガはメカニック担当との事でしたが、なるほど、スターモービルを作ったのはオルティガだったんですね。なんてことしてくれたんだ。

甘ったれた事を言うオルティガ坊っちゃまを叱咤し行動力でフォローするメロコ、アツイですね。各自の性格が見えていい回想ですよね。
メロコもカルボウを進化させるためにヤバチャのカケラを集めまくったんでしょうか…親近感湧くな…。
今回の写真もいいな〜〜。ジムリーダーとは有名人との記念撮影感なんだけど、スター団とは青春の一枚って感じがして可愛いです。

坊っちゃまと二人きりの逢瀬も残念ながらこれでおしまい…イヌガヤとネルケがやって来ました。一気に平均年齢が上がってしまいましたわ。
ジジイ二人は顔見知りのようですね、そりゃそうですよね。イヌガヤさんも現校長がいきなり半ズボンリーゼントで現れて腰を抜かした事でしょうよ。

オルティガ坊っちゃまはアパレル会社の御曹司だった模様。それってもしかして…ユニクロ…!?どう見ても服の系統が違いすぎるだろ。
オルティガもまた他のボス同様、ユニクロのくせに派手な服着てんじゃないわよ!といじめられていたそうです。イヌガヤから全ての真実が語られました。

一年半前…クラベルが就任する前ですね、スター団は自分達をいじめていた連中と全面対決しようとするも、戦わずしていじめっ子がみんな退学していったという騒動があったんですよね。まぁスターモービルに乗ったコスプレ集団が現れたら普通に怖いですからね、因果応報とはいえ辞めたくもなりますよね。

そんな前代未聞の大事件の記録を、当時の教頭が揉み消してしまったというのです。だからクラベルは知らなかったんだね。黒幕でもなんでもなく本当にただの面白い人だったみたいです。
隠蔽の責任を取って教師達も総入れ替えして今に至ると。過去のいじめの事実を知らされていない先生達で構成された今の平和なグレープアカデミーはこうやって出来上がったというわけですね。
先生総入れ替えとか私立なら別におかしくない話ですもんね。よかった、いくらゆるふわでもいじめに気付かないジニア先生はちょっと嫌だからこれで安心して先生たち全員を俺のモノにできます。有り難いですね。

いやでも当時から在籍してる生徒の中には知ってる奴おるはずやろが〜〜〜い!!という気持ちはありますが、まぁいいでしょう。ゲーフリのガバさはいつもの事です。そんな事よりイヌガヤの一人称がワタクシな事の方が気になりますけど、ラスボスとかじゃないよね?トラウマ再来?

スター団への処分はマジボスの留学という名の休憩停学期間と引き換えになくなったようです。だからマジボスはみんなのところに顔を出せず、事情を知らないボス達は音信不通のマジボスを待ち続けているという状況になっているわけか。非常によくわかりました。正直後半パートだけあれば全容は明らかですけど、スター団全員と会って初めてわかる事もたくさんあるのでアジト巡ってよかったですね。シュウメイ殿の素顔も見れたしね。

これで全てのアジトを制圧しました。スター団もいよいよオワオワリです。カシオペア定期便は一体何を語るのでしょうか。
ボス達は団を辞めざるを得なくなり、不登校をやめてアカデミーに戻るだろう…とカシオペアは予測してますけど、つまりそれが目的だったわけですね。私に倒されれば掟で団を辞めるしかなくなり、さすれば退学を免れて引き続きアカデミーに通わせる事ができるとカシオペアは考えたんですね。いじめのなくなったアカデミーを辞めてほしくないというマジボスなりの心遣い、そして創始者としての責任みたいなものもあったんですかね。

などと言っていると今回はネルケが補給係でした。いやボタンはどうしたの?私が男にうつつを抜かしているところを見たくなかったから辞退した?ごめんて。みんな同じくらい好きやで。カスのつく嘘やめろ。

あとはマジボスを倒してスター団を解散させるのみ、とカシオペアも息巻いています。肝心のマジボスはどこに?と尋ねると、探す必要はないとの返答が。何故ならマジボスの正体は…。

このカシオペアだったのです!!

な、何だってーーーーーー!?

衝撃の事実ですね。8日くらい前から気付いていた気もしますが驚きました。

そんなまさか…カシオペアがマジボスだったなんて…自作自演にも程がある事をよくもまぁ恥ずかしげもなくできていた事に本当に驚きます。さらにボタンがカシオペアを演じていると思うと将来黒歴史確定で諸々しんどい思いをするでしょう。でも私は笑ったりしない、全てはかけがえのない宝…スター団のみんなのためにやった事なのだから。何の話?

タイマンを張るべく夜のアカデミーのグラウンドに呼び出されました。マジボスとの決闘です。胸の薔薇を散らした方が負けですね。
ネルケも見届けてくれるみたいですね。校長もマジボスの正体に気付いている様子でした。全生徒の情報と照らし合わせてマジボスを割り出したんでしょうか。尊敬に値しますね。膝小僧晒しながらちゃんと仕事してたんですね。

いよいよスターダストストリートも終盤ですが…その前に最後のジムに行きましょう。
男山ジム…いやナッペ山ジムですね。とっても楽しみですね。ブルベのロン毛男とゲレンデが溶けるまで恋したいですね。

早速向かいましたが…いやここ街ですらないじゃん。マジでナッペ山ジム。その名の通り。何の偽りもなし。このジムに配属されるスタッフ絶対嫌だろうな。ジムリーダーがブルベロン毛の美少年じゃなかったら間違いなく退職してますよ。お前はな。

ジムに入るとネモがいました。いよいよ最後のジムですからね、こうしてネモが応援に来てくれるのも最後かと思うと寂しいです。
そんな思いとは裏腹に、ネモは私の勝利を確信してるようなので有り難い限りです。オモダカさんと是非見に来てほしいですね。白い方が勝つわ、とララァとシャアみたいに言っててほしいですね。

ジムテストは雪山滑走でした。時間内にコースをクリアしろとの事でしたが…。
なんだこの風景の既視感は…アルセウス…風船割り…ウッ頭が…!!
特に疾走感もなくのろのろ滑ってクリアでした。なんか今回アルセウスでのあの鬼畜体験が相当マイルドになって反映されてる感じありますね。絶対全年齢向けじゃなかっただろあのゲーム。いろんな意味で。

ギャラリーがわりといる中でいよいよジム戦です!アルクジラを見つめる私が美少女すぎて集中できません。美男美女美クジラ対決でさぞかし会場も盛り上がる事でしょう。

皆様大変お待たせいたしました。ポケットモンスター26年、待望のブルベロン毛ジムリーダーのグルーシャがついに俺のものになる瞬間がすぐそこまで迫っています!!ありがとうございます!!バッジ8個で全ての男が私の言う事を聞く!!張り切っていきましょう!!

グルーシャ可愛いですね〜!寒そうですね〜!道蓮の髪みたいに鋭利な睫毛が印象的です。
マジでよォ〜〜〜今作男性ジムリーダー中年しかいないんだよグルーシャ以外はよォ〜〜〜!!多少おかしくなっても許してくれるよなァ!?

許されんよ、令和だから。

私の性癖は揺籠からハカドッグまで…それを思い出して冷静になれました。若ければ良いなんてことはないんです。いい男なら何でもいいんです。どちらにしろカス。
グルーシャは私の緩急のない舐めプな滑りをクールだと褒めてくれました。しかし雪山は簡単に人生のコースを狂わせるから危険だと忠告もしてくれます。
わかる。男もそう。簡単に人生狂って27500円のフィギュアを買ったりしてしまうからね。気をつけろよ。

雪のように冷たい現実を教えられるはずが、レベル差が圧倒すぎて完全に攻略順序が狂っている事を知らしめる事となりました。ごめん。この十日ずっとパルデアを満喫してたらいつの間にか鍛えられてた。怪我でスノーボーダーの道を断たれて性格が激変したグルーシャの情報をエントランスの本とかその辺のトレーナーから入手したりして遊んでた。ごめん。男は所詮エンタメでごめんね…。カスオブザイヤー2022金賞受賞でごめんね。

最後のジムなのでテラスタルも忘れずにできました。氷チルタリス可愛いですね。私の斧ブッ刺さりカイリューほどではないけどね。

グルーシャの心の氷を溶かし、これでお前も俺のもの…。無事勝利です。昔の自分を思い出すような私の熱さに何かを感じてくれてるといいですね。愛とかもね。
そしてこの時初めて、勝利の記念撮影を主人公から言い出している事を知りました。私を愛したジムリーダー達が私と写真撮りたくて向こうから誘ってるのかと思ってました。ポジティブすぎて驚きですね。
乗り気じゃないグルーシャでしたが、特別に、特別に、特別に特別に特別に特別に特別に撮影に応じてくれました。

いやこれめっちゃカップルフォトーーーッ!!!
カップルチャンネルのサムネやん!ゲレンデ行ったカップルの動画やん!!寒がってたら肉まん買ってきてくれるやつやん!!それは氷上格。
興奮した。ありがとう。自然と口から謝礼が零れ落ちるよ。最高の写真だわ。是非ともペパーに見せてモヤモヤさせたいですね。カス。

最後に、またおいでっつって手を振ってくれたグルーシャ、これはもう完全に付き合ってる。さっき会ったけど交際23日目くらいだと思うわ。浮かれとぎこちなさが同居する最高の瞬間だったと感じた。お言葉に甘えてまた来るからね、2分おきくらいに。帰れ。

興奮冷めやらぬですわ…と雪山で熱いハートを燃やしていたら、ネモとオモダカが私を待ち構えていました。
見てた?グルーシャと二人で指ハート作って写真撮ってるところ(捏造)
チャンピオン目指してた私が急に男に夢中になってネモは驚いたかもしれませんが、最後のジムを突破した事を非常に喜んでくれています。これでリーグに挑めるんですね。かつてないほど長い道のりだった…バッジを手に入れる事が今までのポケモンでは目標でしたが、今回はいろいろ寄り道しましたからね。ようやくここまで辿り着いた感が深いです。

ネモが去ると、あんなにはしゃいでる彼女は珍しい…とトップが言っていました。そうなんですね、私の前ではいつもはしゃいでますけどね。はしゃぎすぎて、すごい!やった!最高!闘ろう!くらいの語彙しか無くなってますが、普段はもっと落ち着いているみたいです。
やはり私のことは特別なんだな…初めて出会った好敵手と認める相手…いいですね。アツイですね。初対面で、こいつは絶対強くなる…と私の才能を見抜いたネモの審美眼もすごいですが。トレーナー歴26年の貫禄は隠せなかったようだな。どれだけ変装してもキムタクがそのオーラを隠せないように…。一緒にすな。
全力を出せる好敵手との出会いがさらに自分を強くするとネモも感じているのかもしれませんね。孫悟空ですねつまりはね。一人だけ集英社なんですよね。

カカロットがアップが始めているようですが、スター団もジムも一段落したのでペパーのところに行きましょうか。
待たせたなパイセン。本当一週間くらい待たせたんじゃないかな。ごめんごめん。愛してる愛してる。軽。

いろんな男をつまみ食いして改めてわかった、やっぱり私が本当に愛してるのはペパーなんだって事が。この一週間ずっと私を待ち続けてくれていたペパーの気持ちに応えたい…やっとそう思えたの。自分は乗り気じゃないにも関わらず研究所について来てくれたその愛を今、受け止めに行くよ…先輩…!

ペパー!待たせたな!私が来……。

いなーーーーーーい!!!

いねぇのかよ!おい!二着かよ!じゃねーよ!逆になんでお前の方が遅い!?ここ一週間何してた?ハチ公みたいに待ってろよ!パルデアの大穴に行くのは遊びや道楽じゃねぇんだぞ!お前が言うな。

いつだってペパーは予想外の行動で俺を夢中にさせやがる…おもしれー男…。初めて会ったこの思い出の灯台にようやく入る時が来たみたいですね。
お宅訪問にはしゃいでましたが、別にペパーの家ってわけではないみたいですね。小さい頃はこの研究所によく遊びに来てたとの事。じゃあ一応近所なのかな?その辺一軒一軒回ってペパーの家探してもいいか?やめろ。

なんか自然に生い立ちを話してくれるの嬉しいですよね。ペパーからの信頼を感じます。家族のことを話してくれたらそれはもうカップリングなんですよ。公式カプなんですよ。
フトゥー博士は天才的なポケモン博士ですが仕事ばかりで家には帰らず遊んでもらったこともない、マフィティフだけがそばにいてくれたと語るペパー…そんな彼と私が家族になるのにそう時間は掛からなかった…というエピローグが流れてポケットモンスターバイオレット、完ですね。

まだ終わっていませんでした。いざ研究所!

めちゃくちゃ雰囲気あるゥ〜!そんなに古くないけど埃っぽく人の出入りがない事がわかる研究所、アガるわ。無人発電所とかポケモン屋敷もこのグラフィックで是非とも拝見したいですね。赤緑のリメイクはなんぼあってもいいですからね。

一人でにモニターが点いてフトゥー博士が映し出されるのもアツいですわ。コサジの和やかな風景に似つかわしくないこのSF感。そしてペパーに特に挨拶もないところが悲しいですね。最悪の親子関係ですがオタク的には最高かもしれないので最低の性癖でごめんなさいね。

博士はまだエリアゼロにいるみたいですね。特殊なポケモンの研究をしており、最後の手伝いをしてほしいとのこと。
特殊なポケモンって何でしょうか。ハイブリッドドンファンのようなエリアゼロの凶悪なポケモンなのか、それともまだ見ぬ伝説のポケモンなのか…夢が膨らみます。早く行きたいですね。ていうか行っていいんですかね。まぁ絶対駄目だと思うけどそれをやってこそポケモンキッズだからね。何でもやれと言われまくったヒスイ地方のブラックさを今しっかりと感じられて良かったです。

端的に説明するとバイオレットブックを持ってエリアゼロの最深部まで来いと言われました。ペパーが持ってた月刊ムーなみのオカルト本ですね。
それを持ってエリアゼロまで来てくれたら宝物のような経験をさせてくれると。本当なんでしょうか。何かを持ってラストダンジョンに行くとミライドンコスプレおじさんが待ってたりするんじゃないかと不安になるんですが…。宝物っていうか悪夢のような経験だったんですが…。嫌な意味で忘れられない思い出なんですが…。

待っていてほしいのは死んだはずのアヴドゥルだけ、そう痛感します。早速エリアゼロへ行きたいところですが、私達二人では心許ないので仲間を連れて来いと言われ、通信が切られました。
いや全然二人で大丈夫なんですけど?むしろ二人きりで行きたいくらいなんですけど?これは父からの牽制を受けたという事でしょうか。獣姦同人女と息子を二人きりにさせるわけにはいかないという親心か?いい親父さんじゃないですか。悪かったな信用されない性癖しかなくて。俺はこういう人間だ。

ペパーはエリアゼロに行ったことがあるみたいですね。マフィティフはそこで怪我をしてしまったようです。どれだけ危険な場所なんでしょうか…大事なマフィティフが傷付いた場所になんてもう二度と行きたくないでしょうに、友達が危険なところに行くとわかってて黙っていられないと同行してくれるペパー…愛じゃよ、ハリー。愛じゃ。
愛。心からペパーの愛を感じるよ。父親になど従いたくなどないだろうに、私のために同行してくれるんですよ。いい子ですね。犬の恩は強いね。ラブだね。

そうと決まれば結婚、じゃなくエリアゼロでやっていけるか力試しをする事になりました。ペパーのね。私はもうレベル70代だからね。
自由行動になったので研究所をこれでもかと言うほど探索します。

ペパーが子供の頃ここにいた痕跡があってたまらなくなりますね。絵本にオラチフのベッド…幼少期の思い出は詰まってそうですが、初めて会ったあの日は何で研究所に来ていたんでしょうかね。博士もいないのに。私という運命の相手に出会うため…か?なるほど、理解しました。神様必然をありがとう。

写真立てもありますが…何故か写真が入ってない…!?
いや違ぇし!私が盗んだわけじゃねぇし!今日初めて来たから!日頃から疑われるようなことをしているのは認める、でも物を盗んだりなんて絶対しない!私が盗むのは男の心だけだってわかってるでしょ!?やかましいわ。
家族写真でも入ってたんでしょうか。ここにはもう戻らないフトゥー博士が懐に大事にしまっていると全私が泣きます。死んだあとにその写真が出てきて父の不器用な愛をペパーは知るんですよね…勝手に殺すな。

外出たらペパーが棒立ちしてたので撮影し放題で最高でした。トレーナーアイコンにしました。無断転載やめろ。

気の済むまで撮ったので戦っていきましょうか。
てかマフィティフも戦うの!?病み上がりで!?幸村精市かよ。さすがの主人公も、大丈夫か!?って動揺しています。それはそう。間違いなくそう。この前まで弱りきってた犬と戦うなんて真っ当な人間なら動揺せずにいられませんよ。
マフィティフは戦いたがってるようですが…本当に大丈夫か?手加減とか全くできないレベルなんですが…秒殺してしまうかもしれないんですが…またスパイスが必要なほどの怪我をしてしまうかもしれませんが…。

と思ったらレベル高〜〜〜!!スパイスオールスター強〜〜〜〜!!!完全にただの調味料要員だと思って油断してました。レジェンドルート終えてあのまま真っ直ぐ研究所に向かってたら危なかった。男を前にしても冷静な判断ができた自分を称賛したいです。

マフィティフ強かったですね〜!急所引かれてウェーニバルが不覚にも落ちました。やはり犬は強いですね。トドメはハカドッグであの世に送ってやりましたよ。助けた犬を殺すな。
マフィティフ悪タイプなのいいですよね。ペパーあんなにいい子なのに悪タイプの犬連れてるんですよ。ファミリー思いの悪タイプのゴッドファーザー犬ですよ…この絶妙なバランス感覚がSVの良さを引き立たせていると感じます。さすがのゲームフリークです。何様?

ボコボコにしてやりましたけど、ボコボコにしすぎて自分だけでは心許ないと感じたペパー、やはりエリアゼロに二人きりというのは渋ってきました。チャンピオンランクの奴と機械に強い奴が必要みたいです。明らかにネモとボタンですね。校長連れて行ってみたらどうなるんでしょうか。やめとけ。
まぁさっき話しかけもせずペパーの写真を撮りまくっていましたからね、二人きりになるのは身の危険を感じたんでしょう。ボタンのハッキングで盗撮写真を消し、私がペパーに既成事実を迫ろうとしてもネモが倒してくれる…そういうわけですね。賢明です。本当に親友?
わかったよ、ペパーが四人で行きたいってんならそれで構わない。でも忘れないで…私が必ずペパーとマフィティフを守るよ。あなたを苦しめる全てのことから…codes i love you…。

ユーミンに守られたところで進めましょうか。
その前に授業でも受けるか…と学生の本分を果たそうとしていたところ、なんと学校の前にネルケがいるではありませんか。まさか校長に授業受けるのを阻害されるとは思ってもみませんでした。私がジニアやセイジやハッサクやサワロにデレつくところを見たくなかったのかもしれません。ごめんね。あとレホール先生も夢女として結構好きだから授業受けたいんだ。まともな動機で学校行けんのか?

何故こんなところで怪しげなリーゼントが私を待ち構えているんでしょうか。周りの生徒に不審げな視線を向けられているような気がしなくもないですね。
頑なに自分はネルケだと主張した謎の老人でしたが…突然、今こそ正体を明かそう!と衝撃の事実を告げられました。

なんと、ネルケの正体は校長だったのです!!

そ…そんな!じゃあ観覧車が止まって暇潰しにお話してくれたり、学園演劇でロミオとジュリエットを演じたり、海でナンパされたとき助けてくれたり、修学旅行を抜け出して一緒に蟹を食べたりしてくれたあなたは、全部偽りだったっていうの!?
それはときメモGSの記憶なのよ。

私の思い出にも偽りがありましたが、ネルケとして私を愛してくれた日々は幻だったのでしょうかと問わずにはいられません。今日から普通の校長に戻るという事は、教師と生徒という健全でなくてはならない関係が禁断のものとなってしまう事を意味しています。
その覚悟が…あるんだね校長。わかった。私も真田広之と桜井幸子の高校教師を見て育った人間だからね、覚悟を決めるわ。悪いなエド・シーラン、エンディングは森田童子に変更よ。

春の木漏れ日の中で衝撃の事実を告げられましたが、さらに校長は、カシオペアの正体も自分だというではありませんか。

いやそれは嘘。私の男レーダーがカシオペアには反応しなかったから違います。舐めないで頂きたい。
そんな見え見えの嘘と共に勝負を仕掛けられました。

…え?クラベルとも戦うの?今?
確かにカシオペアからタイマンを持ちかけられましたがそれは夜、今は昼です。しかも指定されたのはグラウンドです。どう考えてもカシオペアではありませんね。カシオペアと私を戦わせたくない理由があるという事でしょうか。でもボタンは待ってるんですよ私の事を。たとえ校長だろうともフラグを折る事は許されない、全員を虜にするまで私の宝探しは終われないのです。

まさかセーブなしで校長と戦うことになるとは思いませんでした。自由な校風とは裏腹に手厳しい展開ですね。
特に縛りのない手持ちのようですが、モロバレルがいた時点でわりとネタなのはわかりました。自分で気付いてるじゃん、全てがモロバレな事に。私を愛し始めている己の気持ちにもね。はいはい。

何気に倒してたけどニャオハ立ってるーーーー!!どの時点で立ったの!?普通に可愛いじゃん。ほぼ人間。これはこれで獣姦同人誌が増えそうで草。負けねぇぞ(張り合うな)

立ったニャオハを跪かせて勝ちました。これでクラベルも私のものです。決闘で勝った者が薔薇の花嫁を手にする権利がある、当然ですよね。ありがとうございます(?)
薔薇の花嫁っていうか葡萄の校長ですけど、何故カシオペアと偽って戦ったか話してくれました。クラベルはカシオペアの正体にもう気が付いているんですね。だからこそカシオペアが抱える事情を知り、そんなあの子の悲しみを私に背負わせたくなかったから、私とカシオペアを戦わせたくなかったんですね。

愛じゃよ、ハリー。これもまた愛じゃ。
クラベルからの愛、感じずにはいられないよね。私が心優しく強く正しいトレーナーとわかっているからこそ、純粋に宝探しをしてほしい…本来学校の大人が解決するべき問題に私を巻き込んで悲しみを担がせたくない…そう思ってくれてるんですね。ありがとう。ここに入学してよかったと心から感じます。

でもさっきも言ったけどボタンは私を待っているんですよ。スターダスト大作戦を一緒にやり遂げた私と戦いたいと思ってくれているんですよ。私なら大丈夫と思って信頼してくれてるんですよ。校長もそうだから私にノーセーブで勝負を挑んだんですよね。自分に勝った私ならボタンを救い出せると思ってくれたんですよね。全てを解決した暁には結婚してくれるんですよね。全部わかってるから。任せてほしい。どんな悲しみだろうと私が救い出してみせる。主人公は全てを背負って生きていく運命があるのだから。わりと過酷な運命でも全然気にしてない顔して生きていけてるんだから。レジェンズアルセウスの主人公とかな。帰れなくていいんかいお前。

マジボスに勝ってくれと頭を下げられて覚悟が決まりました。もう絶対勝ちます。絶対勝てます。この時ばかりは獣姦同人が早く見たいという雑念が消えました。早くスター団のみんなとボタンを会わせてあげたいですよね。全部終わったらこれまでの遺恨は捨て、一緒にピクニックでもして獣姦同人誌を読み回したりしようよ。雑念捨て切れてないじゃねーか。

清らかな心を持っているうちにグラウンドに行きます。一応夜まで待ちましたが意味あったんでしょうかね。昼に行ったらキハダ先生に挨拶して終わりだったんでしょうか。

静かな空間でカシオペアを待っていると、怪しいフードの人間がやってきました。

あれはまさか…チェシャ猫…!?

違いました。息をするように歪アリが出てきたインターネット老人の自分に驚きを隠せませんが、やはりマジボスはボタンでした。主人公が一瞬驚いたような表情をしたあと、全てわかっていたかのように眉を下げたのがなんか情緒的でよかったです。

ボタンが私に目をつけたのは、初日にスター団に絡まれてたのを助けたあの時だったようですね。確かに生徒会長からテラスタルオーブをもらって下っ端をボコボコにしていましたから、相当印象は強かったはずです。強く美しく正義感もあり生徒会長からの信頼も厚い私の姿を見たら、作戦に利用してやろうと思わなくもなさそうですね。他に友達もいないのならば。

ボタンを倒せば正真正銘スター団は終わり、しかし大事な宝物であるスター団を終わらせたくない気持ちもある…相反する思いが語られてよかったですね。みんなに退学になってほしくないからスター団を解散させたい気持ちと、でもこれまで大切に築いてきた居場所を失うのもつらいという気持ち、どちらもあって当然ですよね。わざと負けたんじゃ悔いも残るだろうし、ここは本気を出してもらって晴れやかな気分で解散していただきましょう。これまで数々の組織を解散に追い込んできた私の実力、是非堪能して帰ってください。

やる気充分で構えているとネルケが全力疾走でやってきました。相変わらずお手本のようなフォームで美しいです。タイム先生の反省文に手間取ったところも可愛いですね。校長が出てくるたびに好きになるの勘弁していただきたいですね。もはや黒幕説などあったのか?ってレベルですが、私は槍の柱を体験した者だ、面構えが違う。最後まで疑っていきましょう。

ボタンはネルケに、勝敗を全団員に送信するための動画撮影を頼んでいました。真面目な戦闘動画のはずが、時々私のアップが入るのを見て、ネルケが私を愛している事にみんなが気付くパターンのやつですねこれは。無意識のうちに思いが溢れ出てしまうタイプのやつですね。興奮しますね。髪型バッチリ決めてきてよかったですね。お前は何をしにグラウンドまで来てんの?

そうでした、全員に決闘で勝って全員を私のものにする、それがここに来た目的でした。やってやりましょう。
お!何気にボタンの投球フォーム、御曹司投げですね(※ダイゴの投球フォームの事)
いつ何時も昔の男の事を思い出しながら勝負です!

手持ちブイズなんですね。じゃあレッツゴーは迷う事なくイーブイの方で遊んだ事でしょう。で?
全く苦戦せず勝てたというか、ブイズ縛りってわりと不自由ですよね。あんまり強くはなりませんよね。でも幸せならOKです。

ボタンにもお馴染みの回想がありました。全てが終わり、そして全ての謎が今解き明かされます。そしてそれは、全ての団員が私のものになる事をも意味していました。ねぇよ。

カシオペアがスター団解散を宣言するところから回想は始まります。
スター大作戦は、戦わずして勝利を収めた無血開城だったようです。いじめっ子達を呼び出し、加害をやめねば断固戦うと宣言した結果、いじめっ子共は逃げ出して全員自主退学の大騒ぎになってしまったんですね。
罪を認めて謝罪して和解…もしくは法的措置…とはならず、退学して逃亡というのはスター団側もあまりいい気はしませんよね。大量退学発生のせいで問題が大きくなりすぎたため、マジボスは一人責任を取って留学となったのですね。ボス達からしてみれば一方的に別れを告げられ、学校に行けと言われてもマジボス抜きで日常生活を取り戻すなんてできないよって感じになるのもわかります。全部わかりますね。互いを思いやっているからこそのままならなさ、泣けますね。

私に負けてこれでスター団も終わり…としんみりしかけたところに、ネルケが茶々を入れてきました。何故マジボスであるボタンがスターダスト大作戦を実行したのか、最後に確認させてくれと言うのです。
そんなことはボタンと拳を合わせた私にはもうわかっています。スター団を解散させようと言ったのに誰も辞めないから、掟に則って団を辞めさせる必要があったんですよね。でないと退学になってしまいますからね。
しかしボタンにとってスター団が宝物である事に変わりはないのです。解散しなくて済むならそれが一番良いのです。不良を更生させる事には賛否あると思いますが、不良と思ったけど別に不良ではなかったという落とし所がありますから、校長がなんかいい感じにおさめてくれるんじゃないでしょうか。

全てを明かしたボタンに、とうとうネルケも姿を明かします。

カシオペアがボタンさんだったならば、ネルケはクラベルだったのです!

じゃねーよ。知ってんだよ。わかれよボタンも。学校来てないから校長の顔もよくわからんか?いや一度見たら忘れんよこのイケオジジの顔面は。
校長の姿のままではみんなの本音が聞けないから変装したと言いますが、リーゼントのジジイも充分怪しいと思うのは私だけなんでしょうか。膝も出てるし。勝俣じゃないんだよ。

怪しい老人の話もここまでです。ムービーが始まってスター団のみんながやってきました。
メロコも優しく微笑んでいて可愛いですね。居場所を作ってくれたマジボスを今度はボス達が迎え入れている感じが良かったですね。
初めてスター団のポーズで泣けました。ようやくボス達と顔を合わせ、それぞれから声をかけられた時のボタンの感極まった表情が胸に来ましたよね。

怪しい老人こと校長はみんなに謝罪します。ぺっこり45度越えて90度です。自分が赴任してからのいじめのない爽やかでいい男ばかりのアカデミーの姿は、みんなの怒りと悲しみ、勇気が勝ち取っていたものだった事に気付けなかったと。
そして解散も退学も撤回、これからもみんな一緒にいられるみたいなので、私としても有り難いですね。いい男を三人も失ったらこっちがスターモービル乗り回してアカデミーに乗り込むところですよ。お前が退学しろ。

スターダスト大作戦を決行したボタンとしては複雑な心境ですが、みんなもボタンの気持ちをわかっています。すんなり団を辞めずに退学してしまいそうなみんなのために、どうにか解散させようとしたボタンの気持ちをね。みんないい子なんだよね。みんないい子だけど、スターモービルという怪物を生み出した事だけは本当に恐怖ですよね。よく生きてたな私。

さすがにスターモービルのやばさはお咎めなしとはいかないでしょう。無断欠席に制服改造、備品の持ち出し、モトトカゲの改造と暴走などの校則違反は、普通に罰則対象となるようでした。

いやスターモービルの改造は〜〜〜〜〜〜!?!?!?

絶対おかしいだろ!!!!あの暴走自動車への言及がないのはおかしいだろーーーーーーッッッ!!!!!人が死んでもおかしくないだろ!!!!なんとか言ってくれよォ!!!

納得いかないですね。道路交通法とかも普通に抵触すると思うんですけどね。
最終的に全然罰になってない奉仕活動でチャラになり、団を続けながら学校にも通えるという万々歳な形で終わったところで、何故か私が校長室へ呼び出されました。何はともあれスター団が続けられるようでよかったですね。

スターダストストリート、本当に青春の物語で胸が熱かったですね。傷を抱えた者たちの絆が生む繊細な優しさが要所要所に感じられて沁みました。孤独だった者達が互いに得意な事を持ち寄ってね、いじめに立ち向かうために協力していく姿とか泣けてしまいましたね。こういう真っ直ぐな気持ちを忘れていたんじゃないかと思います私は。男の事ばかり考え、力で男を手に入れる事しかできず、勇気を持って困難に立ち向かう心を忘れてしまっていた…。
スター団のおかげで取り戻した気がします。苦難から立ち上がる心、槍の柱で裏切られたトラウマを克服する勇気、ウォロ戦とギラティナ2戦を突きつけられても折れない心を、再び取り戻せたと思います。
いや最後のはもう無理だな。

呼び出されたので校長室に行きましょうか。
愛し合う者が校長室で二人きり…何も起きないはずがなく…と思っていたらボタンが来ました。どうやら二人きりにはさせてくれないようですね。ペパーだけでなくクラベルにまで警戒されてしまったんでしょうか。こんなに一途で清らかな心を持った主人公なのに…。どの口が言うんでしょうね。

私がいなければスター団の処分に誤った決断を下すところだったとクラベルに礼を言われます。まぁでもそれも校長がちゃんと膝を晒してでもスター団を知りたいと思ったから真実がわかったわけでね、やっぱり校長の功績がでかいと思いますよ。むしろ礼を言うのは私の方です。こんなにクラベルを一生徒の私が独占できて本当に最高の日々でした。このまま第二第三の不良グループを生み出して、その度にネルケと調査に乗り出せたらいいなと思っています。お前が処分されろ。

男狂いを繰り出しているうちにボタンの口から衝撃の事実が語られました。
実はカシオペアが私に報酬として払っていたLPは、リーグのシステムをハッキングしてチョロまかしていたガチ犯罪だった事を告げられたのです。
おいマジか?私はその仮想通貨で男ジムや男アジトにバッチリ決めていくための衣装を調達していたのですが?知らぬ間に汚い金に手をつけていたのですが?悪いけど返せませんよ。本当にないからね。男に会うたびに全身整えてたから金はない。これが俺の生き様だ。
返せとは言われませんでしたが、ボタンのマジ犯罪のせいで席を外されました。でしょうね。余裕で警察沙汰ですね。

さすがにこれはお咎めなしとはいかないでしょう。だって不正利用ですよ、ガチガチの犯罪。もしくはポケモンリーグがハッキングの事実を隠蔽して終わりでしょうね。どちらにしてもやばい事には変わりありません。どうなっていくんでしょうか。
と思ったらボタンから呼び出されました。初めて会った場所に来いとの事。ペパーにも灯台で待ち合わせるとき初対面の場所と言われましたね。ファーストコンタクトを大事にされている感があっていいですね。

自首するなら付き合うよ…と緊張しつつボタンに会いに行ったら、なんと、犯罪の件はチャラになったようです!

なんでだ。絶対おかしいだろ。

オモダカさんよォ〜〜〜若い才能が大好きな事と犯罪行為を叱責しない事はまた別問題だろォ〜〜〜!!!?罪だよ!捕まるんだよ普通!確かにシステムの脆弱性にも問題があったかもしれない、でも犯罪は犯罪だからね?その金で男ウケする服を買いまくった私の心は傷付いたままだからね?汚い金を使い込んだ自責の念で追い詰められてる私がいること忘れないで!謝って!謝ってよ!でないとチリちゃんに、ほーん…あのごっつキャワイイ服も汚い金で買うたんやな…って思われちゃうでしょ!違うもん!ポケモンを大量粛清して手に入れた落とし物を売って作った金で買ったんだもん!どっちにしても最悪。

エンジニアとしての才能を買われて逆にリーグにスカウトされたとの事です。平和な世の中ですね。まぁボタン的にはよかったですよね。才能も使い方と環境次第だと痛感しますね。スター団という居場所も校長の計らいでなくならずに済んだし、大人が子供を見守りながらサポートしている感じが良かったです今作。ジニア先生がジムの応援に来てくれたりとかキハダ先生がジムテストの手伝いしてるとか、ちゃんと生徒の様子を見てるんだなって感じられましたね。

わざわざお礼を言いに来てくれた上に、困ったことがあったら力になる事を約束してくれました。くれましたけど、エリアゼロという危険地帯に一緒に来てくれって言える?立ち入り禁止区域だし命の危険ありそうだから言えないでしょ普通。まぁもっととんでも犯罪やってるから大丈夫か。大丈夫じゃねーよ。

これでスターダストストリートも無事終わりましたので、いよいよ最後ですね。チャンピオンロードを爆走してポケモンリーグに行きましょう。ようやく我々の知っているポケットモンスターになってきました。やなり26年の習慣をこなさないと終われませんね。自由な冒険…何をしたっていい…でも私はチャンピオンになりたい、何故ならそこに男がいるのだから。少なくとも一人はいるのだから。張り切って参りましょう。

前にリーグ近くまで行った事はありますが、ネズミしかいないような無音の平原で何の感慨もなかったのを覚えています。なんかいよいよこの先がポケモンリーグだ…!みたいな雰囲気じゃないですよね。これから得意先の会社に行くくらいの絶妙なフラットさと足取りの重さを感じさせます。新しすぎます。
険しい道のりもなく辿り着いた上に普通の建物ですからね。全然ポケモンリーグっぽくない。カロスリーグ見た事ある?スマブラやってみなよ。飛ぶぞ。
まぁチャンピオンの定義も違えばリーグの存在意義もまた違ってくるということでしょう。見せてもらおうか、パルデアのポケモンリーグの性能とやらを。

ドアだけは馬鹿でかいリーグにカチコミしようと構えたら、オモダカがいました。私を有望と判断した瞬間からやたらめったら出くわしますよね。つまりそういう事ですよね。ストーカーのいない土地なんてないんでしょうね。
チャンピオンになるための最後のテストはこの建物で行われるのですとドヤ顔で言われましたが、普通です、普通の建物。カロスから来た人とか、はぁ…左様で…くらいの反応しかできまいて。それともこの中に入ったら火柱が立っていたりするんでしょうか。驚くからやめてやれ。

健闘を祈られてリーグに入って行きました。
後ほどお会いしましょう的な事を言われたので、やっぱりトップと戦うんでしょうかね。トップを倒して終わりと思ったらギラティナ2戦とかが待っていなければ何でも大丈夫です。

常に心にトラウマを抱えながら中に入ると、そこには火柱…ではなく、外観から想像した通りの室内、そして何故かチリちゃんがゲンドウポーズで座っていました。

え?何その眼鏡。
何この状況。
何その奥の集中治療室みたいな扉。

全てがカオス。いや別に普通です、普通すぎてカオス!ここどこ?本当にポケモンリーグ?
本日はお越しくださりありがとうございます…じゃねーよ!
どうぞおかけください…じゃねーよ!なんで標準語なんだよ?なんで眼鏡なんだよ!何なのよこのパイプ椅子でもないデザイン性の高い椅子は!

そんで面接官のチリって誰!?
面接官のチリですって何!?!
面接官のチリです!?!?私の知ってる四天王のチリは!?

混乱。全然私の知ってるポケットモンスターじゃなかったわ。
つまり一次テストは面接…!?ってこと…!?じゃあ今まで見ていた関西弁は…!?四天王は世をしのぶ仮の姿、本当のチリちゃんはチャンピオンに相応しい人物を見極めるジャッジメント…つまり審査はすでに始まっていたのだって事!?なんだってー!?

終わりました。性格がカスでもポケモンさえ強ければチャンピオンになれていた時代は終わったのです。ドアをノックするところからもう戦いは始まっていたんじゃないのか?三回ノックしないと失格だったんじゃないのか?最低限のマナーを理解していない者はチャンピオンの器ではない、そう言いたいのではないのか?

まさかこんな手を使ってくるとは思いませんでした。従来と違うとは感じてましたがいくら何でも違いすぎる。人格を求めないでくださいよチャンピオンに。チャンピオンなんてまともな性格でできるわけないだろ。全地方見たらわかるだろそんなこと。

落ちる事を覚悟しながら挑みましたが、半分は記憶力テストだったので事なきを得ました。みのもんたなみの長考姿勢を取られた時は終わったと思いましたが、チャンピオンになる目的を聞かれた時に「男」の選択肢がなかった事が勝敗を決しました。危なかったですね。問われたら正直に答えるしかないですからね。宝探しもあながち嘘ではないですしね。

無事に一次試験、面接テストに合格しました。性格がカスでもチャンピオンになれるシステムは変わってなかったみたいで良かったです。
ネモ以来の一発合格だと褒められましたが…いや倫理観ゼロかよこの世界の奴らは?りゅうのあなで認められないイブキなみの奴しかおらん。私よりカスになるな。

何はともあれ次はいよいよいつもの四天王戦ですね。安心。力で捩じ伏せるのが最も簡単だという事をポケモンは教えてくれます。そしてそれだけでは何も得られない事も…。勝ったのにどうして私のものにならなかったんだ…ウォロ…私は何のためにこんな力を手に入れたんだ…あの槍の柱から私は自分を見失ってしまったようだよ…チャンピオンになれば何かを見つけられるのかな…本当の宝物を…見つけられるのかな…。

2022年1月から情緒が安定しませんが、今はチャンピオンロードをひた走るのみです。行きましょう、集中治療室の奥へ!

はい!簡素な部屋!期待を裏切らない!
無駄な装飾はない、機能性と耐久性を重視して設計された感、匠の技ですね。この試合を見ているのはここにいるただ二人だけ…みたいな感じが強調されて良いではないですか。ちゃんと高級感もあっていいですね。一瞬バイオハザードかな?と思ったけども。ここは…アンブレラ社?

そんで誰もおらんやんけ…と思ったら後ろからチリちゃんが入ってきました。
もう眼鏡を捨てています。という事は四天王モードという事です。

は〜〜〜〜〜〜初戦からチリちゃんか〜〜〜!!出し惜しまないわね〜〜〜〜!!

ていうかエーーーー格好良〜〜〜〜!!!

何!?上から下まで格好良!!!足長!!足細!!!投球フォーム何!!!立ち姿何!!ポケットに手を入れている!!髪をファサ…している!!急所に当たった!!夢女は倒れた。

俺は…。
俺は…思い違いをしていたようだ。
手塚…チリちゃんはどうして男じゃないんだとさっきまでずっと思っていた。
でも違ったんだ。まさかこんな姿の…こんな熱いチリちゃんの姿を見る事になるとは思わなかった。ゲーフリがチリちゃんに懸ける性癖の集大成を、俺は読み切れなかった。

この良さは…女だから良いの良さだ…ッ!!

完敗だった。女よりは男の方が有り難いと思っていた心が完全に砕かれました。こんな事は言いたくなかったが…間違いなくチリちゃん…女だからここまで刺さる…ッ!俺の負けだゲームフリーク…ッ煮るなり焼くなり好きにするがいい…!

思えばレジェンズアルセウスの時から本当はわかっていました。
シロナは女だからよかったんですよね。だって男だったらああだぞ。な?

大切な事はいつだってレジェンズアルセウスが教えてくれます。
チリちゃん地面タイプ使いなんですね。せっかくなんでドオーにドオーをぶつけ、見事ドオー対決を制しました。性癖に屈してもポケモン勝負には屈しない私の心意気、お分かりいただけたと思います。

テラスタルの時も格好良かったですね。敗北時の拍手の仕方がピカブイのワタルと一緒ですね(で?)。ちょっと不服げな顔も良かったです。全てが良かった。正直チリちゃんしか見てなかったからもっとポケモン勝負に集中できるようにしてもらえませんかね。こんな性癖トチ狂うような事されると困るんですよ。PTAに抗議されても知りませんよ。

初戦から血圧上がりまくりでしたが、あと三戦もあります。大丈夫なんでしょうか。
次の部屋行くか…と思って構えてましたけど、違いました、ポピーちゃんが来ました。

あ、これずっとこの部屋で戦うんだ?
エコじゃん。不景気じゃん。建物が質素なのも単純に世相を表しているという悲しい話なの?無情じゃん。
夢のない話になってしまいましたが二戦目はポピーちゃんですね。小さいですね。こんな小さい子の前で破壊光線を打ったら消えてしまわないでしょうか。心配ですね。

てかチリちゃん横で見学してんの!?おい男にうつつを抜かしてるところ見られちゃうじゃねーかよ。やめてよ。てことはポピーに勝ったらポピーも横で見学する事になるの?やめてよ。子供の見るものじゃないよ、ハッサクにデレつく私など。今度こそPTAが黙ってないぞ。

すでに勝った気でいましたが、普通にソウブレイズで無双でした。鋼使いだからでかい鍵ぶら下げてたんですね。
私に敗北してチリちゃんに泣きつくポピーちゃん可愛かったですね。そしてそれを慰める事もなく次の人呼ばなとプロ意識の高い注意をするチリちゃん、好きだわ。もう君に夢中。人生狂わすタイプ。

そして私は、ポピーがおじちゃん呼ばなきゃと言ったのを見逃しませんでした。

男だ!!次は男!!男です!!人生狂わす男!!
おじちゃんならハッサク?もしかして大穴でクラベルでしょうか。それはおじいちゃんや。
どんな男がやってくるのかと期待に胸を膨らませていると…。

あ、あれは…あのデカい鞄と、クチナシとのアバンチュールをつい思い出してしまうほど昔の男の既視感を覚えたあの猫背は…。

あ、ア、アオキだーーーー!!!

男だーーーーー!!!

パルデアで初めて外食デートをした忘れられない思い出の男、アオキさんじゃないですか!!!

確かに非凡サラリーマンだわ四天王は。凡から最も遠い職業だわ。まさかの兼任とは恐れ入りました。働きすぎだろ。
いやでもまた会えて嬉しいですね。ブラック企業様々です。
そしてやっぱりチリとポピーはそこで見守っているのね、私とアオキの愛の育みを。見ないでほしかった。男に態度を変える醜い私を、見ないでほしかった…。誰に何と言われても男にデレつく事はやめられないから…。
普通にやめろよ。普通に。

しかもジムの時とタイプ違うんかい!飛行だ!!なるほど!!私と愛の逃避行をするためのタイプですね!!ありがとうございますトップ。あなたの自カプはよくわかりました。

テンション上がりすぎてどうやって勝ったかも覚えてないくらい普通に勝ちました。頭に風船ついてるフラミンゴじわりますね。好きですね。

私がトップに気に入られている事がアオキに知られているとわかり、だからって身を引いたりしないで…と思ったりしながらいよいよラストです。声小さいアオキさんいいですね。こうしないと聞こえないからっつって近付く口実ができるわけですからね。

次はいよいよハッサク先生ですよ!!もういい、ハッサクにデレついているところを誰に見られたって構わない。むしろ見ておけ、そして焦れ。私のストライクゾーンの広さに恐れ慄き、私のために争うがいいわ。

ハッサク先生最初から出てたわりにトリなんですね。これは余程の強者の予感ですよ。毎回思うけど四天王の性格バランス面白いですよね。仕事では和気藹々としてるけど絶対プライベートで仲良くしてはいないだろう的な面子。

ここでハッサク先生に勝てばチャンピオンなんでしょうか。どちらにしても一区切りなので気合い入れましょう。

私はすでに、ハッサクがドラゴンタイプを使う事はわかっています。
よく見てください後ろを。
今流行りのコートのあれではございません。

マントなのです!!!
そう、マントなのです!!!!

初めて会った時から気付いていました。肩から覗くその布の存在。俺でなきゃ見逃しちゃうねと思ってました。
でも四天王の大将のドラゴン使いとまでは気付かなかったよォ〜〜〜〜!!!何このかつて愛した男の面影感。いや今も愛していますが。
熱いですね。26年前を思い出すようです。

私を倒すためだけにこの力を振るうと言われた時、完全に二人の世界が完成しました。教師の本分を忘れ、全力で私だけを見つめるその瞬間、何が生まれると思いますか。
そう、愛です。
私が見据えているのは勝利ではありません。その先にある二人の未来なのです。必ずやチャンピオンになり、教師と生徒の関係を飛び越えてみせる。その強い気持ちを持った私に敗北は有り得ないのです。

あのサスペンスで犯人が身につけるような黒いグローブ、リーグだとみんな付けてるんですね。めっちゃ格好いいですね。
そんでサウスポーですよハッサク先生!!きりきり舞ですよ。魔球はハリケーンですよ。熱帯低気圧ですよ。恋の台風が接近してるんですよ。

男に気を取られまくりでしたがハッサク先生普通に強かった〜〜!!!中国のゴジラみたいなのに3体もやられましたよ!!ドラゴン最強伝説は終わらせないという気概を感じる戦いでした。しかし私という可憐なフェアリーには負けてしまう…そこがいいんですよね。ハッサク先生変だけどかっこいいですよね。独身ですよね?信じてますからね?

勝ち進むと何故か先生の方が感動で泣いていました。情緒よ。年取ると不安定になるものよ。チリちゃんも拍手が止まりませんよ。
先生の号泣に主人公がドン引きしてるの良かったです。うちらの大将たまにこうなってしまうんや…じゃないですよ。こっちは号泣してバッジくれなかったアカネちゃんの記憶があるから本当にチャンピオンランクになれるか不安になるだろ。一回出てからもう一回来た方がいいか?とつい思ってしまうだろ。
結局チリちゃんが進行してくれて二次試験合格となりました。て事は三次試験があるんですね。奥からトップが手を叩きながらラスボスみたいに登場してくるに違いありません。

違いました。今度はこっちから行くみたいです。何でやねん。
ていうかトップ、四天王を腕づくでかき集めたって言われてましたけど世紀末すぎませんか?本当にポケモン強ければ何でもできそうですね。私もこの実力で男たちを腕づくで集めたい限りです。

やっぱりトップとは戦わなくてはならない運命のようです。その上ネモとも戦うんですよね?忙しくないか?
チリちゃんの回復、ありがてえです。ハッサクに台詞の全てを遮られるアオキも可愛いです。四天王たちの愛を受け止め、トップチャンピオンとの戦いに挑んでいきましょうか。
さすがにラストバトルに見物人はいないみたいなので二人きりです。何があっても二人きり、つまり何をしても誰にも見られる事はないわけです。張り切っていきましょう。

なんだかアローラを思い出す景色で良かったですね。やっぱ高いところで戦うとテンション上がります。オモダカさんの強そう感も増します。どんなポケモン使うんですかね。
オモダカに勝利すれば晴れてチャンピオンです。ポケモンと言えばやはりチャンピオンを目指すのが通例でしたからね、終わりが近付いている感じがしてきますね。ちょっと寂しいですね。

特にタイプは統一されていませんでしたが、全然知らんポケモンが出てきてタイプがわからない中絶望したりするの、新作の醍醐味って感じで良かったです。

てかオモダカさんの頭このポケモンイメージなのか!!キラフロル!初めて見ました!!黒柳徹子じゃなかったんだ。当たり前だろ。
涼しい顔でテラスタルするオモダカさん、格好良かったですね。なんか今回シロナとかチリちゃんとかオモダカさんとか黒パンツのスタリッシュ女のビジュアルが好きなんだなっていう気付きがあって面白かったです。男のストライクゾーンは広すぎて審判いらずですが、女のストライクゾーンはこういう感じだというのをね、覚えて帰ってもらえたらと思います(何のため?)

テラスタルのおかげでタイプがわかったので無事勝利しました!!これで私もチャンピオンランクです!!

四天王の面々も早々にお祝いに来てくれました。オモダカさんが私という才能あるトレーナーに手を出しやしないか心配だったのかもしれません。
ハッサク先生また泣いてますね。この調子だと逆プロポーズした時にも号泣されそうですね。するな。

ポケモントレーナーはパルデア地方の宝物って言葉、よかったです。オモダカさんはそう思っているんですね。パルデア中の男を統べる私の事も人間国宝にしてくれたら良いのですが…。
しょうもない事を言っているとネモが駆け寄ってきてくれました。私が人間国宝いやチャンピオンになる瞬間を誰よりも待ち侘びていたのでしょう。トップがわざわざネモに連絡して経過を知らせていた事から見るに、トップの自カプはネモと私だという事が見て取れます。良い性癖です。

ここで初めて対等なライバル関係がスタートするの新鮮でよかったですね。思えばここまで実力差が顕著な関係は今までなかったかもしれません。ボタンやペパーには頼られる方でしたが、ネモはずっと私が実るのを待ってたんですよね。一人だけ私個人を見つめ続けていたのかと思うと熱いですよ。トップの自カプ審美眼の高さにも脱帽ですよ。

二人に相応しい場所で待ちに待ったチャンピオン対決をする事になりましたが、私達に相応しい場所ってどこでしょうか。これがウォロだったら秒で槍の柱とわかるのですが…わかりたくなかったですけど…。

初めて勝負したネモの家の裏が私はわりと思い出深いんですけどね。ユウキくんとも最初に戦った場所で最後に戦ってエモかったもんね。野球もホームベースに帰るように、やはり原点回帰が鉄板でしょう。あの海のそばのバトルコートで間違いないですね。

全然違いました。テーブルシティで再戦の約束をしました。なんでや。いい男教師の思い出しかないわ。

まぁでも超絶映える中央広場で勝負なら盛り上がる事でしょう。ギャラリーも多そうだし、私を一目見ようと集まる群衆を堪能するのもいいかもしれません。その中で一際熱い視線を送る男を絶対に見逃したくはないですね。ポケモン勝負をしろよ。

ネモはオモダカにも本気を見せた事のない実力者との事。トップをも凌ぎまくるとはかなりの強者のようです。勝てるんでしょうか、平均75レベルで…。

いや、勝てるだろ。

数字は嘘をつかない…それを痛感します。力の強さこそ真の混じり気のないシンプルな強さなのです。それをわからせてあげましょう。いざ中央バトルコートへ!

ここでムービーです。ネモが私を待ち侘びていますね。そしてみんな私を見ています。彗星の如く現れた最強美少女の私を曇りなき眼で見つめているのです。この中から誰を伴侶にするか考えている邪な私とは裏腹に、ネモは誰よりも私との勝負を楽しみにしていたと言い、その純粋さに目頭が熱いです。ライバルになってください!と熱い告白を受けたというのに、私を一心に見つめるハッサク先生の方が気になってしまうこのカスのような心、ネモとの真剣勝負で浄化したいですね。

好敵手がいない人生だったネモにとっては、初めて対等なライバルができて本当に嬉しいんでしょうね。本気を出せず物足りなさを感じていた日々に突如現れた私という宝物…最高です。エモです。私がチャンピオンになった事をこんなに喜んでくれた人、今までいなかったもんな。ママでさえ、疲れてるみたいだから休んで行ったら?しか言わないもんな、チャンピオンになったとて。どういう親。

ネモとの戦闘中に、私たちの宝物だからポケモンはテラスタルで輝いているんだなと気付いて泣きました。そうだ…これはポケットモンスターが私達の宝物だという事に改めて気付かせてくれるゲームだったんや…。ポケモン!それは殺戮生物!と叩き込んでくれたレジェンズアルセウスのあとだからこそさらに沁みるわ…。

ネモ戦はもう普通に苦戦しました!何そのポケモン知らん…みたいな事もないのにシンプルに強かった!やはり単純な力の強さこそ真の強さ…パワーとパワーのぶつかり合いに勝利したその時こそ、チャンピオンネモの孤独は解消されるんですよね。勝つ事でたった一人の強者だったネモが救われるんですよ、泣けるじゃないですか。剣盾では勝つたびにホップの夢を奪っていたというのに…。プレイヤーの精神にも優しい最高のゲームで有り難いですね。

ネモは泣いてなかったけど私は泣きました。あまりの眩しさに。ポケモン勝負って思った以上にずっと楽しいね、の言葉が全てですよね。一歩間違えばヒソカなのに、圧倒的強さで対等に戦ってくれる人もいない中歪む事なくバトル大好きなまま私を待ってくれていたネモ、あまりにも尊い。ヒソカとニアミスとは思えない。任天堂か冨樫かでここまで差が出るんですね、勉強になります。
本当みんないい子だな…男男言ってる頭おかしいのは私だけなんだな。そうだよ。

最高のライバル戦を終えてチャンピオンロードもこれにてクリアです。
なんか全て違う色の涙を流したって感じで良かったですね…。チャンピオンロードは私という個人がネモにとっての宝物だったって感じで感極まりましたわな。ペパーやボタンは強いトレーナーを欲していたけど、ネモは私という唯一無二のポケモントレーナーを求めてくれていた事がね、なんか報われますよね。強くなるたびに喜んでくれる人がいるって本当ライバルとしてあるべき姿ですよね。今までは常に私がライバルをリードしてましたから新鮮でした。どんどん新たな試みをしてくれるポケットモンスター、最高のゲームです。ありがとうございました。極上のエンディングです。

いやまだだったわ。最悪親子関係を見届けるまでは終われない、それがスカーレットバイオレットでした。

いよいよエリアゼロか…と思っていると、ペパーから電話が掛かってきました!
ずっと声が聞きたかったよペパー。私とネモの頂上決戦、見ていてくれたかしら?マフィティフのために強くなった日々があったからこその勝利だったと思う。やっぱり私にはペパーが必要なんだ。結婚しよう。マフィティフも私の声を聞いてはしゃいでる、一緒に暮らしても絶対上手くやっていけるよ。今行くからバージンロードって待ってて。結婚式代は不正受給したLPで払うから。返せよ。

バージンロードではなくゼロゲートで待ってると言われました。一回行ったところですね。今はまだその時ではない…みたいなのになって当時は入れませんでしたが、いよいよその時が来たみたいです。楽しみですね。

あの時は空いてなかった心霊トンネルみたいな場所の扉が開いていました。ペパーが手を振って待ってくれています!
ああ…なんだか懐かしい光景…ホップ…(昔の男を思い出している顔)

なんかとんでもない建物がそびえ立っています。これがゼロゲートみたいですね。ここからエリアゼロに行けるとのこと。俺屍の焔獄道みたいにリフトに乗ると下に降りれる感じでしょうか。それともお馴染みのワープする床でしょうか。
ここで突然、ミライドンの故郷はエリアゼロだとペパーから情報を得ました。でしょうね。ハイブリッドドンファンと近しいものを感じますからね。

いよいよ最後のルート、ザ・ホームウェイが始まりました。
ホームウェイか…ミライドンのホームの事なんでしょうか…。カントリーロード感じますね…この道故郷へ続いても帰りたい帰れない…さよなら…カントリーロード…私という運命のロードを感じたミライドンが故郷と決別する、そういうルートなんでしょうね。ありがとうございます。

妄想してる間もなくゼロゲートへ侵入しました。思った通りの内観。ほぼホワイトベースです。こういうわけのわからない機械がある空間ってテンション上がりますね。廃れてるとさらにいいですよね。無人発電所とかポケモン屋敷とか。ニューキンセツは違います(なんでや)

私とペパーがイチャつきながらだらだら歩いている間に、すでにネモとボタンが来ていました!やはりペパーが呼んだ助っ人はこの二人だったようです。もしこれが絶対に笑ってはいけないエリアゼロ24時だったとしたらクラベルとオモダカが来ていた事でしょう。で?

根明のネモに根暗のボタンは引き気味です。わかるよ。陰キャにティモンディ高岸の相手は厳しいもんな。
でもそのうち癖になるのよ、振り回されるのが。物足りなくなってくるのよ。掻き乱してくる人じゃないと満足できないの。いつかあなたにもわかる日がくるかもしれないわね。登ってきなさいここまで。待っているから。

特殊性癖の話はいいんです。ボタンが私のために秒でチャリで来てくれて嬉しかったですね。全員私とだけ友達というギャグマンガ日和な状況ですが、ここでフトゥーから通信が入りました。ネモが社交的に挨拶をしていて、私とボタンだけが陰キャだと思い知らされます。強く生きよう。

まずはパルデアの大穴に来いとの事。
ペパーからの問いかけには徹底してスルーのフトゥー、萌える、違った、感じ悪いですね。聞いてるこっちが気を遣いますね。気まずいのでさっさと行きましょうね。

なんか飛空艇の甲板みたいなところに出ましたが、ここからどうやってエリアゼロまで行くんでしょうか。エヴァみたいなエレベーターがありそうな雰囲気ですが…。

一切ありませんでした。余裕のバンジーでした。博士はどうやって降りたの?ロッククライム?タクシー?

ミライドンに乗って下に降りろという原始的かつ鬼畜な方法を指示され、ミライドンが完全に乗り物とされている事にも衝撃を受けつつ、無事を祈ってると言われたのでつまり無事じゃない場合があるという事ですよね。信じ難いですね。正気ではないですね。宝物のような経験をさせてくれるはずでは?地獄体験の間違い?

わかっていました。ポケモンとはこういうものですよね。全年齢コンテンツの振りをして、ポケモン!それは殺戮兵器!と突きつけてくるゲームでした。忘れてはいけませんでした。生死をかけたバンジーを強要してきても何らおかしくはありません。
いやおかしいだろ。息子捨てても倫理捨てんな。

息子も捨ててはいけませんが、我々は命を捨てて飛び降りるしかないようです。なんでみんな覚悟決まってんでしょうか。よく見たら錆びてるゼロゲートも怖いんですが。
仕方なくミライドンを出しますけども、ミライドンもあまりの高さにびびっています。当然の反応ですよね。みだれづきの滝からは躊躇なく飛び降りていた気もしますけども、これから四人を乗せて落下するわけですからね。無理ですよね。そもそもミライドン四人乗りなんですか?私だけを乗せてくれるんじゃなかったんですか?私だけのミライドンじゃないんですか?私だけを愛しているんじゃなかったんですか?

愛の重さを露呈させていると三人が次々乗り込んでいきます。どう考えても定員オーバーでしょと思ったら…。

えっ、エッーーーー!!!!!

エッ!!!手ェーーーーーーーーーー!!!
テエーーーーーーーー!!!?!?

ぺ、ペパーーーーーーー!!
ペパーーーーーーーーーー!!!!!

恋に落ちる音がした。
これはメルトだわ。ハチミツとクローバーだわ。

なに?今のは幻?手、いや腰、いや、これは…信・頼・関・係。
感じた、信頼関係を。ペパーと私の間に芽生えた強い信頼を感じたわ。最初は邪険にしていたミライドンに発破をかけ、ミライドンに命を懸けてこの高さから飛び降りる姿にも信頼を感じた。私は犬を救っただけではない、ペパーと私、そしてペパーとミライドンの間にも信頼を築いた、それを感じさせる素晴らしいムービーだった。そしてペパーとの結婚を強く意識しました。ありがとうございます。ここに来てスクショが止まりませんがな。これはずっと私を支えたまま飛んでいますね。ありがとうございます。ロマンスの神様この人でしたわ。エリアゼロで祝言挙げたいと思います。

命懸けで飛んだ事も忘れてはしゃいでしまいましたが、なんとか着地できましたね。きれいな景色です。そこはかとなくラピュタっぽさのある土地でいいですね。人が足を踏み入れる事を躊躇う神聖さや不気味さもあって最高です。エリアゼロに求めていたものがここにあった。

アガる私とは裏腹にミライドンは震えています。嫌な思い出でもあるんでしょうか。わかるよ、私も槍の柱を見るとそんな感じ。
勝手にボールに戻ってしまいました。サトシのピカチュウのように常に付かず離れずでしたので寂しいですね。
バイタルが正常なのを確認して我々の無事を把握している博士でしたが、いや正常なわけがないのよ。さっきのムービーでペパー夢女が何億人爆誕したと思ってんの?35億よ。血圧も上35億よ。虫の息だっつーの。
これが宝物のような体験か…と答えを導き出している間にも話は進んでいきます。ゴールはここではなく、四つの施設のロックを解除しながら博士のいるゼロラボまで行く必要があるみたいですね。迷いそうでしかないです。いまだにテーブルシティも迷うからな、無事に辿り着ける自信がありませんね。

ミライドンはボールに入っちゃったし、ここからは徒歩になってしまいましたが…。

えっ、みんな私についてくる…!?地味な絵面のドラゴンクエスト…?とりあえずレーベの町を目指すか…。

また探索のターンになってしまったのでクリアが遠のきそうですが、明日こそはエンディングを迎えたい、それだけです。終わっちゃうの寂しいですけどね。でも終わらないと獣姦同人見れませんからね。私とミライドンの行く先を見届けて、ハッピー同人ライフを迎えたい所存です。最後までよろしくお付き合いください。

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