アルセウス感想 5日目&6日目

【5日目】

不思議よね…私、あんなにひどい仕打ちをされたのにまだデンボクのこと好きだなんて…馬鹿みたい…。
湖面を見つめながら物思いに耽り、悲恋の夢女を演じながら巨木の戦場を目指します。キクイに助けを求めてみては?と雑に提案されたからです。

いやでも多分ウォロに会うよ絶対。あのストーカーがこのチャンスを逃すとは思えないからな。傷心の私を目ざとく見つけたウォロが、行くあてがないならジブンにいい考えがあります!と言って部屋に連れ込み気付いたら朝…みたいな展開になるのは時間の問題だね。全年齢を疑いながら、後ろを気にしつつキクイの元へ向かいます。

キクイ普通にいました。キャプテン達はキングを置いていけないからこんなやばい空の時でもそばにいてあげるんでしょうかね。尊いですね。
開口一番に、一体何をしたのかね!と言われますが、別に何もしてないですよ私。強いて言うならお前のところの長の心を盗んだくらいだよ。重罪。
裂け目からやってきた奴は災いを招くものなのかね、と普通に悪口を言われますが、藁にもすがる思いの主人公はキクイに助けを求めます。鋼のメンタルです。
困り顔のキクイ可愛いですね。助けてあげたいけどカイさんにも迷惑かかるし…と優しく断られて萌えました。いい子。異人三のような三つ巴の団情勢…一キャプテンの一存では決められなくて当然ですよね。バサギリを救った恩は感じてくれてるようなので、その気持ちだけで嬉しいですよ。あと可愛いし。ヤーコンにはないフレッシュさに免じて許してやるわ。

ヨネなら面倒見てくれるのでは?とのことだったので、削られ橋に向かいます。ヨネにとって思い出の場所みたいです。私にもそういう場所ありますよ。チョウジタウンのお土産屋さんなんですけどね。どう足掻いても破壊光線。
違う団だけど同じ土地のキャプテン同士、相手のいいところを知ってるの素敵ですよね。ヨネもキクイのことよく知ってる風だったし、同じ土地に生きるって特別なんだよな。サイゼがない悲しみをわかってくれるのは地元の奴だけだもんな。
広大なヒスイの大地、どこかに居場所はあるからねとシンジュ団のキクイに言ってもらえるのグッときました。空間派の自分らの教えを用いて私を励ましてくれるところがこう…認めてくれているんだなって思って泣けます。そのままカイとの結婚も認めてください。広大なヒスイの大地に新居構えますから。

こんな状況でも重婚で頭がいっぱいの私は、削られ橋へ向かいます。キクイの予想通りヨネとゴンベがいました。かわいいゴンベ。くれよ。全然出ないんだよ。
どうやらヨネはセキからすでに状況を聞いているようですが…コンゴウ団でも私を助ける事はできないと言われてしまいました。あんたのためにコンゴウ団とギンガ団が争ったら嫌だろ?と。
いや別にそんな事はないです。どうせデンボクとセキは近い将来私を巡って争うことになると思うので、その時期が少し早まるだけですからね。何も問題ないですね。お前の倫理観が問題だよ。

アヤシシ様に好かれた私を味方したい気持ちはあると言われ、ヨネはセキと私の結婚をすぐに認めてくれると確信しました。やはり最後の難関はツバキか…一緒に説得してくれるってんなら、ここは一旦引きましょう。悪かったな困らせちゃって。ヨネさんにも立場があるもんね。
ヨネからは時が解決するから大丈夫と言われグッときました。コンゴウの教えを用いて私を励ましてくれるところが以下略。あんたは運命を切り開いてきただろ、という力強い言葉には感動さえしました。そうだよ。自分らしく生きた先に運命があるんだから、きっとなるようになるよ。私の運命が、全ての男をモノにするという終着点に繋がっているならね。アルセウスもなんでこんな奴選んじゃったかなって思ってるでしょうね。

二人に振られて途方に暮れていると、コリンクが駆け寄ってきました。まるで励ましてくれるかのような姿に思わず笑顔になる私…そうだね、いつだってポケモンと共に道を切り開いてきたもんね。村を追い出され誰も頼れなくても、ポケモンさえいればきっとなんとかなるよ。まぁ現実のコリンクは駆け寄ってくれたことなどありませんでしたが。殺しに来てた。
大切な気持ちを思い出していると…。

うわ出、出ーーー!!
ウォロだーーーー!!!
カメラアングルが完全にストーカーじゃねーか!
探していましたよ!と笑顔で言われますが、この状況で私を探してる奴お前しかいねーよ。厄介払いしかされてねーんだぞ。
すでに全てを知っているらしいウォロ、優れた商人は情報の重要性をわかっているとほざきますが、お前はストーカー性に優れてるだけだろ。わざわざギンガ団にもコンゴウ団にもシンジュ団にも居場所がないと強調され、"いいところ"とやらに連れ込まれてしまいました。冒頭の想像が現実になってしまったのです。

馬鹿だな私…今になってコトブキムラの大切さに気付くなんてさ…みんなポケモンは怖いって言うけど全然恐ろしくないよ、本当に恐ろしいのは何売ってるかわからない商人を偽装したストーカー、それだけだね。
こんな人気のない場所に連れてきて…悲しみに暮れる私に付け込みベッドに雪崩れ込もうとしてるに違いないんだ…。止むなくウォロのあとをついていくと、そこにあったのは回転ベッド…ではなく、民家と美魔女でした。

え!?誰!?す、好きだ!結婚してくれ!
あまりの事に取り乱してしまいました。ウォロと一夜を明かす事を覚悟していた私でしたが、何故か今作最高傑作としか思えないキャラデザに出会わせてくれたのです。
え…だ、誰ェ?お名前は?いいじゃん…初めてシロナに会った時のときめきを思い出す風貌…思わず郷愁を覚えてしまったわ…。
謎の美魔女はコギトさんと言うみたいですね。二人きりになりたいからウォロ、お前もう帰っていいぞ。お疲れ。
ていうかこの人もメカクレシロナ系じゃん。二人とも似てますけどご親族の方ですか?もし他人だとしたら人様の家をボロ屋呼ばわりした事になるのでウォロのストレートに失礼な性格が露呈しただけになるが大丈夫か?
もしかしてここに泊めてもらえるって事ですかね?追放も悪くないもんだな。むしろ有り難いわね。やっぱ発展途上の村より美魔女が住む家よ。拾ってもらった恩を忘れて掌を返し、アルセウスにドン引きされながらとりあえずスクショを撮る手を止めました。

ウォロの奴度々コギトさんのところに来ては私の惚気話をしていたようですね。ちょっと…コギトさんが勘違いしたらどうするのよ…別にウォロとは何もないですからね?私はあなたに会うために生まれてきたのかもしれない…そうカヲルくんのように確信しています。
コギトさんも私の来訪を心待ちにしていたようです。初対面から両想いとは…運命ですね。ヨネが言ってた切り開くべき運命の瞬間ってここだったんですね。早すぎだろ。

よくわかりませんが、私は時空の裂け目を閉じる使命を持った人間だと言われました。裂け目が開いてると均衡が崩れてよくないみたいです。謎に博識なこのコギトさん、一体何者なんでしょうか。今のところ私の運命の相手ということしかわかっていません。
長い話になるらしいので家に入れてもらいましたが、いや結局立ち話かい。座れや。床でもいいわ。私とコギトがベッド、ウォロが床で解決するだろ。
残念ながら立ち話のまま進行します。ずっと下がり眉で可愛いですねコギトさん。

時空の裂け目ですが、いろんな場所と繋がっていて、その一つがシンオウ様に繋がってるそうです。まぁそうでしょうね、私の元いた世界がシンオウ様の世界って事はないでしょうから、いろんな世界が裂け目の向こうに存在してるんですね。並行世界みたいなの前からやってますしねポケモンは。
じゃあキングたちに雷を落としたのはシンオウ様に限らないって事ですよ。バリバリダーかもしれんだろ。

裂け目の向こうにいるシンオウ様はコンゴウ団とシンジュ団どちらのシンオウ様なの?という疑問にも、時間と空間が合わさってこその宇宙だと説明され、やっぱディアパル両方がいるとコギトも知っているというか、どっちも間違ってない事はわかってるみたいです。まぁ異なる時代を知る私にはわかりきってるでしょうと言われました。そうですね、15年前から知ってますね。今回パッケージで差別化はされてませんが、どういう感じで二匹は出てくるんでしょうか。もうすぐ会える気はしますけどね。

コギトさんは使命を持った人間に何かを伝えるべく存在する一族の一人のようです。つまり私のためにずっと前から待っていた…という事ですね?これが運命じゃないなら何なのでしょうか。もう…いいか?村に戻らなくても。ここでこのまま一生暮らすか。残念ながらコギトも裂け目を閉じる事を望んでいるのでそういうわけにもいきません。
ここでようやく湖の話が出ました。ギャラドスを捕獲するだけの存在だったあの湖が、やはり今作でも重要な役割を果たします。
各湖で試練をこなし、霧の遺跡であかいくさりを生成して世界を繋げろとのこと。霧の遺跡って湿地のラルトス出るところですよね。なんであそこ?現ギンガトバリビル?
本当かどうかよくわかんないけど伝承せよという使命があるからそれをやれよと言われ、もちろん二つ返事で了承します。コギトの言う事なら何でも聞きましょう。私の素直さに尊みを感じるコギトもまた尊いです。
どうでもいいけど室内で見るウォロでかいな。天井が低いわ。

ケーシィっぽい鳴き声がしたので外へ出てみると、案の定ケーシィがいました。シマボシ隊長のケーシィです。なんと手紙を持っているではありませんか。ちょっと…ウォロの前でラブレター読ませるとか…煽ってくれるじゃない隊長も。
クラフトも放牧場もベースキャンプも使えるように手配してくれただけでなく、優れた調査隊員の君がこの異常事態の調査を終えられると信じていると書かれており、泣きました。私のこれまでをいつも見て評価して昇進させてくれていた人の気持ち、痛いほど沁みます。野垂れ死ぬなと命令されましたが、野垂れ死にさせないというシマボシの強い意志を感じて愛が深まりました。

私を愛する者達に励まされ、湖に向かおうとすると…なんと!セキとカイが来てくれました!おいおい私とコギトの愛の巣に勝手に入ってんじゃねぇよ、ではなく、きっと来てくれるって信じてました。マジで助けてくれなかったら薄情すぎるだろ。お前ら人間じゃねぇになるところでしたよ。
デンボクの面目を潰すと団の関係がこじれるから、こっそり手伝ってくれると言うのです。見つかったら大変なのにそうまでして私を…愛ですね。そうでした、コギトに身も心も捧げるところでしたが、私はみんなのものでした。愛してくれる者達のためにも湖の試練…やるよ!やるけど!

でもセキとカイどっちかを選べだって!?そんな!ここまで共に戦ってきた二人のうち一人!?どちらも同じヒスイの地で同じだけの時を過ごしたのに!?なんでだよ!そんなのひどい!
男に決まってるだろ!

二秒で決めました。ごめんカイ。確かにカイが最初に得体の知れない私にバサギリを任せてくれたから、みんなも後に続けたと思う…最初の一回を決断するのは勇気のいる事だから、任せてくれたカイには感謝してるけど、でもやっぱ男なんだわこういうのは…。十年連れ添った女友達よりさっき会ったばかりの男なんだわ…。
でも選ばれなかった男セキの反応も見たかったーーー!私は選ばれない男が大好きなんだ。絶対またプレイします(このために?)
てかなんでウォロはついてくんだよ。お前のことは選んでねーよ。

どっちにしようかなー(という振り)をしてる時、あんたが夜な夜な悪いことに使ってるカミナギの笛を譲ったのは目の前にいる色男だぜ、と言われたのよかったです。確かに笛の恩恵(様々な意味)受けまくってますからね。どう考えても世話になってるのセキの方ですね。色男だしね。
一緒にいられるところをデンボクに見られると嫉妬で狂いかねないから現地で落ち合う事になりました。その間ウォロと二人きりです。お前も現地集合でいいぞ。

なんだろうな…シロナが男になるとこんなにやばいんだ…って感じ。何がやばいかは伝えられないけど何かがやばい事は確実にわかるって感じ。シロナにお前とか言ったことないもんな…なんだこいつ…好きだわ…。気付いたらそばにいるからサブリミナル効果で騙されてんのかな?
素直に好きだと言えない奴が本命になりがちです。本命とキープの二人を侍らせながら張り切って湖に向かいましょう。

まずはエイチ湖へ。海水が混ざってるという謎知識をウォロが教えてくれます。だからバスラオいるんですかね。今わりとどうでもいいですね。
知恵を司るユクシーが守っている事は2022年を生きる我々には周囲の事実ですが、ウォロもしっかり知ってるんですね。毎回こうやって解説にしゃしゃり出てくる事でセキと私の仲が進展する事を妨害するんでしょうか。やれるもんならやってみろよ。なんで挑戦的なんだよ。
アルセウスフォンが反応するので不自然に盛り上がった岩にかざすと、なんと洞窟ができました。私たちがダイパキッズだった頃ユクシーたちを捕まえていた洞窟は私自身の手で生み出したものだったのか…。
中にはユクシーを守るガーディアンポケモンがいるとの事なので、士気を上げるためにセキを引き連れて行きましょう。

中に入ると、お馴染みの水溜まりの模様がありました。これは最初からあるんだな。
ユクシーを守ってるのはオヤブンゾロアークです。かっこいいですね、でかいね。鳴き声のこきょーんがきょこーんに見えて何の申告だよと思いましたが当然違いましたね。当たり前だろ。
一回倒したあと、これってもしかしてここで捕まえないとこれ以降入手できないか?と思ってやり直しました。ついでにセキももう一回スクショしておきました。洞窟をバックに私を見つめるセキ…二人きり…だね。見えないのかオヤブンが。

無事にゾロアークを捕獲し、セキに褒められていると、カップルチャンネル生配信を邪魔するかのようにユクシーが現れます。試練が始まるのでしょうか。これからあなたには男のいない空間で三日間生活していただきます、とか言われたらやり遂げられる自信がないですね。
セキが結婚の約束してくれたら頑張れる…などとほざいていましたが、ユクシーの試練、まさかのクイズでした。知識って…そういう感じ?ネプリーグ的な感じ?
もちろんポケモン遊んで26年、間違えるはずもないので知識をひけらかし、ユクシーのつめをもらいました。いや爪て。怖ぇよ。サイコパスの殺人鬼が持ち帰る戦利品かよ。

外に出るとウォロが待っていました。私とセキが中で何をしてたか気になってるんじゃないですか?教えてあげましょう。ネプリーグに出ました。以上です。
博識なウォロにセキは感心しています。好奇心満ち満ちお兄さんですからね、過去に何があって現在があるのか、己はどこからきてどこへ行くのか、そのルーツが知りたいという感情で歴史を調べているみたいです。
セキもコンゴウ団のルーツは気になっているようですね。何故時間を司るシンオウ様を崇めるのか、しかもそのシンオウ様は本物なのかもわからないし雷の事も謎だし、そりゃ知りたくて当然ですよね。
ウォロがセキの話普通に遮って早く帰ろう的なこと言ってきたの草でした。マジで自分の話だけするやん、なんだこいつ。一緒に庵へ戻りますか?って聞いてきたけど断りました。別々に帰らせていただきたい。コギトに見られて誤解されても困るし。

寄り道しながらコギトの元へ帰ると、ウォロとセキもいました。ユクシーにつめをもらった事を報告します。
湖の伝説が本当ならあかいくさりも本当にあるんだと確信しています。今まで本当かどうか若干怪しみながらも伝承を守ってきたと思うとなかなかの人生ですねコギトさん。ご趣味などは…あるんですか?私は色違い厳選などを嗜む程度にやっております。私が元の世界に帰ったあと、庵にオドシシが迷い込んできて、そういえばあやつも色違いのオドシシを連れておったな…って思い出して物思いに耽ってほしさありますね。急に夢小説するのやめろ。

そもそもなんで心を授けたユクシー達が世界を繋ぐあかいくさりと関係あるんだ?と最もすぎる疑問をセキがぶつけていました。本当ですね。どういうこじつけをする気でしょうか。
コギトいわく、心がなければ裂け目が広がり世界がどうなろうとも気にする事はない…逆に心があるからこそ時間空間は認識されるから成り立つのだと言います。心を起点にした考え方なのですね、わかります。例えるとストーカーという概念がなければウォロのストーキング行為は可視化されないという話でしょう。
心、感情こそが原動力だとプラチナでシロナも言っていましたので心はダイパの大きなテーマですね。この人もシロナさんの祖先なんでしょうか。コギトとウォロの関係に何の言及もないけど普通に似すぎだから辿っていくと同じ先祖に辿り着くんじゃないのか?似てるって言われた事ないの?二人でいるところを人に見られた事ないからお互い似てる事にも気付いてないの?めちゃくちゃ似てるよ、変人なところもな。

コギトの話をわからん!で終わらせるセキ、わりとまともな感覚でいいな。コギトとウォロはやっぱちょっと変わってるからな。わからないなりに世界のありようを教えてくれるのが神話だと言いますが、わかりかけてることを逆にわかりにくくしてるのも神話だと思いますけどね。そうだな…私とセキの結婚を神話的に後世に伝えるとしたら…「異なる地で夢見し者は若者から心奪い、時を動かした」みたいになるんでしょうかね(訳:異世界から来た夢女に心奪われたセキの時間はそこから新たに動き出した)
夢小説だけでは飽き足らず捏造神話まで作り出したのでいよいよ末期です。ウォロはコギトに、ただの遺跡好きが趣味で湖に同行してるだけなのにやたら偉そうでお気楽だな、などと辛辣な言葉を投げられていますが、私も裂け目とかよりも男と絡むために湖を回っているだけなのでさほど変わりはないです。罵って下さい。早く。冷めないうちに!

コギトさんにドン引きされる前にリッシ湖へ向かいました。シンジ湖とリッシ湖は火山噴火で誕生したとかポケモンの戦いで窪んだとか言われてるようですね。ここはあれですね、爆弾落とされて大量のコイキングが跳ねていたところですよね。コンゴウ集落と近いんだからセキも何か知ってんじゃないのか?と思いましたが特に言及はありませんでした。知っとけ地元の事くらい。
ここにはアグノムがいます。またしてもアルセウスフォンで入口を爆破し、試練に挑みましょう。

オヤブンハリーマンが待ち構えていたので苦労しながら捕まえました。戦闘前にセキが、じいさまにこいつは毒を持ってると聞いたことがある、と教えてくれまして、そんな事はわかってんだけど何より祖父のことをじいさまと呼んでるセキの何とも言えない長っぽさが非常によかったです。なのに長じゃなくてリーダーと呼ばれたいところなどもいいですよね。セキと結婚したら幸せになれるだろうなぁ…などと言って期待させておいて実際はウォロと結婚して驚かせたいですね。別にあんたがそいつを選ぶならそれでいいけど絶対俺と結婚してた方が安泰だっただろ…とちょっとモヤモヤした気持ちを抱いてほしいですね。以上、今日の特殊性癖コーナーでした。

アグノムの試練はエンドレス球投げでした。
一生当たるとは思えない玉を投げ続ける苦行…諦めない心を試されているので、何度煽られようとも玉を投げ続けました。諦めなさい…この世の男は全てあなたのものではないのです…と再三言われますが、絶対に諦めない、必ずヒスイ中の男をモノにしてやる…!と肩が故障するまで投球し続けます。
そろそろ飽きたしセキに投げつけてみるか…と思ったところで試練が終わりました。命拾いしたな。
ここまで付き合ってくれたキープ男に玉を投げようとする非道な心、ではなく諦めない尊い心を認めてくれたアグノムから、きばをもらいます。だから怖いのよ。心の一部を授けるって言うけど体の一部なのよそれは。

外に出てウォロと合流すると、アグノムたちもあかいくさりをサッとくれたらいいのに…と愚痴ってました。私はセキと長くいられるからいいけどね、くらいの気持ちでしたが、セキは安全及び試すためだろと冷静に言います。全くもってその通りです。誰にでも簡単に渡すわけないだろ。清く尊い心を持った人間であることを証明して初めて与えてくれるんだから。この私のようにね。ね?
納得したウォロは、悪人の手に渡ったら大変ですからねっつってましたが、お前が悪人の可能性捨て切れてないぞ。少なくとも私が湖のポケモンだったらお前には渡さん。なんか嫌だから(雑)
世界を繋ぐ神具なんて悪人に使い道あるのか?とセキは言いますが…お前ダイパエアプかよ。ディアパルを呼び出して支配するために使う、それが今まで15年間俺たちが知ってた使い道だろうが。てことはやっぱこれでディアパルを呼び出すんでしょうか?それが裂け目を閉じる事とどう繋がるのかはわかりませんが。

とりあえず庵へ戻りましょう。ストーカーとキープよりも会いたいのはコギトです。
コギトさんそのティーポットでかくない?もしやオヤブンティーポット?なんつって!などとしょうもない事を言ってる場合ではありませんでした。どうやらコトブキムラに怪しい動きがあるようです。裂け目からポケモンの影が見えたらしく、もしもに備えてデンボクが討伐隊を結成したというのです。
時空の裂け目からポケモンが出てくるって事でしょうか。何が出るの?バリヤード…とか?ある意味怖ぇよ。
人が落ちてくるならポケモンが落ちてくる事もあるのかもしれません。何にせよ早く裂け目を塞いだ方がいいですね。シンジ湖に急ぎましょう。というかどうやら最初にシンジ湖に行くのが正解だったっぽいですね。ウォロに白々しくアルセウスフォン初見みたいな反応をされてしまいました。いやなんかあんまり村に近づかない方がいいかと思って…(真面目か)

オヤブンヌメルゴンを捕まえると、エムリットの試練が始まります。エムリットは、アキネーターでした。心と心で会話する内容がよりによってアキネーターとはどういう了見でしょうか。
村を追われてどんな気持ち?ねぇどんな気持ち?と煽られ、悔しい…ッでもセキと二人きり…喜び感じちゃう…ッ!と正直に答えたところ、あっさりエムリットのはねをもらいました。やはり素直な感情が一番みたいですね。

これで湖の試練は全てクリアしました。残るはセキの試練ですね…セキの試練をクリアしたらセキからのキスがもらえるって聞いたんですが本当ですか?まぁ試練なんてなくてもしてくれるんですけど…ね!こいつやばい粉でも吸ったんか?
正気に戻って霧の遺跡へ行きます。何が起こるかわからないのに遺跡に向かう事にわくわくしているお気楽なウォロに続き、遠路はるばるやってきました。道中三人でどんな会話をしてたんでしょうね。ときメモGSのダブルデートみたいな地獄の会話だけはやめてほしいですね。

霧は境界を曖昧にするから、人とポケモンと神話の世界が交わるためにこの舞台が必要なのかもとウォロは言います。しかし何をしたらいいか誰もわかりません。
悩んでいるとコギトさんが駆けつけてくれました!有り難い!年の功とか言うなセキ!美魔女だよ!
しかしコギトでさえもあかいくさりの作り方を知りません。おい何のために年食ってんだ?ちゃんと最後まで伝承しとけ。
これまでの苦労を水の泡にされそうで思わず取り乱しましたが、そういえば私は知っていました。ちょうど二ヶ月前に見ました。ラーメン三銃士のように三匹のポケモンが現れて、自動生成してくれるはずです。
案の定湖のポケモンがどこからともなく現れました。そして3分クッキングどころじゃないスピードであかいくさりを作ると、私に授けてくれます。相変わらず腸みたいな色をしていますね。まぁ羽と爪と牙ですからね材料。ていうかこいつらに無いよね、羽も爪も牙も。ここであかいくさりを作ったために失われたのでしょうか。いや最初からなかったわ。どっから出したんや。

コギトさん素の一人称あたしだし、やっぱこっちがシロナの祖先なのでは?じゃあウォロはただの怪しいメカクレ…?怖。嫌すぎるミスリードだな。
一族が守ってきた伝承が真実だとわかり、コギトさんも安堵しています。あなたを安心させられた事が何よりも嬉しい…そう思うよ。結婚しよう。
このまま結婚エンドに向かう雰囲気でしたが、そんな場合ではありませんでした。私が男や女に手出ししている間に、ギンガ団のボスがテンガン山へ登るという情報が入ったのです。字面だけ見るとアカギにしか思えませんがデンボクです。
登ったところで裂け目をどうする事もできない無力な人間どもを助けてやるべく、あかいくさりの事を教えてあげましょう。これがあれば裂け目は閉じられるとデンボクに告げれば、無茶な進軍はやめるはずです。そして言ってやろう、あなたが命じた調査…やり遂げましたよと。だから結婚しようと。離れて気付きました、私にはデンボクが必要だという事にね…。

凄まじい二枚舌に自分で驚愕しながら、場面は変わってコトブキムラ。落ち込んだテルきゅんのカットから入ります。私がいなくて寂しいのでしょうね。私も寂しかった、ストーカーと時間にうるさい奴の間で揺れていた心にテルが染み渡りますよ。
私が生きてて大喜びのテル、本当に好きだ。一度は現実を深く噛み締めてからの笑顔、尊すぎるよ。結婚しよ。全員に言ってるけど今回は本気だから。結婚しようテル。やっぱり自分を心から心配してくれる人こそ大事にしなくてはならない、そう思ったよ…私…。
まだ感激に浸りたいだろうに、隊長や博士も私を心配していたから知らせてくると走り出すテル、あまりにも優しい。他人を安心させてあげたいというこの心こそ人間に必要なものなのではないか?そう思わずにはいられませんね。己の好奇心だけで遺跡についてきてた奴とは比べ物にもなりませんよ。

尊みの擬人化のテルが博士を連れてきてくれました。すごいダッシュだった。初めて見たその走り。
博士も私を案じてくれてたんだね…そんな…泣くほど心配してくれてたの?結婚しよう。テルは夜も眠れないほど心配を?結婚しよう。みんな結婚しよう。今すぐ抱きしめさせてくれ。三人で調査頑張ってきたもんな。博士はベースでずっと見守っててくれたし、テルは十字キー移動しかできなかった私に回避を教えてくれたもんな。二人とも大切な男…いや仲間だよ…二人を大切な仲間だと公的に証明するために、是非ともこの紙に判を押してほしい。ズッ友からのぉ願ぃだょ…!

そう簡単に判を押さないシマボシ隊長は出迎えには来てくれないみたいですね。団長が不在で業務の全てを請け負っているようです。忙しいあなたに必要なのは何だかわかりますか?それは私という癒しです。本部へ行きましょう。
団長不在なのをいい事に村に入り込みましたが、シマボシさんも野垂れ死ぬなという命令を守ったことを賞賛してくれています。ラブだわ。LOVE2022だわ。愛はここからやってきてるね。
そして生きて帰れたのは隊長のおかげかセキのおかげかという非道な選択肢が出ましたが…え、選べない…!
普段なら問答無用で男ですが、こればかりは苦渋の決断で男を選びました。今回はセキを選び切ると決めていますからね。ていうかウォロのおかげだろ普通に。コギトに会えなきゃ絶対詰んでたぞ。世話になったのに主人公の中では選択肢にさえ上がらない男、好きだわ。本当眼中にないんだな。ウォロを愛しているのはプレイヤーだけなのだと思い知ったね。

隊長が素直に村に入れてくれたのは、私が有力な情報を持ってきたと信じていたからみたいですね。その通りです。信頼される喜び沁みるわ。これまで頑張ってきてよかったし、ちゃんと見てくれる上司で本当によかったですね。現代社会にいま最も必要とされる存在ですね。
久しぶりに隊長に命令されてご満悦。必ずや天冠山の頂であかいくさりを使い事態を収めてみせまする。
博士もついてきてくれて嬉しい!ずっとベースに見慣れた人がいなくて寂しかった…色厳選の時にいつも博士の前でセーブしてたから喪失感が大きかったよ…。何も報告する事はないようですね、とわざわざ言われる憎しみさえも愛おしかったよ。

行くぞ天冠山!と思ったら凄まじいサブ任務の数!全く!私がいないと全然駄目なんだからコトブキムラったら!回収しようとしたらいきなりルカリオがいたので思わず話しかけると…。後ろから現れたお前は…!

げ、ゲーーーン!!!
星野源!!!

いや違う!ハク!?握り飯くれんのか!?
なんとゲンに激似の青年がやってきました。うわイケメン!こんな村にとどまっていないで世界中にその美しさをばら撒いて人々を笑顔にさせるべきでは?と思ってしまうほど、コンパチモブとは明らかに違う男が私にサブ任務を授けてきます。みんな気付いてないのか…この男の顔面に…俺でなきゃ見逃しちゃうねってやつか…。
しかし格好があまりにも町民。もっとなんかあるだろ。てか呉服屋にあっただろ。買ってやるから来い。お礼は結婚でいい。
あと雑貨屋の商品増やすためにサブ任務こなしてましたが…。た、タイサイ!お前の方が結婚歴あるんかい!地味にショック!なんのショックかもわからないところがショックだよ。

ハクへの服を買うついでに自分の服も着替えました。最後はやっぱ調査隊の格好で行こうかな。シマボシ隊長が被せてくれた調理実習頭巾を被って天冠山へ向かいましょう。
テル博士隊長を侍らせて外に出ようとすると、門の前にセキがいました。来てくれたか…セキ…私がまた他の男にうつつを抜かすと心配していたんだろう?その通りだ。ごめん。みんな好き。
今作一番のいい奴であるセキは、いきなり私がデンボクに会うと揉めそうだから先に話をつけてくれるそうです。どうやって話をつけるんでしょうか、あいつは俺の女だからあんたには譲らねぇ…とか?また二秒で夢小説を生成してしまいました、僕の悪い癖。

無事に帰還しろというシマボシさんの命令にじーんとしながら感想をメモしてたんですが、ふと顔上げたら出ウォロ!状態で奇声を上げました。急に出るな!いやいつも急だったわ。マジに遺跡にしか興味ないからコトブキムラにはついてこなかった件に私は気付いてるぞ。
普通にギンガ団に復帰した事まで知ってた上に祝いのまんたんのくすりもくれたので、ストーカーは健在のようです。一緒に来てないのにどうして知ってるの?どこから見てたの?私が博士とテルと再会を喜び合い求婚してる場面も見てたの?全て見ている上で私をストーキングしてるとしたらそれはもう真実の愛なのかもしれませんね…。いや真実の愛ならストーキングするわけないだろ。騙されるな。

苦労してあかいくさりを授かったのだからきっと大丈夫!と激励してくれたのは普通に嬉しかったです。玉投げたりアキネーターしたりクイズに答えたりセキとイチャついたり大変だったもんな。ありがとう付き合ってくれて…私の労苦をわかってくれて…ねぇわ。そういやお前外にいたから見てないだろ。危うく絆されるところだった。今回も一人だけただの趣味で山頂に向かうようなので、任務のために向かう私の尊さを見せつけてやりましょうね。
現在だと槍の柱があるところにシンオウ神殿が建ってるみたいです。これが崩れて槍の柱になったという事でしょうか。なんか入口塞がれてて前は行けなかったので楽しみですね。

じゃあ私も行くか…と思ったら今度はツバキ!さっきからやって来る面子がやたら濃い!何しに来たんだと思ったら立ち話でした。でも何があってもツバキがいるよと言ってくれましたよ。いるだけですけど。ウォロでさえまんたんのくすりくれたぞ。なんか寄越せ。実印とか。
セキの家の住所でもいいが…と妥協しながら進み、山頂へ続く洞窟へ入ります。テンガン山も地形の印象が全然違いますね。暇があったら見比べてみたいです。

てつのかけらを拾いながら走っていると人影が…あれは…。え?ムベさん?
村にいないと思ったらこんなところにいたんですね。何故老体に鞭を打ってこんな山の陽の当たらない洞窟に…?と思ったら食料補給の指揮を取らされているとか。食料っていうかこいつイモモチしか作らねーぞデンボク。そろそろザンギでも食いてぇよ。
なんて思っていたら、なんとムベが豹変しました。彼の正体はデンボクの懐刀だったのです!あんたを始末するとはっきり言われ、急に違うゲームのようです!
嘘でしょムベさん…?私たちあんなに愛し合った仲じゃない…!デンボクにあんたは渡さないとイモモチを武器に戦ってくれたのに…どうして…。捏造だからだよ。

彼もデンボクが作ろうとしている安心して暮らせる新天地を目指してるんですね。わかりました。そのためには私が必要だとわからせてあげましょう。
てか髪型でわかったけどこいつミツルだわ!可愛い目をしてると思ってたんですよ!忍フォルムになった瞬間ハイライトが失われたけど。
手裏剣のようにボール投げるのいいですね!サーナイトもエルレもいて熱かったです。チャンピオンロードの最後でミツルが待ち受けていた事を思い出させるような展開、最高でした。
普通にギリで勝ったのでレベル上げないといけないですね。貴様の事はそれなりに気に入っている、の言葉を引き出せたので夢女は満足です。

ここでやっとデンボクがやたらポケモンは恐ろしい生き物…を何故エンドレスリピートするのか判明しました。故郷をポケモンに焼かれ同胞を殺されたことが安寧の地への執着になってるんですね。悲しい過去を繰り返さないために時には厳しい決断もする…そういう事なんでしょうね。そこで絶望せず行動できるデンボクのような人間がいたから今のシンオウがあるんですね。倒れた同胞達の夢も背負っているのかもしれません。

裂け目からポケモンが出てきたらデンボクは我を忘れてしまうかもとムベさんは言います。それほどのトラウマを抱えながらもポケモンを調査するという冷静な判断ができるデンボク…すごいよ。ポケモンという生き物を根絶やしにするではなく、調査して相手を知るという決断を下せるという事は、ポケモンが恐ろしいだけの生き物ではないと知っている気がします。
貴様の強さでデンボクを助けてやれと背を向けながら言うムベさん、渋いわ。ムベさんもとびきりのイモモチで助けてやれ、デンボクの健康をな。太るぞ。

ムベさんのためにも今すぐデンボクの元へ駆けつけたいところですが、その前にレベル上げしてきます。


【6日目】

レベル上げのつもりが気づいたら図鑑集めに奔走していました。あるあるですよね。

おかげでゴンベのオヤブン捕まえて最高の気分です!でけぇ!こんなのもう人間じゃん。
ゴンベが出るまで高台ベースをうろついてたんですが、一回村に戻らないと出現個体変わらない仕様なんですね。大量発生色厳選と一緒か。でも確率的にはそこまでひどくないかなって感じでした。マホミル1000匹色厳選孵化したあとなので感覚が狂ってるかもしれませんが。
図鑑集めてると自然とレベルも上がってたんでよかったです。明日はテンガン山登るぞ!今日は人間サイズのゴンベを抱いて寝ます。

top