10:早起きしよう

さーて本日もやって参りました!時々気まぐれに開催する、「早起きは三文の得プレゼント」!ルールは簡単!一番早く起きてきた松に「今日1日好きなところに連れてってあげる権利」を与えるというもの。(その松に用事があったらNG。次に起きてきた松からやり直し)早起き習慣を身に付けてほしいという姉心半分、ただ理由こじつけて遊んでほしいの半分。さてさて、今日の一番は誰かな〜。

「おは463のー……ゲッツー!!!」
「十四松!おはよう!今日って何か用事ある?」
「今日!?うーんとね……ないよ!なーんもない予定!」
「お!じゃあ今回の三文の得は十四松にプレゼントだ!どっか行きたいところない?可能な限り連れてってあげる!」
「まじっすか!わーい!それじゃあねー、えっとねー、遊園地!遊園地行きたい!」
「いいねー!じゃ、準備できたら声かけてね!」
「わーい!やったー!ねーさんと遊園地だー!楽しみにしてマッスルマッスル!ハッスルハッスルー!」

全身で喜びを表現してくれる十四松。かわいいなあ。さて、私も着ていくもの決めよっと。

「ちょ、十四松。もっとゆっくり食べろよ。米粒飛んでるよ」
「ごちそうさまでしタァッチアップ!」
「まったく……」
「何か今日いつもより1.2倍くらい早くなかった?」
「ええマジで!?よく分かるな一松!」
「おはよー朝寝坊諸君」
「おはよー。んだよその刺さる言い方」
「フッ、グッドモーニング、シスター」
「なまえ、おはよう」
「はよ……」
「なまえ姉さんおはよう!」
「本日の「早起きは三文の得プレゼント」は見事十四松が当選しました。ということで今から私たちは遊園地に行ってきます。悔しかったら君たちも明日から早寝早起きに励むこと!」
「ねーさん!準備できたよ!」
「お、じゃあいこっか、十四松!んじゃーね、寝坊助諸君!」
「……」
「くっそーーー!今日その日だったかあーーー!」
「オーマイゴッド……!睡眠のビーナスの誘惑を断りきれなかったがゆえに……!」
「完全にノーマークだった!」
「ああ……安心しきってた……」
「姉さんほんと僕らが油断した頃にぶつけるの上手いよねえ……」
「悔しがってもしょうがない。皆、明日から早起きしよう」
「「「「「おうっ!」」」」」

(といいつつ夜になってこのこと覚えてるのチョロ松だけという六つ子クオリティ)