ゲリラ的に開催するから時々こういうこともあるだろうなって話。
「ねーさんおは463のゲッツー!」
「十四松おはよー。突然だけど今日用事ある?」
「今日!?今日はねー、栄太郎と秘密基地作るよ!」
「おーそっか!えらい!楽しんできて!」
「ふあ……おはようなまえ」
「チョロ松おはよう!今日は何する予定?」
「だからこないだ言ったじゃん、にゃーちゃんのライブだよ。グッズ列並ぶから早めに出ないと」
「あ、そうだっけごめん。いってらっしゃい楽しんで〜」
「フッ……グッモーニン」
「あ、カラ松おはよー。今日って何かやることある?」
「己を高め……精神を研ぎ澄まし……カラ松クオリティをグレードアップさせる予定だぜ!」
「具体的に何やんのかさっぱりわかんないけどグッドラック!」
「おはよお〜姉さん」
「トド松!ねえねえ、今日って用事ある??」
「んー、今日はちょっと出掛けてくる予定。晩ごはんいらないかも」
「女の子!?女の子だ!?ファイト!着る服決まってなかったら私も協力するね!」
「はよー……」
「あっ一松!ねえ今日何する感じ?」
「えっ何急に……近所で子猫が生まれたから様子見てくるつもりだけど」
「まじか!今日暑いから一松もちゃんと水分補給してね」
「ふあ〜あおはよぉ〜」
「おそ松、今日って何か予定ある?」
「あー?隣町のパチンコ屋が新台入れ替えすっから夕方まで打ってくるつもりだけど」
「やだああああ」
「えっ何!?何で急に発狂?」
「えーもう何で!?ニートなのに!六人もいるのに!何で暇なやつが一人もいないのー!!!」
「あ、今日もしかしてあの日?」
「えっ?もしかして二日目「ちがあう!!」冗談だよ」
「ねえもうさー日付指定にしない?そしたらこっちも予定あけれるからさ」
「えーだってそれじゃつまんないじゃーん!漫然とした日常にスパイスを与えようとしてるのよ私は。皆のことを思ってやってんの。わかる?」
「えちょっと……上三人の要素ちょっとずつ詰めるのやめてくんない?」
「ていうかさあ、なまえはまるでご褒美みたいに言ってるけど、その時1日ゴロゴロする気分だった場合どうすんの?言いたくないけど、そういうの押し付けって言うんじゃないの?」
「えっ……い、嫌だった……?」
「オラァ!」
「どっせーい!」
「いだだだだだだ!!いだいいだいいだい!離せお前ら!!」
「いやいやいやいや全っ然!全然嫌なんかじゃないからね姉さん!!次回楽しみにしてるから!」
「そ、そう……?」
(あっぶねー!僕らのお楽しみイベントなくすつもり!?ほんっと自意識ライジングしてんなこいつ!)
(黙ってろシコ松が!)
(シコ松が!)
「お望みとあらばスケジュールを変更するか、シスター?」
「それもやだ……申し訳ない……」
「ねーさんもそこそこめんどくさいよね!」
「寂しい……でも皆には自分の予定を優先してほしい……ということで帰ってきたら遊んで……」
「ったくしょーがねぇなあ!お前ほんっと俺たちのこと大好きな!」
「フッ……手間のかかるシスターだぜ……」
「本当、僕たちがいないとだめなんだから」
「なるべく早く帰るようにするよ……」
「ぼくもー!」
「はあ……わかった、夕飯までには帰るようにするよ。どうせ初対面だしね」
「ありがとう!皆、いってらっしゃい」