風邪ひいた 後日談

「皆おかえりー!」
「わ!ちょ、なまえ重い!」
「よかった〜!一生十四松なのかと思ったよ〜」
「あはは!まじうるさかったもんね!」
「いやお前が言うな」
「誰のせいでああなったと思ってんだ十四松」
「まあでも、本当元に戻れてよかったよね」
「フッ……正直あの時は死を覚悟したからな……」
「結局健康が一番ってことだよね〜」
「ほんとだよ〜もう皆今日から体力づくりして!毎日家にこもってるから風邪なんて引くの!」
「あーあー!きこえなーい!」
「イヤーペインだぜ、シスター」
「イヤーペインって何?普通に耳が痛いって言えよカラ松」
「僕はその点、ジム行ってるから〜」
「いやトッティ、それ意味ないってことじゃん。ジム行ってるの何の役にも立ってないってことじゃん」
「あーあージムが無駄だってわかっちゃったねぇトッティ。もうやめちゃえば?」
「うっさいなあ!体作ってても病原菌が同じ部屋に5個もあったらかかるに決まってるでしょ!だから兄さん達が運動して免疫あげてよ!」
「オイ今お前僕たちのこと病原菌って表現した?」
「あっもちろんなまえ姉さんは違うよ!」
「オイ無視すんな末弟!」
「しかし確かにシスターは滅多に風邪を引かないよな」
「まあね!健康ですから!」
「いやー違うでしょ。こいつバカだから風邪引いてても気づかないってだけっしょ」
「「「「「あー」」」」」
「いやなんで納得しちゃうの!?少なくともおそ松よりはバカじゃないからね!?」
「でもなまえ、いつだったか高熱だしながら出社したことあったよね」
「うっ」
「会社ついた頃に動けなくなったんだよね!」
「ぐっ」
「あーあったねー。僕たちが車で迎えに行ったんだよね」
「ううっ」
「あん時車中ずうっと謝ってたよね」
「ぐうっ」
「ああ……確かに『バカなお姉ちゃんでごめん』と、自分で言っていたな」
「うぐうっ……」
「ほらな?どっちかってーと、なまえの方が気を付けた方がいいんじゃねーの?」
「返す言葉もありません……」
「ま、そーゆーことだから!俺らもまー多少体鍛えたりしなきゃいけないかもしんないけど、なまえもおんなじくらい体力つけねーとなー!」
「うう、何か悔しい」