「ところでお客さんご注文は?」
と名前が問いかけると、

「うーーーん…やっぱそうだなあ…
いちご牛乳ちょうだいよ」


いっいちご牛乳…だと…!?

そう、なにを隠そううちでは
いちご牛乳を出していないのである。

「すみません、いちご牛乳ないんですよね」

あっまた泣きそうになってる
悲しい顔してるよこの大人!

「わっわかりました!なんとかつくります!」

すごく嬉しそうな顔してるなあ…

「ほんと!?まじでか!サンキュー!!!
いちご牛乳飲みたかったんだよねェ」

「いまからつくりますので少々お待ちください。」

「へいへーい」

ケーキにのせようと思ってた
いちごがあるから大丈夫だな。
なんて考えながら
厨房に向かう最中、茶豆が
ふわふわの頭の彼の元に行くのが見えた。

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