どこからどう見ても
※ほぼ会話文
「もう行ったか?」
「行った!なんか喋ってたけど、やっと出たな!」
「いやァ、キャプテンって惚れた相手にはあんなに甘いんだな!」
「惚れた相手?キャプテンはミヤビの事が好きなの?」
「そうだぜベポ!ありゃどう見ても好いてるし、なんならベタ惚れの部類だ」
「しかし我らがキャプテンに春が訪れるとはね…」
「イッカク的にはどうなの?ミヤビは妹みたいなモンだろ?」
「なんとなく寂しいけど、キャプテンなら任せられるかも」
「そうだよなァ!でもミヤビには師匠とやらがいるらしいからなァ…」
「師匠とどうだったんだろうな?ちょっといい関係だったりしたのかな」
「良い師弟関係ではあったんじゃないの。だからあの子もビブルカードを作らせるって行って探しに出たワケだし」
「…もしかしたら、師匠と会ったらやっぱり師匠と冒険したいって思ったりすんのかな」
「そしたら船から降り…」
「「………」」
「おれ、やだ!」
「ベポ…」
「シャチもペンギンも、ミヤビのこと好きならそんな事言うなよ!」
「ごめんな、ベポ」
「おれ達もミヤビにはずっと船に居てほしい」
「「…」」
「なぁ」
「お前の提案は大概ロクでもないの自覚あるか?シャチ」
「あの2人の様子、ちょっとだけ見てみねェ?」
「ほら来たやっぱり」
「でもあたしも気になるんだよね」
「イッカクはストッパーでいて欲しかったのに…!でもおれも気になる」
「ペンギンも〜!?おれキャプテンに怒られるの嫌だよ!」
「キャプテンはベポには甘いから大丈夫だろ!みんなで見に行けば怖くねェって!」
そろーり…
「静かにしろよ?2人からは離れてるとは言え聞こ…っ!」
「どうしたんだ?」
「あたしにも見せて…!?な…!」
「わ!キャプテンお姫様抱っこしてる〜!仲良しなんだね!」
「馬鹿!声がでかい!」
「すみません…」
「打たれ弱っ!」
「顔近いな…もしかしてキャプテン…」
「うわっ…キャプテンないわ…」
「イッカク、男とはそういうもんだ。諦めろ」
「まだ確定じゃないし、キャプテンは船員に軽率な行動をとるような男じゃねェよ」
「でもミヤビとはすごいベタベタしてる気がする」
「ベポもそう思うか。ならボディタッチが多いのは確定だな」
「それだけ言うとセクハラオヤジみてェだぞ、キャプテンが」
「ミヤビと5つ差か…」
「そこまででもねェか。それならおれとかペンギンの方が歳の差あるよな」
「あ!キャプテンがミヤビ下ろした!」
「でも手は繋いでる!熱いなァー!」
「きっと倒れた時用じゃない?」
「冷静…」
「あんた達はあの二人をくっつけたいの?」
「幸せになって貰いたい」
「…なるほど」
「ねぇ!ミヤビが倒れた!」
「「えぇっ!?」」
「大丈夫なのか…?」
「あ、起き上がった。はービビった…」
「服びしょびしょだろうに…今度は風邪ひいちまうぞ」
「キャプテンがついてるしきっと大丈夫よ」
「また抱き上げた」
「やべ!戻ってくるぞ!仕事に戻れ!」
「ベポとイッカク以外は後で甲板に来い。話がある」
普通に見てるのバレてて予想通りバラされましたとさ。
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