君が流したユメナミダ。


愛を召しませ墓守よ


·····あぁ、神様、神様。
もしこの世界に居るのならば·····こんな僕の願いを聞き届けてくださるのなら·····どうかラモールと僕を、引き離さないでください。

僕は彼女を愛しています。この荘園に来る前から、少しの期間だったけれど、一緒に暮らしていたあの時から。

どうか力を貸してください。
彼女が、ラモールが、永遠に僕と共にあるように。



「ラモール」

「ん?アンドルー·····お前、外に出て大丈夫なのか?」

「今日は曇り空だし·····少しだけなら、平気だ」

「そうか。でも陽の光はお前に毒だ、オレの影に入れよ」


そう言うとラモールはすっ、と大きな犬の姿に戻り、
影と体で僕に陽の光が当たらぬよう、包むように抱き込む。


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