お酒の匂いは狼を呼ぶ
(次郎ちゃんに絡まれる)
(どうみてもバカップル)
「ねぇ審神者ちゃん、アタシとちゅーしましょ、ちゅー」
「やだ!次郎ちゃん酒臭い!」
「ちゅーしちゃえばそんなの関係ないわよ、ね?」
「・・・「ね?」じゃ、なあい!」
・・・思いっきり酒でべろんべろんな次郎に絡まれた。
しかも、逃げたくとも右手で腰をがっちりホールドされているので逃げようがない。
(片手だけなのに、がっちりつかまれてて動けない、だと・・・!?)
そんな感じでバタバタと暴れていると、
次郎は左手に持っていた酒壺を置いて、左手でも審神者を抱きしめた。
「・・・審神者ちゃん、アタシの事嫌いなの?」
「ち、ちが・・・ンっ!!」
寂しそうな声につられて後ろを振り向くと、
次郎の方を向いた瞬間に唇を奪われた。
強いお酒の匂いに、頭がくらくらして自分も酔いそうになる。
「ふふ、可愛い・・・」
とろんと目を潤ませた審神者を見て、
次郎は愛おしそうに頬を両手で包み込む。
「・・・じ、ろ・・・ちゃん・・・」
「そんな誘うような顔しちゃダメよ?」
「アタシみたいな狼に、食べられちゃうからね」
お酒の匂いは狼を呼ぶ
酒は飲んでも飲まれるな。
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