君が流したユメナミダ。


面と向かって渡せないから


(ネタよりソ●ィーな審神者、BBAばーじょん)
(ばれんたいんでぇ)






「審神者!」
「おや・・・三日月、どうしたんだい?」
「今日は「ばれんたいんでぇ」と言う祭りらしい!」
「あらあら、もうそんな時期かい。まだ寒いというのにねえ・・・」


審神者は、
冷えた腰が痛むねえ、と零した。


「なんでも、ばれんたいんでぇには女子(おなご)が男(おのこ)に「ちょこれいと」と言うものを渡すらしいな!」
「ああはいはい、チョコねえ・・・」
「審神者は、ちょこれいとをくれないのか?」
「三日月や・・・こんなババアに、そんなハイカラな行事は似合わないだろう?」

「・・・さて、清光が畑仕事サボっていないか見てこようかねえ」

そう言うと、審神者は畑の方へとてくてく歩いて行った。


「・・・(´・ω・`)」

三日月がしょぼんとした顔で審神者の背中を見つめていると、
今剣がくいっと三日月の服を引っ張った。


「?」
「あるじさまからー」

そう言うと、今剣は三日月の手に小さい袋を渡す。

「ちょこれいと、ですって!」
「・・・ちょこれいと!?」
「あるじさまがぼくに、『「ばれんたいんでー」だから、あたしのかわりにみんなに「ちょこ」をくばってきなさい』って」
「お・・・おぉ・・・!!」


三日月の嬉しそうな声を聴きながら、
審神者は畑の方へと歩いていく。

その顔は、いたずら好きな乙女のように愛らしい笑顔だった。








面と向かって渡せないから








三日月じいちゃんの口調がわかんなかった。

- 149 -

*前次#


ページ:



ALICE+