面と向かって渡せないから
(ネタよりソ●ィーな審神者、BBAばーじょん)
(ばれんたいんでぇ)
「審神者!」
「おや・・・三日月、どうしたんだい?」
「今日は「ばれんたいんでぇ」と言う祭りらしい!」
「あらあら、もうそんな時期かい。まだ寒いというのにねえ・・・」
審神者は、
冷えた腰が痛むねえ、と零した。
「なんでも、ばれんたいんでぇには女子(おなご)が男(おのこ)に「ちょこれいと」と言うものを渡すらしいな!」
「ああはいはい、チョコねえ・・・」
「審神者は、ちょこれいとをくれないのか?」
「三日月や・・・こんなババアに、そんなハイカラな行事は似合わないだろう?」
「・・・さて、清光が畑仕事サボっていないか見てこようかねえ」
そう言うと、審神者は畑の方へとてくてく歩いて行った。
「・・・(´・ω・`)」
三日月がしょぼんとした顔で審神者の背中を見つめていると、
今剣がくいっと三日月の服を引っ張った。
「?」
「あるじさまからー」
そう言うと、今剣は三日月の手に小さい袋を渡す。
「ちょこれいと、ですって!」
「・・・ちょこれいと!?」
「あるじさまがぼくに、『「ばれんたいんでー」だから、あたしのかわりにみんなに「ちょこ」をくばってきなさい』って」
「お・・・おぉ・・・!!」
三日月の嬉しそうな声を聴きながら、
審神者は畑の方へと歩いていく。
その顔は、いたずら好きな乙女のように愛らしい笑顔だった。
面と向かって渡せないから
三日月じいちゃんの口調がわかんなかった。
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