君が流したユメナミダ。


どうか愛しい人よ、俺のものになって


(ケータとリータ)



「リッちゃん、はいこれ」
「・・・わあっ、すごく綺麗!」

ケータが顔を真っ赤にしながらリータに渡したのは、
綺麗に編まれた、シロツメクサの花冠。

クローバーも編み込まれ、白と緑色が綺麗に調和しあっていた。

「ケータ君、器用なんだね!私、こんなに綺麗に編めないよ」
「そうかな?そんなことないよ。」
「・・・あっ!」
「ど、どうかした?」
「これ見て!」

リータが指さしたのは、花冠のクローバーに混ざっていた、四つ葉のクローバー。

ケータは花冠をリータから受け取って手に取り、それを見つめる。

「あ、本当だ」
「・・・気づかなかったの?」
「うん、夢中で編んでたから・・・」

そう言うと、四つ葉のクローバーがちょうど前に来るように、
ケータはリータの頭に花冠をのせた。

「・・・うん、凄く似合ってる」
「ふふ、そうかな?」

リータは、嬉しそうに笑ったあと、ケータの頬に軽いキスをした。

「!」
「えへへ・・・お礼だよ」

ケータは顔を真っ赤にして、リータを強く抱きしめた。




どうか愛しい人よ、俺のものになって





相手の頭に無邪気にシロツメクサの冠を載せるという行為は
花言葉的に「私のものになって」っていう意味があるって話を聞いたから・・・

シロツメクサの花言葉は「私を思って」「幸運」「約束」「復讐」
四つ葉のクローバーの花言葉は「幸運」「私のものになって」

何かケータとリータっぽかったから

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