種族の違いなんてささやかなことなんです
(勇気くんとフミちゃん)
「本当にふわふわだね」
フミちゃんにしゅっしゅっと櫛で9本の尻尾のうちの一本を梳かれ、
嬉しそうな、気持ちよさそうな顔をする勇気。
「今日は満月なんだ、だから術がうまく効かなくて、耳としっぽが出ちゃうんだ」
「あぁ、だからいつもその日は髪型が違ってたんだ。」
「・・・うん。学校には行かなきゃいけないからね。見えないってわかってるんだけど」
「霊感ある人には見えるかもしれないし、僕はハーフだから何があるかわかったものじゃないんだよ」
勇気は自分の狐耳をつむ、とつまんでそう言った。
「そうなんだ。」
「うん・・・僕の本当の事を知ったら、嫌われるかもしれないしね」
そう言うと、勇気は苦笑いした。
「・・・でも、私は勇気くんの事好きよ。」
「えっ?」
「いつもの勇気くんも、耳と尻尾のある勇気くんも、妖怪の姿の勇気くんも全部好き!」
ぽっ、とお互い顔が赤くなる。
「・・・ぼ、僕も、フミちゃんの事・・・全部、ぜーんぶ大好きだよ!」
恥ずかしそうに声を絞り、
二人は見つめあってニコリと笑った。
種族の違いなんてささやかなことなんです
これ書いてて思った。
・・・アニメフミちゃんは霊感あるのかな?
メラメライオンやらいろいろ憑りつかれてますけど。
スパノバとかの選手説明だと「少し霊感のある・・・」って書いてあるから。
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