即席シンデレラ
(リータとケータ)
「明らかに、機嫌がいいよね」
「・・・だニャン」
「うぃっす」
その3人の視線の先には・・・
明らかに、いつもよりご機嫌なリータが居た。
歩くたびにぴょんこぴょんこと跳ね、その様はまるで妖精。
「(かわいい・・・)」
ケータがそう心の中で悶えていると、
ミズニャンがリータに声をかけた。
「ねえリータぁ」
「ん?」
「何で今日はそんなにご機嫌なの?」
「えへへ、今日ね・・・新しい靴を下ろしたんだ!」
そう言うと、リータは自分の足を指さす。
そこには、泥汚れ一つない水色の靴。
真新しいその靴は、降り注ぐ太陽の光を薄く反射していた。
「わっ、可愛い靴だねぇ!」
「ふふ・・・でしょ?前の靴がダメになっちゃったからこれを出したの。」
そう言うと、リータはくるりと回る。
その様子から、よっぽど嬉しいということが見て取れた。
すると、リータはケータたちに気付き、
ケータに向かって歩き出す。
「ケータく・・・わああっ!」
「危ない!」
道の僅かなへこみに気付かずに
リータは勢い良くつまづいたが、ケータが間一髪で受け止めた。
「大丈夫!?」
「うん、ケータくんが受け止めてくれたから・・・」
そう言うと、リータはにこりと笑う。
しかし、リータはふと違和感を感じて足元を見る。
躓いて倒れかけた時に脱げたのか、右足の靴がなくなっていた。
「あれ、靴が・・・」
きょろきょろと視線を動かして靴を探すと、
さっき躓いたくぼみのところに靴が引っかかっていた。
「あ、俺が取ってくるから待っててね」
「うん」
「ウィスパー、ちょっとリッちゃんを支えてて。片足立ちだとバランス取れないから」
「わかりました」
そう言うと、ケータはウィスパーにリータの手を渡した。
「よっと」
靴をくぼみから取り、リータの足元に置く。
「ありがとう、ケータくん」
リータはお礼を言ったあと、靴を履きなおした。
それを見て、ウィスパーがこう言う。
「まるでシンデレラみたいですね」
「「!」」
その言葉に、二人は顔を赤くする。
しかし、ケータは照れながらこう言った。
「・・・でも」
「え?」
「俺・・・たとえ12時になって魔法が解けたとしても、リッちゃんを離す気はないからね」
「!!」
ケータのその言葉に、リータはさらに顔を赤くする。
「でも、私もケータくんから離れる気はないから安心してね!」
そう言うと、今度はケータが顔を赤くする。
そんな二人のお熱い様子を見た3匹(3人?)は呆れたようにこう言った。
「・・・熱すぎて干からびそうだわ」
「全くだニャン」
「うぃす」
即席シンデレラ
ごめん、熱に浮かされた時に考えてたネタなもんで
砂吐くレベルのが出来上がっちゃった☆
調子悪い時に暇だからって
夢ネタ考えるのもうやめよう。
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