※ナイチンゲール症候群ではありませんよ
(ケイゾウとリサ)
(ケガしたケイゾウをリサが手当てする話)
「・・・いってええ!!」
「自業自得よ!・・・まったく、自分から怪魔に突っ込んでいって、毎回少しのかすり傷で済むなんて、逆に奇跡だわ」
「ガッツ仮面は敵に遭遇したとしても、絶対に引かな・・・いってぇ!」
「はいはい、あんたは勇敢勇敢。」
そう言うと、赤チンを塗ったガーゼをまた傷口に遠慮なくぽんぽんと塗り始める。
「・・・赤チンで赤色過ぎて、逆にケガしてるように見えるぜ?」
「あ、ほんとだ。・・・でもまあ、色はすぐに消えるから」
リサはそう言いながら、ぺたぺたと絆創膏を手際よく貼っていく。
「・・・ありがとな、リサ」
「お礼なんて今更いいのよ。それよか悪いと思ってるなら、もう少し慎重に行動してくれる?」
「う゛っ・・・」
「傷あとつけすぎるとお嫁さん貰えなくなるわよ!ほら、顔にもまた傷あと作って・・・」
そう言うと、リサはむくれるケイゾウの顔の傷あとを指先で撫でる。
するとケイゾウは、リサをがっ、と引き寄せ、
ぎゅうううう、と強く抱きしめた。
当のリサは恥ずかしさと驚きで目をいっぱいに見開く。
「・・・えっ、ちょ、ケイゾウ!?」
「それなら心配ないぜ!・・・お前が俺を、婿に貰ってくれるんだろ?」
にかっ、と太陽のような笑顔を浮かべ、
リサの頬にちゅっ、とキスをするケイゾウ。
それに完全にショートしたリサは、ケイゾウに抱きしめられたまま
「(出来るなら、私だってケイゾウの花嫁になりたいわよ)」
と、小さくつぶやいた。
※ナイチンゲール症候群ではありませんよ
ケイゾウとリサのCP好きだ・・・!
ケイゾウみたいなおじいちゃん欲しい。
【補足説明】赤チンとは、マーキュクロム液であり、「赤いヨードチンキ」の略称。
つまり簡単に言ってしまえば、マキロン以前の消毒液。
日本では1973年頃に製造が中止されたが、常備薬として求める声が多く、
現在でも販売しているところがある。
ちなみに管理人の家では、消毒薬と言えばマキロンか赤チン。
赤チンは色がつくのであまり使いたくないですけど。
- 171 -
*前次#
ページ:
ALICE+