生まれて初めての嬉し涙
(モテヌスと女の子)
「僕のそばに来ちゃダメだよ」
僕はいつも通り、そう言う。
僕はモテヌス。兄のモテマクールとは違い、
僕はモテない。そして誰でもモテなくさせてしまう能力を持ってる。
僕はそんな能力が嫌い。
だからもちろん、こんな自分も嫌い。
でも君は、そんな僕を「好きだ」と言った。
「・・・私は、モテヌスが好きだよ」
「君はおかしいよ!・・・僕と一緒に居たら、君はモテなくなっちゃうんだよ?」
「どうして?」
「どうしてって・・・僕はそういう妖怪だから・・・」
「私はモテヌスがどんな妖怪であっても構わないよ。貴方が好きなの」
白くて柔らかい手が、僕の頬をすっと撫でる。
そして、君はぎゅうっと僕を優しく抱きしめた。
「貴方が私を好きと言ってくれるなら、私はモテないどころか、全世界の人に嫌われたって構わないから。」
「・・・ぼ、ぼぼ、僕っ・・・」
「僕も、君の事が、っ」
君のそんな優しい笑顔を見て、ぼろぼろと涙がこぼれて止まらない。
ダメだ、こんな弱いところを見せたら嫌われちゃう・・・
「・・・僕も、君の事が好きですっ!」
「私も、モテヌスの事好きだよ。」
その言葉を聞いたら、また涙があふれてきた。
ああ、僕はなんて泣き虫なんだろう。
「・・・ごめんなさい、僕、こんなに泣き虫で」
「違うよ、モテヌス」
「えっ?」
「それはね、「嬉し涙」って言うんだよ」
「うれし、なみだ?」
「そう、嬉しい時に出る涙だよ。」
「じゃあ、この涙って・・・」
「きっと嬉し涙だよ」
そう笑う君を見て、
僕は少しだけ、自分を好きになれた気がした。
生まれて初めての嬉し涙
モテヌスのキャラわかんねえ!
モテ兄弟大好きです・・・アニメ登場まだっすか・・・
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