君が流したユメナミダ。


血の鎖で捕まえた


(吸血の牙装備オロチさん)
(ねつぞう!びみょうにかにばりずむ!)




「・・・いっ、た!」


腕に思い切り噛みつかれ、痛みで顔が歪む。

「すまない・・・でも、抑えきれない」

噛みついた痕からつぷり、と出る私の血を必死に舐めとったり吸って飲むオロチ。

「止めなければいけないのに・・・血を、血を摂らないと・・・」
「い、いいよ、落ち着くまで飲んで」

吸血の牙をつけてからというもの、オロチは血を摂らないと、暴れだしてしまう。
だからこうして、たまに献血まがいのことをしている。

「お前以外の血は飲まない」っていつも言ってるから
血を飲みたい衝動を抑えてるオロチは見てて心苦しいし、
オロチ自身は吸血の牙を外す気もないみたいだし・・・
(そもそも私の血しか飲まないなら、
なぜ吸血の牙をつけたのかな・・・)

・・・まあ、私が少し痛いのを我慢すればいいだけの話だしね。

「・・・ぷはっ」
「満足?」
「ああ」

十分満足したのか腕から唇を離して、
ぺろ、と血まみれの唇を舐める。
その仕草が色っぽくてきゅん、と来た。
あ、今ならキュン玉出せそう。

「今、手当するからな」
「・・・いてて」

オロチは噛まれて血まみれの腕の噛み痕を軽く濡れたハンカチで拭いて、
絆創膏を貼る。

「いつも・・・悪い」
「謝ることなんてないよ。私がしたくてしてることだし」
「・・・」
「そんな顔しないで。私はオロチを好きだからやってるんだよ」

そう言って、オロチをぎゅっと抱きしめる。
数秒経ってから、オロチも私を抱き返してくれた。

「・・・愛してる」
「ふふ、私もだよ」




血の鎖で捕まえた





吸血の牙装備したオロチさんの絵を見てしまいまして。
多分回復アイテムなんだろうけど。 


オロチは主の血にどっぷりはまっちゃって、牙を外そうにも外せない状況に。
主は主で、自分の血しか飲まないオロチが好きすぎてやばい、みたいな。

とりあえず血(かにばりずむ)はやべえと思って。

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