ストックホルム症候群にかかって
(エセやぶれかぶれ院長。なんかヤンデレストーカー臭い。)
(好奇心はとんでもないことを招くという話)
「・・・さあ、選んでください」
「このまま、少し痛い思いをしてココロを抜き取られるか」
「私に愛されて、幸せにココロを入れ替えるか」
目の前にちらちらとメスをちらつかせられ、私は完璧に絶体絶命。
どうあがいても絶望、ってやつです。
・・・あの時、みちび鬼を好奇心で追いかけて、
肝試し気分でこの病院に入ったのが間違いだった、と
悔やんでも、もう遅い。
「貴方を初めて窓越しで見た時、私は直感したんですよ」
「・・・貴方が私の運命の人なのだと」
うっとりした目で、私を見つめる院長。
「貴方がみちび鬼を追いかけて、ここへ来てくれたとき、みちび鬼にどれだけ感謝をしたことか!」
そう言うと、
メスを持ってない方の手で、そっと私の頬を撫でる。
ひやりと氷のように冷たい手。
その冷たさと、何をされるかわかったものじゃない恐怖で、
触れられた瞬間にびくっ、と震えると、院長は少し悲しそうな顔をした。
「・・・私が、怖いですか?」
その問いに、ゆっくりと2,3回ほど私が頷くと、
院長は持っていたメスを近くの金属製のトレイに全部置いて、
ぎゅうっと私を抱きしめた。
「どうか信じてほしい。・・・私は、貴方が本当に好きなんです」
「・・・この風貌では、貴方を怖がらせるのはわかっているのに」
「でも、好きなんです」
凍りそうなほど冷たい体なのに、不思議と温かく感じる。
力を加減しながら私を抱きしめる院長を、私はなぜか愛おしく思えた。
どうせ、どこにも逃げられない。
・・・なら、私を愛するこの人を愛したっていいじゃない。
「私も・・・好き、です」
そうぽつりと呟けば、
抱きしめる力がわずかに強くなる。
「ああ、よかった・・・」
「こんなの間違ってる、逃げろ」としつこく叫ぶ私の心の中。
抱きしめられて嬉しそうに笑う私は、そっと静かに心を殺した。
ストックホルム症候群にかかって
院長の口調わっかんね。
でも大好きです。
おかしいってよく言われるけど院長大好きだよ!
(ゲームやったことないけど)会話が可愛いんだよちくしょう!!
窓越しに見た瞬間フォーリンラブとか
安い恋愛小説だねホント。
ちなみにキモナシ先生も好き。解剖してくれ。
ストックホルム症候群(Stockholm syndrome)は、
精神医学用語の一つで、犯罪被害者が、犯人と一時的に時間や場所を共有することによって、過度の同情さらには好意等の特別な依存感情を抱くことをいう。
(wikiより引用)
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