盗み食いは厳罰に処す
(ねぐせちゃんとブシs)
「あらあら、そんなに緊張しなくていいのよ?ただね・・・」
「お夕飯に使うはずだったお魚を、貴方たちがぜーんぶ食べちゃった理由を聞きたいだけなのよ・・・?」
ニコニコと笑っているが、(片目しか見えないが)目が全く笑っていない彼女・・・ねぐせちゃん。
むしろ、その目にはどす黒い怒りしか見えなかった。
それを見て、ねぐせちゃんに養ってもらって(!?)いる、
しょうブシ、まさむね、くさなぎ、むらまさは顔を真っ青にした。
なぜなら彼女は、いつもニコニコと大人しく優しい妖怪で、
こんな風に(静かにだが)怒りを表すのは稀であったからだ。
しかも彼女のランクはAランクではあるが、妖力はSランク並。
「あの」赤鬼をたった1人で倒したこともあり、青鬼とも渡り合えるほどの実力の持ち主でもあるからだ。
・・・そんな彼女から攻撃をされた日には、彼らもただでは済まないだろう。
まさ「(お前が先に、「この魚食ってもいい」って言うからだぞ!)」
しょ「(・・・まさか今晩使うとは思わなかったんだよ!)」
むら「(このままでは・・・全員魂になるまであの髪で締め上げられるぞ)」
くさ「(うわああああそれは嫌だアアアアア!!)」
まさ「(おい、むらまさ!お前ねぐせちゃんとは生前からの付き合いだろ?)」
しょ「(何か、何か手立ては!?)」
むら「(・・・すまないが、あいつが怒っているときは俺でもどうしようもない・・・)」
くさ「(・・・終わったな、俺達・・・)」
「あら、何こそこそ話してるのかしら?」
「さあ・・・弁解や言い訳なら今のうちなら聞くわよ?言ってごらんなさい?」
笑顔に似つかわしくない黒いオーラ。
その後ろでうねうねと動くねぐせちゃんの髪の毛。
「さあ・・・覚悟はいいかしら・・・?」
「「「「ひいいいいいいい!!!!」」」」
そして結局ブシsはねぐせちゃんの逆鱗に触れ、
魂になるまで髪の毛で締め上げられましたとさ。
盗み食いは厳罰に処す
ねぐせちゃんは変なところで厳しい。
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