修行中の恋愛
(シーザーとユリアでべったべた)
「んー!!・・・やっぱ本場のパスタって、アメリカやイギリスとは違うわよねえ・・・」
「だって、ルーとかほとんどレトルトなのよ!バジルソースも瓶詰だし、麺だけ本場みたいな感じ。」
結構な時間を待たされてようやく来たバジルソースのパスタを食べつつ、
ユリアは幸せそうにそう呟く。
「・・・ここは俺の行きつけの店だからな、時間はかかるが出て来るものは確かにうまい」
「バジルソース1つをとっても最初から作る徹底ぶりだしな」
「確かに、かなり待たされたかいがあるって感じ。」
そう言うと、ユリアはシーザーの食べていた
クリームソースパスタを見て目を輝かせる。
「それもおいしそー、ちょーだいっ」
「・・・自分の分あるだろ!」
「バジルとクリームじゃ違うもん」
カッキンカッキンとフォーク同士がぶつかる音が響く。
そんな攻防を数分続けていると、
シーザーは諦めたのかため息をついた。
「・・・わかった、やるから口開けろ」
「あーん」
ユリアは言われたとおりに薄く口を開ける。
すると、シーザーは思いもよらない行動に出た。
ちゅっ、と鳴るリップ音。
そして口にひろがるクリームソースの味。
・・・そう、シーザーはユリアに口移ししたのである。
「うまいだろ」
「・・・え、あう、う、うん・・・」
顔を真っ赤にしてそう言うユリアを、
シーザーは嬉しそうに笑って、肩を抱き寄せた。
そのあともらぶいちゃが続き、
リサリサとの約束に遅れたとシーザーが気づくまで、
あと1時間。
修行中の恋愛
パスタ食べたくなった
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