知らないことが多すぎるんじゃあないのか?
(報われない兄弟)
「徐倫っ!」
「うわああアナスイ、こっちこないでよッ!!」
「白羽っ!」
「リモーネ・・・!うわああ触るなしゃべるなこっちくんなああああ!!」
「なあ兄さん・・・俺また今日も白羽にひっぱたかれたよ」
「奇遇だな、俺もだ」
お互い叩かれ真っ赤になった頬をさすりながら
傷の舐めあいをしていると言うか、何と言うか・・・
「なあ兄さん・・・俺、そんなに魅力ない?」
「そんなはずないだろ、俺の弟なんだから。まぁ俺には劣るがな」
「俺が兄さんにかなわないことくらい知ってるさ。だけどなんであんなに避けられるのかなって」
「本当に謎だなあ、女と言うものは」
「(白羽と徐倫がつれない理由は、あいつらが相思相愛で付き合ってるから、お前らになびかないだけなんだがな)」
「ん?・・・ジョゼフ、何か言った?」
「・・・いや。何も言ってないさ、アニー」
幽霊のマーズチョコを一口齧り、
ジョゼフは未だに傷の舐めあいをしている二人を見た。
知らないことが多すぎるんじゃあないのか?
決して報われない二人。
もう逆にギャグに突っ込めばいいと思うよ。
- 33 -
*前次#
ページ:
ALICE+