君が流したユメナミダ。


青色のマフラー


(シーザーとユリア)

「・・・くしゅん!」

筋肉の程よくついたいい体に似合わない、小さくて可愛いくしゃみ。

「シーザー、どーしたの?風邪でもひいた?」
「・・・そうかもしれない」

すん、と鼻を鳴らすシーザー。
気づけば、いつも巻いているマフラーがないせいか、頬が寒さのせいで赤くなっている。

「・・・これ、巻いときなさいよ。」

そう言って、いつも私がつけているマフラーを
シーザーの首にくるりと巻く。
それを見て、シーザーは目を見開いた。

「・・・馬鹿、お前が風邪ひくだろ」
「あたしはいーの。」

そう言うと、ユリアはシーザーの手を掴む。
そして指を絡め合わせ、よくいう「恋人つなぎ」の状態に。

「・・・シーザーの手があったかいから、これでいい。」

そう少し頬を染めて言うと、
絡めているシーザーの手の力が、少し強まった。




青色のマフラー




マフラー無しのシーザーが
あんまり想像できないんですが

- 34 -

*前次#


ページ:



ALICE+