謀反など忘れてしまえ! 神への反抗など知ったことではない!
(なんだかんだで幸せそうなプッチとシャルル)
「神父さまはいけないお人ですわ。神を愛すべき聖職者が私なんかを愛すなんて」
「そんな私に惹かれているのもまた事実だろう、シスター・シャルル?」
「・・・私は、あなたのおそばに居るためにシスターになっただけですわ。」
そう言うと、シャルルはウィンプル(頭巾)をうっとおしそうに脱ぐ。
綺麗な明るい茶髪がばさ、と揺れた。
「・・・私は、私のような「男でも女でもない人間」を作った神など、信仰しておりませんもの」
シャルルが悲しそうにそう言うと、
プッチはシャルルの腕を引いて、自分の腕の中に閉じ込める。
「私は君が男であろうと、女であろうと構いはしない。私に必要なのは「シスター・シャルル」という名の人間だけだ」
「・・・神父様、久しぶりに私をその名ではなく、「アダム」と呼んではいただけないでしょうか?」
「構わないよ、私の愛しいアダム」
そう言うとシャルルは嬉しそうに笑い、
自分を抱きしめるプッチを抱きしめ返した。
謀反など忘れてしまえ! 神への反抗など知ったことではない!
男でも女でもないことに苦しむシャルル(アダム・ヤング)と
シャルルを愛することに喜びを感じるプッチ。
どっちかっつうとプッチにはメシアニズムとかヒューマニズム入ってそう。
ちなみにシャルルの本名「アダム・ヤング」は
私の好きな「Owl City」のミュージシャン
「アダム・ヤング」が元ネタ。
- 35 -
*前次#
ページ:
ALICE+