ナミダノリユウ
お姉ちゃんは幸せそうに笑ってるだけでいいのよ。
お姉ちゃんばっかりに重荷は背負わせないから。
どうして?お姉ちゃんどうして泣くの?
私がそばに居てあげるから。私はずっと、永遠にお姉ちゃんの妹だから。
だから、泣かないで?
次の日・・・
「しっかしよー・・・キレイに傷がふさがるモンだな」
自分の額に手を当て、
綺麗になくなった傷に感心する一護
「今更驚いたか。当然だ、私の鬼道の成績はトップクラスだったのだからな」
「うちのヒーリングも凄いやろ?」
昼飯であるパンのカスを口元につけたまま自慢気に話すルキアとシオンに少し可笑しくなる
「てゆーか成績って・・・死神にも学校があるのん?」
「ん?まぁそんなところだ。それよりアスカ、これはどうやって飲むのだ?」
言って紙パックのジュースをアスカに差し出すルキア。
「ん?あ、これはな、ここにストローをさして飲むんで」
「ストロー?」
首をかしげて、頭にハテナを浮かべるルキア。
そんなルキアを見てプルプルと震える人物が・・・
「か」
「「「?」」」
「可愛いーvV」
ガバッ
「うわっ!?」
余りの可愛さに絶えられず、
ギュウッとルキアに抱きつくシオン。
「もう何やねんこのかわええ生き物!!」
「は、離せ!!//」
「いややぁーvV」
ギャアギャアと騒いでいると。
「あれぇ!?」
声のした方を見ればそこには、
弁当を持った水色が立っていた
「また一緒にいるんだ。君たちずいぶん仲いいんだね。」
「アホ、これが仲いいように見えるか?」
「違うの?まぁ君が否定するなら別にいいけどさ。なんていうか一護もうちょっと周りの目とか気にした方がいいよ?」
「アホか。俺がそんなもん気にしてたらとっくに髪の毛黒く染めてんだろ」
「ん〜まぁそうだけどさ。呼び出しくらうかもしれないよ?」
「は?誰にだよ?」
「卯月さん達や朽木さんのファンクラブ」
「Σは!?ちょっと待て!何だよファンクラブって」
「あれ?一護知らなかったの?卯月さん達が転校してきた日に3人のファンクラブが作られたんだよ」
「マジかよι(すげぇライバル多いじゃねェか!!)」
悶々とする一護を他所に、
水色は視線をシオン達に移し
「こんにちは朽木さん、シオンさん、アスカさん」
「こんにちわ」
「どうも☆」
「こんにちは。えっと・・・」
「確か小島くんやったよね?」
「あったり!!まだちゃんと自己紹介してないのに憶えててくれたんだね」
嬉しそうに笑う水色とは
反対につまらなそうに眉間に皺を寄せる一護
「小島水色、15歳!!趣味は・・・「女あさりだ」
「Σえぇッ!?ちっ、違うよひどいなぁ!!」
「こんな顔してても、ものすごいタラシだぞ、気をつけろ」
「ふぅん、人って見かけによらないんやなぁ・・・」
「へぇー・・・」
「Σなっ、違うってば!!ι一護やめてよ、イメージ悪くなるじゃないか。僕は年上の女性しか興味ないの!!あっ、でも」
チラリと水色は、シオンを見る。
「同年代でもシオンさんならいいかなvV」
「ふぇ?」
「狽ヘ!?」
「Σ!?」
本人よりも一護が驚いてます(笑)
「おい・・・同年代には興味ないんじゃねェのかよ」
ヒクヒクと顔を引き吊らせる一護。自分の好きな女が水色に狙われてはたまったものじゃない。
「んー・・・そうだけどさ。ほら、シオンさんは大人っぽいし」
「え、そ・・・そないな事ないんよ。」
照れ臭そうに笑うシオンを
見れば一護に一気に嫉妬心が芽生える。
そう、今ならスー○ーサ○ヤ人になってもおかしくはn(殴
「い・ち・ご・はっ・んー♪」
「何だよ」
ニヤニヤとした笑みを浮かべながら、
アスカ一護の顔を覗き込む
「ライバル誕生やねー♪」
「うるせェよ」
シオンに聞こえぬよう、
コッソリと耳打ちするアスカ。
その顔はすごく楽しそうである(爆)
「おーす。一緒してイイッスかー」
「おー啓吾」
「あれ?チャド来てねーの?」
「いや?」
「そういえば見てないね」
「おっかしーな、ドコ行ったんだあいつ?・・・Σややっ!そこに居るのは美少女転入生の朽木さん、シオンさん、アスカさん!!どうしてここに!?」
「一護が口説き落として連れて来たんだよ」
「バッ・・・ちg「なにィ!?一護てめぇ!!・・・グッジョブ!!」
「お、おう・・・ι」
(泣くほど嬉しいか・・・)
ドン!!
「おうッ!?」
いきなり誰かに後ろから蹴られる啓吾
「っ痛ーな!!なにすr・・・」
「よー黒崎」
振り返るとそこには2人の男の姿。
「おねーちゃーん、誰あれ(もぐもぐ)」
「さぁ?知らん(ぱくぱく)」
ブサイクに興味はない2人(笑)
「黒崎テメーいつになったら頭染めて来んだよ。髪染めててタレ目って・・・俺とキャラもろかぶりなんだよテメー」
「・・・・・・は?」
「あ?」
「あんさん、今何言うた?」
「だから“俺とキャラもろかぶりなんだよ”って・・・」
「冗談は顔だけにしてや、ピン芸人でももっと面白い冗談かますで」
チューっと紙パックのジュースを飲みながら、冷ややかな目で見つめるシオン。
「「「Σブッ・・・!!」」」
「てめェ・・・(怒)」
「それに、あんさんと一護がかぶってるとかありえへんし・・・一護の方が100倍カッコええし、100倍強いんやけんな!!・・・まったく・・・」
「・・・//」
↑
シオンにカッコいいと言われ密かに喜んでる
「フッ。上等じゃねェか。そこまで言うなら今ここでハッキリと、白黒つけて・・・やるれ!」
・・・
((ていうか今“やるれ!!”って言った…))
「てか今“やるれ”って言わんかった?」
「言うた言うた」
((Σ・・・!!))
「大事なトコでかむなよ(笑」
「たしかしw」
ケラケラ笑うアスカとシオンに
大島の怒りがヒートアップ。
「てめェ!女だからって調子に・・・」
ブンッ!!
「え?」
いきなり大島の体が宙に浮いたかと思えば
「おぶッ!おべべべ・・・ぱふ!!」
そのまま壁に勢いよく激突
「Σレイちゃん!?」
誰だ!?と思い、
振り返ればそこには見知った人物が。
「チャド!」
「ム・・・」
「チャドありがとさんー・・・って、あちこちケガしてるやん!?どうしたの?」
「・・・頭のは昨日鉄骨が上から落ちてきて・・・手とかのはさっきオートバイと正面衝突した」
「秤スしてんだテメーは!?」
「で・・・バイクの人が重傷だったから・・・病院までおぶって行ってた」
「・・・。(バイクの人よりケガが軽いってι)」
「・・・(ヤッターワンもびっくりだわ(汗))」
「お?何だその鳥?インコか?」
「コンニチハ!ボクノナマエハ、シバタユウイチ!オニイチャンノ、ナマエハ?」
インコが喋った。その瞬間、一護の顔つきが変わり険しくなった。
「わぁ、可愛いvVユウイチって言うんやね!うちはシオン!」
「うちはアスカ!よろしゅうに♪」
シオン達は楽しそうにインコと話している。
その隣りでルキアと一護はインコの中に入っているユウイチの魂葬の事を話していた。
「一護!行くんでしょ?魂葬!」
アスカは一護とルキアにうちらも行くから!と笑っていた。
その夜・・・
ポニテをほどきながら、シオンは口を開いた。
「明日かぁ・・・」
「そうだね。学校休んだほうがええ?」
二人は明日の事について話をした。
「うん。うち水色にメールしとくわ!」
「うち、あの虚嫌いなんだよね〜。気持ち悪いしルキアの事怪我させるし」
「うちも嫌いや!それに、あのヒルも気持ち悪い!!」
髪の毛を梳きながら、アスカは言った。
「とりあえず明日頑張ろ!」
「ところでお姉ちゃん・・・」
「ん?」
「やっぱ、うちら一応死神だからさ、浦原はんに会ったほうがええのかなぁ・・・?」
「んー・・・どうだろ?一応コンの事件があるまでには会った方がいいかもね。」
「じゃあ、これが終わったら会いに行こうで!」
「さんせーい。」
この後、二人はお風呂に入って速攻で寝てしまいました。笑
朝・・・
「にゃあああああああああ!寝過ごしたああああああああああ!」
二人はなんと寝坊していた(笑)
急いでシオンをゆり起こすアスカ。
シオンも起きて急いで用意をし、
リミッターに触れ、死神姿になって一護の所へ向かった!!
「たぶん今頃やったら、一護がルキアの所に行っとるはずやけど・・・」
「おらへん!いったいどこに・・・」
二人はサイコキノで空を飛び、空から一護達を探していた。
するとアスカの目に虚から逃げているルキアの姿が目に入った。
「おった!!でもルキア怪我しとる!早く行かんと!」
二人はテレポートでルキアの元へ向かった。
「・・・・あん?なんだ?諦めたのかァ?つまんねェな。死神追っかけ回す機会なんて滅多にねェのによ」
急に足の止まったルキアに、
もっと逃げ回れとでも言いたそうに話をする虚。
「・・・諦めたのではない。逃げる必要がなくなったのだ。」
「あァ?何言ってやが・・・「反撃してもいいと言ったな。ならば、その言葉に甘えさえて貰うとしよう!」
「どういう・・・イミ゛ッ!?」
虚の言葉が濁った瞬間、虚の頭の上に一護とシオンとアスカがいた。
「なあ。一護、シオン、アスカ・・・!!」
「な――にが「なぁ一護」だ。」
「ホンマn・・・「ルキアァァ!!」
アスカは一護の言葉を遮り怪我をしているルキアの元へと行った。その時二人はボーっとアスカの行動を見ているしかなかったとか・・・笑
「ルキア!大丈夫か!?」
とても心配そうに聞いてくるアスカに、
ルキアはフと微笑んで大丈夫だ。と答えた。
「今、ヒーリングするで。」
「すまぬな。」
アスカはありったけの力を使い、ヒーリングでルキアの傷をあっという間に治してしまった。それを見たルキアはすごく驚いた顔をしていた。
「てめぇらいつまで俺のアタマに乗っ・・・」
ダンッ!!×3
一護とシオンは虚の頭から地面に降り言い放った。
「黒崎一護15歳!!現在死神業代行!!死神と追いかっけっこがしてぇなら、相手が違うんじゃねぇか!?」
それに便乗したシオンとアスカも虚に自己紹介(?)をした。
「卯月シオン!!死神代行??みたいなもんや!!ルキアを怪我させてええ死にかたすると思うなよvV」
((((怖っ!!))))←みんなの心が一致した。(笑)
「うちは卯月アスカ!人間兼死神や!!あんさんマジでぶっ殺す!!!」
冷たい目で言い放つアスカを見てこっちも怖いと思ったシオン以外の人たちでした。
「テメェら・・・!!」
買hズ
一護が虚の口の中に手を突っ込んだ。
「な゛・・・!」
「ホラ、返すぜ・・・この爆弾!!」
虚はビクビクしている。
「鳴らさねぇのか。それじゃあその舌俺がもらうぜ!!」
買hン
舌を切られた虚は、言葉が濁っていた。
すかさず一護は虚の足に斬魄刀を刺した。
虚は叫び自分の足を切って空へと飛んだ。
しかし、すでにサイコキノで浮いていたシオンとアスカがいた。
「輝け、黒月!!」
シオンは虚の片羽を切り落とした。
「舞え、黒蝶!!」
アスカももう片方の羽を切り落とした。
空を飛べなくなった虚は落ちる。
そこへ一護が・・・・
「一護!」
「サンキュー。二人共・・・お前はその恐怖を!!頭のシンまで叩きこんだまま消えろ!!!」
虚を切ったその時、門が出てきた。
初めて見る物に一護はビックリしていた。
「なッ・・・何だ一体!?」
「あれは・・・地獄の門や。」
「地獄の門?」
一護は首をかしげる。
「そうや。一護は虚を斬魄刀で斬って罪を洗い流しソウル・ソサエティに送るってゆうのは知っとるよな?」
「あぁ。前に聞いた。」
シオンはさらに話を続けた。
「だけどな、全部の虚がソウル・ソサエティに行ける訳じゃないんや。斬魄刀で洗えるのは虚になってからの罪だけ。生前に大きな罪を犯した虚は・・地獄の連中に渡す契約になってるんや。・・・・だったよな。ルキア?」
後ろを振り向きルキアに聞いた。
「・・・あぁ。その通りだ。」
ギィ・・・
地獄の扉が開き始めた。
「そら!地獄の門が開くぞ!!」
ガラアアァァ
地獄の門が開きそうになったとき、シオンは、アスカの頭を自分の胸に押しあて、必死に抱きしめて見せないようにした。
門の奥から不気味な音が聞こえる。そして、門の前にいた虚に後ろから刀が刺さった。その後ろからは奇妙な笑い声が聞こえる。
「アスカは見んほうがええ・・・ホンマにこれは気持ち悪いで・・・漫画やアニメとは全然違う。」
シオンは心底、気持ち悪そうな顔をしていた。
ゴォォォォン。
門が閉まり消えた。
一護は地獄に堕ちたのかと呟いていた。
「どうだ?」
「残念だが・・・因果の鎖はすでに断ち切れて跡形もない。時間が経ちすぎたのだ・・・もう体に戻ることは不可能だ」
「ソンナ・・・」
ユウイチは泣きそうな顔をした。
「シバタ・・・」
「そんな顔せんといて。」
シオンは、優しくユウイチに話しかけた。
「オネエチャン・・・」
「安心して!ソウル・ソサエティは怖いところじゃないのよ?お腹は減らないし、体は軽いし、楽しいところだって!!・・・それにな、向こうに行けばママに会えるで。」
「!!」
「そうだな・・・ママを生き返らせることはできねーけど、オマエがむこうへ行くとしたら・・・今度こそ本当に、本当にママがオマエを待ってんだ!」
「・・・!!」
「一護・・・!」
「さてと・・・そいじゃ魂葬といきますか」
「うちらも手伝うで!」
「よっしゃ!」
「ウ・・・ウン!!」
「・・・」
「オジチャン、オネエチャンタチ」
「なあに?」
「?」
「いろいろ・・・ありがとう!」
「ム・・・なんともない・・・」
「どういたしまして。」
「どうも。」
「おじちゃんがボクのことかかえて走り回ってくれたから・・・おねえちゃんがボクのこと守ってくれたから・・・ボクはケガもしなかったんだよ・・・」
「なんともないよ。」
「貴方が無事でよかった。」
「それじゃボクもう行くね・・・ほんとにありがとう・・・」
「ユウイチ・・・」
「?」
「俺が死んでそっちに行ったら、もう一度・・・おまえを抱えて走り回ってもいいか?」
「うちらも、そっちに行ったらまた一緒に遊んでくれる?」
「一緒に遊んだりしような!」
「・・・うん!」
その後、ユウイチを魂葬した後、
みんな家に帰った。
夜・・・
2人はベッドの上でくつろいでいた。
でも、シオンが全然動かないので、不振に思って、アスカがシオンの顔を覗き込むと・・・
「!!」
シオンは、泣いていた。
大粒の涙が、シオンの頬を伝う。
「お姉ちゃん!?どしたん!?何で泣いてるんや!?」
「・・・わからへん・・・。何で泣くのか・・・うちにもわからへん・・・」
「お姉ちゃん・・・」
アスカはシオンに抱きついた。
「泣きたいんなら、泣いてもええんで。胸くらいいくらでも貸しちゃる。だから、泣かんといて・・・」
「アスカ・・・お願い。もう少しだけ泣かせて・・・」
「大丈夫やで・・・ちゃんとここにいるから・・・」
その後、シオンは泣きつかれて眠ってしまった。
シオンに布団をかけて、アスカは
そっと小声でつぶやいた。
「・・・これ以上ぐずぐずできんな・・・“あいつ”が起きるかもしへん・・・これ以上お姉ちゃんの心にダメージを与えたら・・・絶対に“あいつ”は覚醒する!・・・絶対に覚醒なんてさせへん!)
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