俺もそっちに行けそうだよ・・・
俺達が練習をしていると、
高級車に乗った雷門夏未さんが登場。
「・・・付いて来なさい。」
と、いきなり言われ、
みんな意味がよくわからないようだったが、
素直に夏未嬢に付いていくことにした。
そして・・・
ついた場所は雷門中の7不思議のひとつと
言われている場所だった。
「・・・あぁ、ここかぁ。」
「雪女、何か知ってるのか?」
「あぁ。ここはイナビk・・・じゃなかった。コホン・・・雷門中の七不思議、開かずの扉ってんだ。」
「あ・・・開かずの、扉?」
「あぁ、昔ここで、生徒が忽然と姿を消したそうだ。それから、ここに入った奴は、2度と戻ってこなくなるんだそうだぜ・・・?」
わざと怖く、稲○淳○顔負けの怖さで言ってみる。
・・・おぅおぅ、みんな怯えてやんの。
「・・・何だお前ら、そんなんでビビッてんのか?」
「雪女は、こ、怖くないのか?」
「何でだ?」
「だだだって、こここ怖い、だろ・・・」
「守も風丸もビビリだな!」
「あれ?ところで雪女さん。何で雪女さん、そんなことを・・・?雪女さんは転校せ・・・ムガッ!?」
「はい黙ろうか、目金くん。」
やべぇ、ボロが出るところだった・・・
すると。
ギギギ・・・・・
ゆっくりと音を立てて、開かないはずの扉が
開き始めた。
「(あぁ・・みんなビビッてるビビッてる。)」
・・・ってうわぁ。夏未嬢怖ッ!!
あなたはリ○グの○子なんですかっ!?
「・・・あら、みんな揃ったわね?」
そして、夏未嬢に案内され地下へ降りていく。
「よし!やるぞー!!」
と言う、守の掛け声により
俺たちの特訓が始まろうとしていた。
「なんだここ。」
辿りついた場所は何やら凄い設備がある。
「今日から御影専農と対戦するまで、あなた達にはここで特訓してもらいます」
夏未嬢に言われ、守はやる気だった。
他のみんなはちょい微妙な顔をしていたが。
「(あぁ・・・兄ちゃん。俺もこの特訓でそっち(天国)に行けそうだよ・・・)」
その後、地獄が待っていたのは言うまでもない。
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