優勝で立った波紋


「「「「やったぞーーーっ!!」」」」

今日は雷雷軒で勝利記念の宴会(?)をやっております・・・

「優勝♪優勝♪」

あぁ、やっぱりここはイナズマイレブンの世界なんだなぁ・・・

そんなことを考えながら、俺は味噌ラーメンをすすった。

「あら雪女くん、今日はやけに機嫌がいいのね?」
「お、夏未嬢。あったりめーだろ!?優勝だぜ優勝!あ、監督ー!味噌ラーメンおかわりー!」
「おう、たくさん食えよ!」
「やったー!監督太っ腹ー!」
「・・・しかし、帝国も全国大会に出られるとはな!」
「大舞台でもう一度戦えるなんて!今からわくわくするぜ!」
「おい守。それは決勝まで勝ち進む、って受け取ってもいいんだな?」

俺はちょっとからかう感じで言ってみた。
ていうか、絶対に勝ち進んでもらわなきゃ困る。ミサンガが無駄になるじゃねえか(そっち!?

「もちろん!全国も優勝だっ!」
「おいおい、気が早すぎるんじゃねぇの?」
「「「「あはははは・・・」」」」

さて、次は全国か!

そして、円堂と2人で店の片づけをしていると・・・

ガラガラッ・・・

「すみませんね、今日はもう・・・ん?」
「浮島・・・!」
「忘れられてなかったか」
「たった今まで思い出しもしなかったがな」
「・・・口の減らないヤツだ。雷門中が帝国学園を倒したって聞いてな」
「何でか、お前の顔が見たくなったんだ」
「そうか・・・こいつがそのキャプテン、円堂守だよ。それとメンバーの火月雪女だ」
「・・・!円堂・・・火月・・・!」
「まさか、大介さんの・・・それに、雪姫の・・・?」
「そのまさかだ。円堂が大介さんの孫、雪女が雪姫の孫だよ」
「そうか・・・そうなのか・・・言われてみれば、生き写しだ・・・」

浮島と呼ばれた人は、
俺達をまじまじと見つめる。

「監督、もしかしてこの人・・・」
「あぁ・・・イナズマイレブンの1人だ」
「「やっぱり!」」
「俺、伝説のイナズマイレブンとじいちゃんのことを知ってから、ずっと憧れてたんです!」
「お、俺も俺も!ばあちゃんのこと知ってから!」
「伝説・・・」
「はいっ!ものすごく強かった、無敵だったって!」
「それ俺も聞いた!!」
「・・・「イナズマイレブンの悲劇」を知っているのか・・・?」
「あ・・・」
「も、もちろんです」
「そうか・・・」
「だけど、イナズマイレブンの強かったことに変わりはないよ!」
「あんな事故さえなかったら、もっともっと勝ち続けたはずです!」
「俺達も強くなりたいんだ、イナズマイレブンみたいに!」

「・・・やっぱり、来るんじゃなかったな」

浮島さんはそういうと、席を立って帰ってしまった。

守はそれを追いかけて、店を出て行った。

今店内には2人だけ。

「・・・雪女」
「はい?」

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