つかの間の休み


「「「俺達は、日本一だーーーっ!!!」」」

「嬉しいっス!夢のようっス!!」
「おいおい、いつまでも泣いてんじゃねーぞ。」
「雪女先輩こそー!」
「ば、馬鹿野郎!これは目にごみがだな・・・」

そしてそのうち、トロフィーの取り合いが始まった。

「順番だ、順番っ!!」
「先輩も持ちたいくせにー!」
「雪女ー!」
「ん?」

そうこうしてると、守に呼ばれた。

「あれ?豪炎寺は?」
「病院だ!」
「あぁ、そうか。」
「なぁ雪女、不思議だよなぁ。」
「・・・あぁ、確かに不思議だ。」
「帝国と戦ったあの頃が、昨日のようだぜ。」
「雷門のユニフォームを着て、助っ人に着てくれた豪炎寺と雪女、かっこよかったぜ!」
「ゴッドハンド出したお前もな!」
「あと、野生中ではお前の助言がきっかけで・・・」
「(それ兄ちゃんのやったことなんだけど・・・)あ、あぁ!イナズマ落としができたんだよな!」
「御影では、惜しくも入らなかったけど、お前のアイスバード、凄かったぜ!」
「(それも兄ちゃん・・・)あ、あぁ!」
「いろいろあったよなぁ・・・」
「あぁ、いろいろとあった。」
「でも楽しかったよな!」
「確かに、すっごく楽しかったぜ!」

そのとき。

《♪強くなれたぜ!一人じゃできなかった〜》

「おっとっ、メールだ。・・・」
「友達からか?」
「見てみる。・・・えーと、理科の石田先生から来てるぜ!」
「おお!読んでみてくれよ!」
「いいぜ。えーと・・・」

どうも、石田先生ですよ☆
テレビで試合見てましたっ!優勝おめでとう!

そんな君たちを祝しまして・・・

帰ってきたら理科のテストをやろうと思いまーす!!

楽しみに帰って来てくれたまえ☆


By 理科担当 石田先生☆

「Σお祝いになってねぇーーーっ!!」
「理科・・・俺理科嫌いだ・・・」
「石田先生らしいや。」

「みんなーー!帰るわよーーー!」

「「「「「はーい!!!」」」」」

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