和解


休憩のとき、瞳子さんから
染岡、風丸、壁山は抜けるように言われた。
怪我を見抜いていたから、そう言ったんだと思うが、
守たちには伝わっていないようで・・・
みんなは口々に愚痴を零し始めた。

そして後半・・・俺達は8人だけで戦うことになった。

しかし、みんなは途中から瞳子さんの作戦に気がついたのか、
みんなから怒りは見えなくなっていた。

しかし、SPチームは必殺シュート
「セキュリティショット」を繰り出してきた!!

「円堂くん!」
「円堂!」

「守にばっか、いいカッコはさせねぇぜ?」

「雪女!?」

また世宇子のときのように、俺の背中に2枚の白い翼が生えた。
そして、天使が現れた。

「サクリファイト!!」

俺の胸に、思い切りボールが当たる。
普通は動けなくなるほど痛いはずなのに、
みんなを守る、そう考えていると不思議と痛みを感じない。

・・・が、まだ習得したてという事もあって、
俺は吹き飛ばされてしまった。

「・・・しまっ!!」
「ゴールは俺に任せろ!マジン・ザ・ハンド!!」

守は、こぼれ球をマジン・ザ・ハンドでがっちりとキャッチした。
8人プレイのハンデなんて、もとからなかったのように。

そして試合終了間際のラストチャンス!

鬼道の技から俺達は流れるように連携していき・・・

ついにはSPから1点をもぎ取った!!

そしてそこで試合終了!


「やったぜ!」
「よかったな、守!」
「お前のおかげだよ!サクリファイトで勢いを弱めてくれてなかったら、止められなかったかもしれない・・・」
「そんな事ねーよ、お前の実力だって!」


そして。


「・・・負けたよ。さすがは、日本一の雷門イレブンだ!」
「いやぁ!・・・え?今なんていった?」
「あたし知ってたんだ。あんたたちが雷門イレブンだってこと。」
「「「な、なんだってぇ〜〜〜!?」」」
「それ、どういうこと!?」
「えーっと、それはかくかくしかじかで・・・」
「「Σえ!?総理大臣の娘!?」」
「・・・うん、びっくりした?」
「びっくりしたぜ・・・」
「あたし、宇宙人からパパを救い出したい。だから、超強力な仲間が欲しいんだ!」
「それで強引に俺達と試合を・・・」
「ごめん、試したりして・・・」
「いいぜ!気にするなよ!」
「そうだぜ!」

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