零
皇 アスナ
(すめらぎ ー)
所属:零番隊隊長兼同隊 瀞霊廷分室 監査室 室長
異能:自身の血液を媒介にして、他者に異能を与える
自身の血液を一定量与えたものに対して、魂の形質に沿った特殊能力を与えることのできる異能。
斬魄刀とは異なる、霊体自身の能力として発現させるものとなる。
自身の血から魂の一部を譲渡するため、与えられたものの霊力・霊圧を上昇させるが、そもそもアスナの霊力に耐え切れるものが少ないため、与えられるものとの相性も必要となる。
(この異能は厳密には無機物にも有効とされている。斬魄刀の元となる浅打はアスナの異能が元になっているらしい)
斬魄刀
始解 神裁(しんさい)
「究め 神裁」
アスナと融合している斬魄刀。アスナが無機物の刀に血液をたらして作った刀であるため、アスナの心臓部と強く結合している。常時発動型の斬魄刀であり、アスナの霊子を編みこんだ装甲を作り出す斬魄刀。アスナはよく手の周囲に発生させて、白打とあわせて使用する。
卍解(真打)
「神器極裁儀(しんぎのきわめ、さばきのぎ)」
アスナの霊子から作られる装甲がより広範囲に展開できるようになり、威力・霊力が倍増する。また、霊子が構成されている物質に強く影響を及ぼすことができるようになるため、他者にも装甲を展開させることができるようになる。全斬魄刀の中で、もっとも硬い。(もちろん、範囲などによって異なる)
人物
身長:175cm
体重:62kg
自由を重んじる零番隊の隊長。
赤い髪と、黄金色の瞳の女性で、女の割には長身で、女性らしくない話し方をすることが多い。本来であれば、霊王宮の守護をしなければならない零番隊の所属だが、その異能や、尸魂界の歴史すべてを記録しているという特徴から瀞霊廷内に分室を設置し、護廷十三隊が正しく運営されているか、尸魂界に問題はないを監査する監査室を設置したという変わり者。
自由と享楽を愛し、大体のことは自身の暇つぶしだと思って生きている節があり、護廷十三隊に揉め事や問題が起きることを少し以上期待している。人間の感情の動きは手にとるように理解できる思考力を有しているが、感情の中身まで理解しようとはしないので、多くの隊長格からは嫌われていることも多い。アスナ本人は人嫌いすることはめったにない。
傍若無人が服を着て歩いているようなやつだが、己の血を渡して生き残ったものたちを「子」と呼び、いつくしんで愛している。それに伴い、監査室に存在するすべての室員がすべからくアスナの子供であり、彼女はそれを守ること以外で戦闘に参加することはない。
仕事はできるが、しないタイプ。
普段、身の回りの世話は子が作ってくれた人形「多重」が見てくれている。
来歴
実は山本元柳斎 重國あたりを「重國」と呼べるくらいには年上だったりする。
ここ千年くらいは零番隊の隊長をしているらしいので、本人も詳しい来歴については覚えていないことも多いが、生まれてから、自分がいなかったころの尸魂界のことについても読み解き、知っている。そのためか、四代貴族とのつながりも多少はあるらしいが、本人は貴族と過去にひと悶着を起こしているので、あまり興味がない。
瀞霊廷に分室として監査室をおいたのは1200年くらい前のこと。
実は新しい組織だったりしないこともないが、アスナとしては瀞霊廷の運営を見守るというよりも、尸魂界の歴史を効率的に見るために、自身の霊力を瀞霊廷の霊脈と接続した。この結果、アスナは霊王宮へ戻るのが困難になったが、瀞霊廷の霊力と相互関係になり、安定させることが可能となった。(同時に、瀞霊廷が破壊された場合、アスナの霊体そのものが崩壊する。逆に言えば、瀞霊廷がなくなっていなければ、アスナはたとえ死んでも復活が可能。これは、アスナの血液を分けられた子供たちにも適応し、子供たちは瀞霊廷内であれば、たとえ死んでも後々、アスナが名前を呼べば回復することが可能)
以降、神樂を初めとして多くの子供たちを拾い上げ、死神として教育してきたが、欠番となっている十一で、一人目の子供は死に、もう一人が失踪、最後の子も死んだという結果を重く受け止め悲しんでいる。
監査室へのスタンス
アスナの血液を飲んで生き残った子供たちへ深い愛情を持ち、接している。実の母にはなれずとも、せめてこの子らにとっての一時の母であれたらよいと思っている。だが、時として厳しく、現実を突きつけることもある。彼らの危機に対して、アスナはいつも駆けつける。