1112/19 21:59
貴方は、愛を囁く様に優しく
最後の嘘をつきました。
それは悪あがきの様な嘘でした。
「怖いものなんてないよ」と。
君は何も知らないままでいて。
1012/19 21:58
貴方は、何もかも悟った様な顔で
最後の嘘をつきました。
それはたぶん最低の嘘でした。
「君が幸せなら、幸せだよ。」と。
本当に、ごめんね。
0912/19 21:57
貴方は、冷静であるよう心掛けつつ
最後の嘘をつきました。
それは悪あがきの様な嘘でした。
「怖いものなんてないよ」と。
いっそ笑い飛ばしておくれよ。
0812/19 21:56
貴方は、どうしようもなく泣きたい気分で
最後の嘘をつきました。
それはきっと必要じゃない嘘でした。
「いなくなったりなんてしないよ」と。
本当の願いは、どうせ叶わないから。
0712/19 21:55
貴方は、愛を囁く様に優しく最後の嘘をつきました。
それはどうしようもない嘘でした。
「君の記憶から消し去ってくれていいよ」と。
だってもう、仕方がないだろう?
0612/19 21:53
貴方は、大丈夫と自分に
言い聞かせながら最後の嘘をつきました。
それは本音とは真逆の嘘でした。
「まだ一人で生きていける」と。
嘘だと言えたら、どんなに。
0512/19 21:52
貴方は、無理に笑顔を作って最後の嘘をつきました。
それはどうしようもない嘘でした。
「絶対にあきらめたりしないよ」と。
こんなことしか言えないなんて。
0412/19 21:50
貴方は情けなく笑って最後の嘘をつきました。
それは切望のような嘘でした。
「幸せなんて、どこにもないんだ」と。
決めた筈の覚悟が、揺れそうだな。
0312/19 21:49
貴方は、夢を見る様な気持ちで最後の嘘をつきました。
それは本音とは真逆の嘘でした。
「欲しい物は手に入れたから、もういいんだ。」と。
これが本音なら、楽だったのに。
0212/19 21:48
貴方は、夢を見る様な気持ちで最後の嘘をつきました。
それは前へ進むための嘘でした。
「永遠を信じている。」と。
嘘だと言えたら、どんなに。

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