閉じたドアを開くのに躊躇いはいらない

その日から私は居候していいことになった。

働かざる者食うべからず。

団長は確かそうゆう事を言う人だったはずなんだが・・・



暫くは安静にしておいてと言われたので、とりあえずゴウセルやバンやキング達と

暇になったところをついてちょっとした世間話でもしようかと・・・・





『心では思っても行動には出来ないよねー』

はぁ、と外で溜息をついていた私を見たのか知らないがホークがどーしたよーと話しかけてくれた

『いや、皆ともっと話したいんだけど、彼らは今忙しいだろうし。自分の時間とかいるだろうし』

ホーク「都佑がそんな気使わなくていい奴らって一番わかってるだろー?どうしてそこで悩むんだよ」

『ホークは私をどうゆう人物だと思っていたの(;^ω^)』

ホーク「不思議系馬鹿女」

『あたってるけど、ホークには言われたくないなーこの喋る豚がww』

ホーク「何をー!?折角俺様が慰めに来たのによー」

『気持ちだけでいいよ。ありがとう。』


そう言って私は森の中に入っていく


ホーク「ちゃんと帰って来いよー?」

『ディアンヌ達との約束忘れてないから安心してー!』





そうして、私は夜の森を彷徨っている



現在ゴウセルと出会い、もうすぐしたら彼らは王都に直ぐにでも向かうはずだ。

それが明日になるか、明後日になるか・・・

どっちにしろ私は魔力を使えない状況だ。

神器か大きな木から授かった物か分からないあのリングは気持ちを込めても何をしても反応しなくなった。


何故かは何となく予想がつく

一つが自分の記憶が完全に元に戻ったからだ。

もう一つが、元の世界に帰る時期・・・恐らく王都が救われるその時には私は、










『いや、また忘れたらいいんだ。忘れるふりをして、忘れて、』






ずっと、これから?

それを続けるのが怖くて立ち止まったんじゃなくて?

あの時、私がどう行動していたらこんな状況にはならないと思ったんじゃ?


考えれば考える程私の気持ちは沈んだ。

そうだ、前みたいに明るく振る舞えばいいんだ。

どうせこの世界は夢みたいなものなんだ。

あっちに帰ったって何一ついい事なんてない。



『それなら、私はこれから、』



一体どうすればいいのだろうか?



何処の世界にも居ない君を探す旅なんて、無意味だ