安堵しながら動揺する

そうして私念願のキングとゴウセルと三人で話しながら寝る事になった


ゴウ「俺は寝ないがそれでよければ」

『ゴウセルは寝ないし風邪もひかないもんね。ご飯も食べなくて済むし・・羨ましいなー』

キング「でも空気読めないのは・・」


『キング、それを言ったらおしまいだよ。色々と』


そう私は言って軽く横になる

キングがシャスティフォルを自由自在に使えるらしく、クッションを二つにしてもらった。


まさか二つに分けられるとは思わなかったけど、ま、彼なりの気持ちなんだろう。

ありがたく受け取っておいて、



『それよりも、キング、ディアンヌとはどうなのよー?』

キング「え!?」

ゴウ「それは俺も興味を持っていた。キングはディアンヌと話すとき顔が赤くなり、心拍数も上がる。何故だ?」

『ゴウセルーそれはねー?キングがディアンヌの事を、むぐむぐ』

キング「都佑!それ以上言っちゃダメだよ!!」

『キングをからかうの面白いんだもーん。ねーゴウセル、笑って?』

ゴウ「そうだな、確かに面白い。わはははははははは」


キング「ゴウセル、それは笑っていないよ(;^ω^)」


そう顔の横に手を当ててわはははと笑うふりをしているゴウセルをみて私もやってみる


ゴウ「わはははははは」

『わははははははははっwwwwww』

キング「ゴウセルは笑えていないけど、都佑は笑っているから!!」

『私ゴウセルの笑うこれと眼鏡めがねって探すのが面白くて楽しいのー』

ゴウ「そうなのか?」

『眼鏡はとれないけどね、私だって眼鏡とったら見えないし、』


キング「そう言えば最近眼鏡だね、どうして眼鏡にしたんだい?」

『元々眼鏡だったんだけど、最近コンタクトレンズってゆう目に直接視力を上げるものを切らしちゃって』


そう言うとキングは驚いて痛くないの!?と聞いてきたので、からかって痛いよって言ったら震えている


ああ、可愛すぎです。鼻血でそうです。


『あはは、大丈夫。柔らかい方は目にゴミが入らない限り大体は痛くないし。固い方は・・・目の裏に入って大変って聞いたことあるね(;^ω^)』

流石にそれは使っていないけどねーと一言言うとちょっと安心したキング

ゴウ「話が変わるが、都佑、日記とゆうものの他に何か本を持っていなかったか?」

『ああ、そう言えば持っていたね・・・えーと。これの事?』


そう言って私が取り出したのは題名ゆめにっき

フリーホラーゲームで大人気になった物なのだが、ぶっちゃけ鬱になる。

少女が現実に目を逸らす為ずっと夢の中で彷徨って

少女の個性を増やしていく


そして、ある一定まで溜まったら複数あるドアの真ん中に全部卵として置いて、

部屋に戻って目を覚まして現実に戻ってハッピーエンド




『って普通の人は思うでしょ?ところがどっこい。最後の事ネタばらしすると、

彼女はベランダから飛び降り自殺をして終わるんだ。』


キング「え!?彷徨って彷徨った挙句の果てが?!」

ゴウ「興味がある。だが読めない。」

『そうだね、これは日本語だし、音読してあげようか?今度になるけど。』

ゴウ「了解した。その時は頼む。」

『おっけー。この本はゴウセルにはピッタリだなと私も思っていたんだー』

キング「どうしてだい?」

そうキングが聞いてきた


『諸説あるんだけど、この子は色んな人から虐めにあってて、学校って処に行くのを

拒否して夢の世界にずっといるんだけど、その中に彼女の今までの人生が描かれていて、

しかもそれが第三者目線なのよー。普通第三者目線ってずーっとは続かないんだけど、

この本はずっと続いて、最後の最後は意外な展開で終わるんだよねー。ま、キングには難しすぎるから』


キング「な!お、おいらは子供じゃないんだからある程度は理解できるさ!」


『ほーう?なら今度二人に音読だね。楽しみが増えて嬉しいや』


そう笑顔で二人を見ると何処か頬が赤いキングとゴウセルに関しては悩んでいる


『ん?どうしたの?二人とも。』

キング「な、なんでもないよ!おいらはそろそろ寝るよ。」

そう言ってキングは焦って寝たふりをした

可愛いなーと思っていたその時、 ゴウ「都佑、愛情とはなんだ?」


『・・・・え?』


ゴウ「都佑の心を読まなくても聞こえてきたこれはなんだ?犬とゆうものか?」


『ちょ、何言ってんの?ゴウセル、なにして、』


ゴウセルが私の心を読んでいる

しかも過去の私のだ、眼鏡を外して良く見えないと呟いているが、良く見えなくて結構だ。


ゴウ「パピ?これが都佑が飼っていた犬の名前か?どうして泣いている?」




『・・・・・ゴウセル』

ゴウ「なんだ?」

『それは私の妄想だよ。』

ゴウ「なら何故そう言い切れる?俺にはそう思えない」

『それは夢だ。妄想だ。現実じゃない。』

ゴウ「人はそれを現実逃避と言う。」

『違う、本当に、夢だって・・・』



ゴウ「??俺は都佑を泣かせてしまったのか?すまない」


私の目から止まらない涙を見て謝っているゴウセル


違う、貴方は悪くない。

貴方は私の拒絶している事を言い方向に導いてくれている。


なのに、私はずっと拒絶して、






愛していた愛犬の死を、飼っていたと思っていた自分が憎くて、

愛していた愛犬の死を、目の前で見た自分のあの想い出が辛すぎて、



私はこんなにも君を愛していたのに、気が付いたらそばにいなくなっていて、










そうして何処の世界にも君は居なくなった。