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学園長「お主等に文が届いている。それをまず読んでから行動に移しなさい。それ以上はワシは言わぬ。」

そう言って、学園長はそのまま風呂敷を開いて、綺麗に畳まれた文を皆に配る

芽生「私宛には都佑が寝泊まりしていた処の机に置いてありました。もう一人の私へと言う題名で」

学園長「ほう・・・して、何と書いておった??」


芽生は、真剣そうな目で、話し始めた




芽生「私は、愚かでした。檻の中に閉じ込められて嘆いていた私は本当に只の赤子同然でした。

此間、都佑の夢を観たのをきっかけに、都佑について改めて向き合い、考えている時、文をとりました。内容は・・・」
















































拝啓、もう一人の私へ

これを読んでいると言う事は私が行方不明になった時だろう

芽生は本当に元の世界に戻りたい?

ならば私が大好きな場所に来ればいい。

その場所に私は居る。

死ぬ時はそこと決めていたから



芽生、貴方はとても優しいでもね?

優しさだけでは生きて行けないの。

それを忍術学園で思い知ったのなら、元の世界に帰っても大丈夫。

貴方なら、本当の岡本都佑として、元の世界で生きて行けるわ。



もう一人の私より






キリ丸「何だよ・・何がしたいんだよ!!あんなに、優しかったのに、」

芽生「私も、こればかりは反省しきれない・・あの子は全てを知っていた。こうなる事も、こうならないかもしれない事も

全て把握して、笑って人と接していた。・・・あの子に一番してほしくなかったんだ、仮面を被って笑顔で居るなって・・


だから、私はどんな手でも使って都佑の本性を暴こうとした。・・それが裏目にでるとは、考えもしなかった」



土井「にしても、その大好きな場所って場所は、見当がついているのかい?芽生」


そう土井から質問を問いかけられ、それに頷く芽生


芽生「前に話した事があるかどうか解りませんが、私達の生まれは、島国です。」

キリ丸「島国??」

芽生「未来では、四国と呼ばれて、四つの国に別れている事で名前をつけられていますが・・・恐らくそこに彼女は行くでしょう。」

土井「四国とは?私達が知っている地名ではないな」


芽生は土井先生にそうです。というか知っている方がこっちの方が驚きます

と言って、話を続ける


芽生「場所は、都佐国。貴方達で言えば、陸の孤島の地・・別名死者の国。とも呼ばれていた事を耳にする位危険な場所です」

山田「どうしてそんな場所だと分かったんだ?」

芽生「私が昔都佑と一緒に仲良く一つの身体で居たって事はご存知ですよね?」


嗚呼、と山田先生が言うと


芽生「都佑が丁度先生自体が好きだったんですが、16の時、昔の事、日本史と呼ばれる授業科目がありまして、

日本の昔の事を細かく書いている教科書で習った時に、先生から聞いた言葉です。・・嘘か本当かは知りませんが・・・」


キリ丸「で、俺達行くんだよな?」

土井「キリ丸!死者の国と呼ばれる位だぞ!?危険を承知で言っているのか!?」

芽生「言っているでしょう。・・・キリ丸だけでなく、土井半助さん。貴方も戦等で村を焼かれて家族を失いましたよね?」

土井「・・・ええ。それが?」

芽生「もう二度と、誰も失いたくない。キリ丸がそう心の中で決意した想いが充分に伝わってきます。」

キリ丸「じゃあ!」

芽生「ですが!・・私の文には書かれていなかったのですが、恐らく大人数で来るなと思っているのでは」


土井「・・・どうしてわかるんですか?」


芽生「簡単ですよ。私もそう思ったからです・・伊達に20年一緒に生きていませんよ。土井先生の文に書かれているとお察ししました」


土井はそうなのか?と山田先生にきかれ、頷く





土井「・・とても楽しい日々をありがとう。

私の事をどうせ放って置けない25歳の独身のチョーク投げが上手い変な忍者に会えて嬉しかったですとか書かれていますけどね・・」

それには皆苦笑い


土井「確かに、多くて6人行動をして来て下さい。と書いていますね、人物もちゃんと予想していた人を的確に書かれていました」

学園長「誰が都佑の処に??」




































土井「私、土井半助、キリ丸、山田先生、芽生、食満留三郎、伊作・・・この六人です。」

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