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『・・・やはり雪が鬱陶しいな、山に積もるとは聞いていたが、此処まで積もるとは・・』私は現在船から降りて、暫く歩いた高知県と徳島県の間の山を越えていた
『んー山賊は冬眠中だし・・これ位の雪見た事って高校の修学旅行以来だな・・この時代はまだ寒い方だなー』
そう独り言を呟きながら道中を歩いていると、ふと町にでた
『すみません、この辺ってこの地図で言うとどこら辺ですかね?』
綺麗ではないが、一応前の世界で勉強をしていたので、日本の地図処か四国まで簡単に書けることが出来た
それを頼りに、あっちだのこっちだの言われ、私はとある民宿に泊まる事になった
「にしてもお嬢ちゃんよぅー遠い処からきたがやねー」
『(土佐弁か・・この時代からなのかな?)実は実家に戻る途中ながですよー』
そうして、私は土井先生達に喋らなかった自分の方言を口に出す
久しぶりに地元ならではの料理に、お風呂に
私は感動しきっていた
夜空はとてもじゃない位綺麗で、天の川が見える程
『・・冬の大三角形、か』
そうぼそっと言った後に、名前を呼ばれて返事をする
「ねー何で外にでちゅうがー?」
『んー故郷に帰るのが久しぶりやったき、ちょっとこんなに夜空綺麗やったろうかーって考えよっただけでー』
そう、私は若い私より年下位の女の子と話をすることにした
「最近お客する人がおらんきどういたもんやと思いよったがよ・・」
『お客かーって私は一応成人してるけど、酒は飲めんよー』
えーと変な顔をしてブーイングしている彼女にごめーんと言う
因みにお客と言うのは、外からのお客様に対しての言わば宴会みたいなものである。
まぁ、高知は酒に強いわ男より女が強いわで、お客と言われたら焼酎5つは出すだろうなーと想像・・
それだけで終わる処じゃないので、これ以上は私からは言えないが・・・(;^ω^)
詳しく知りたい方は調べてみてね*
「そういや、何処が故郷なが?」
『んー?一応山南って処ながやけどよー?雪が降って道が分からんがよー』
「そうながかー・・・って何処から来たん?」
『んー北??ww』
「地名!」
『分からんー!てか覚えてなかったわwww』
「もーなにしゆうがーww」
『だってー』
そう私達二人は和気藹々と話をして夜を過ごしていた
『・・・・雪が止んだか、』
「え?どこ行くが?」
『無論、行くがよ、故郷に』
「そう・・折角仲良くなったんに」
『大丈夫やき、いつかまた会えるって』
「そう?」
『あ、私を探している奴らに会ったら、決して私が山南に行ったと言わんといてね?』
「うん!」
『あーそれやったら、野市ってしっちゅう?』
「のいち??」
あーまだ地名が違うのか、
『んーーーーと、遠山?って言ったら分かる?あのカラス川の』
「あー!しっちゅうよ!!で?」
『遠山の方に行ったって言ってほしいんやけど、大丈夫??』
「うん!都佑の為なら一肌ぬいじゃるき!!」
『本当に脱ぐんやったら風呂入るときやろ??』
「物の例えじゃきーww」
そう言いながら、私は荷物をまとめた
と言うか、軽い仮眠をとっただけなのだが、
「本当にいくが?」
『うん・・幸い明日雪がまた降るって聞いたから、降る前にさっさと故郷に帰りたいんよね』
「そう・・・じゃあ、またね!!」
『うん!またねー!!』
そう言って、丑三つ時に私は宿を出た。
恐らく数時間しかいなかっただろうが、のんびりしていたら土井先生達に見つかる
グリーフシードを落して魔女を産みだしてきたが、
彼女達に、この土地に何も影響がでなければいいのだが・・・
『・・・なんてお人好し、』
久しぶりに笑って自分の心を見たようだった
あの宿の女の子には救われた。
そうして、私はまた歩く
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