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土井「大丈夫ですか?」

『・・・え?』


ふと、帰ったと思った土井先生が居たのでびっくりした

おにぎりを作ってきたらしく、人は居ないと言っていたので、流石忍者だなーと思った。


『すいませんが、今は食べる気には・・・』

土井「そうですか・・・にしても上級生ともあらずものが忍者の三禁を破るとは・・・」

『それは仕方がない事ですよ、色仕掛けは女の物ですし、』

土井「それは分かっていますが、こうも何度も抵抗せずに暴力だけを振るわれていたのを思うと・・・」


悲しそうな顔をしないで。

貴方には笑顔が似合うから。

私だけが、怒られていた方がいいの。

そうしたら、貴方はずっと幸せでいられる。




『誰かが呪えば、誰かが幸せになれる。・・・魔法少女はそうゆう運命なんです』

そう苦笑いで言うと土井先生がいきなり抱き付いてきた

すると、土井先生は、大丈夫と繰り返し言ってくれていた。


土井「・・そんな事、私が踏みにじってやる。」

『駄目ですよ、深い深い感情に入ってしまえば最後、もう死ぬまでその感情に心を奪われてしまうんですから、

・・・・・・・・・例え、それが叶っていたものであっても、それは、』


わずかな月が差し込む様に穴を掘っている。アリの巣みたいに加工しているらしい。

そこからのつきの差し込みは、とても綺麗で、そして今日は半月



『土井先生には幸せになってほしいんです、だから私は避けなければいけない』

ゆっくりと先生から離れると手を掴まれてどうして!?と言う

『私はもう化け物なんですよ?鬼と言っても良い位、心だけが宿っている心臓は右手の甲に、』

土井「心臓があるだけ、気持ちがあるだけで十分じゃないですか!自分をそんなに悲観的に見たら駄目ですよ!」

『先生には分かってもらえないから!!・・・だから、』


そこまで否定すると、土井先生はため息をついて私から離れる

ふと、自然に手が伸びる、でもその手は何も掴まず、私は手を胸に置いた


土井「・・上級生には天女様否、椿には罰を与えるつもりです。」

『別にいいのに、』

土井「言い訳ないでしょう!!こんなに、こんなになるまで、どうして貴方は抵抗しなかったんですか!!」


『・・・只、呆れていただけです。あー人って何処の時代でも人は人なんだなーって。

・・・未来の世界の丁度キリ丸位の時、私両親が離婚しちゃって、それ以来自分の存在と

自分の今までの心が何処にあるのか分からなくなっちゃって、


そんなある日、上級生になった時に、クラスメイトに虐めにあって、辛くて辛くても、

お父さんには話さずに、只想うのは捨てられたお母さんの事ばかりで、』


土井「都佑さん・・・」


『貴方達は天涯孤独の身になったと思います。私も今そんな様なものですが、

私と貴方では決定的な違いがあるんです。それが、愛情を貰ったかどうか、』


土井「愛情・・・」


『土井先生は貰ったかもしれません。私は幼い頃に断片だけど、記憶の端にあるんです。家族での幸せが、

それをいきなり割れたんです。ガラスが砕け散る様に、誰にも見られず、無視されて、言葉の刃物でずっと耐えました。』


土井先生は話を聞いてくれる


『私は、そのままでもいいと思っていたんです。処がある日、父がもう我慢しなくていいんだよって言ってくれて、

母方の祖母も、どうしてあんな無表情になるまで、一体どうやって育てているんだい!?って怒っていたらしくて、

嗚呼、私は誰かに見て貰えていたのに、それを否定していたんだって想って、気が付いたら素直に話せなくなっていた自分が嫌になって、』


土井「そして月日は流れ、あの白い奴に会って願ったのか」

先生の目は真剣で、もう一人の人格が出てきそうで怖かった

でも、私は話し続ける

もう、誰に聴かれても良いと思って、


『はい。話の内容は誰にも言えませんが、今の話の事を追って行ったらある程度分かる簡単な願いです。

・・・三年って言っても、最高生き延びた結果なんですけどね。下手をすれば次の魔女で死ぬ事も、』


キリ丸「・・・どうして、」


え?とふと思った。


どうしてキリ丸がいる?


気配がしなかった。とゆうかどうしてこの親子みたいな2人は私を庇うのだろうか?



キリ丸「どうしてそんなたった一つの願いで数年の命になるんすか!それ知っててやった人は大馬鹿者っすよ!!」

土井「キリ丸、落ち着いて」

キリ丸「これが落ち着ける訳ないじゃないですよ!!・・さっき食満先輩がそこら辺の様子を見ていました。」

『・・・私が居なくなったから探しているのか、』

キリ丸「恐らく、俺は最近見ていませんけど、どうしたんですか?と聞いたら何も言わず何処かに行ったんで、急に心配になって、」

『それで、六年生と天女を連れてきてしまった、と』


キリ丸がえ?と振り返るとそこには七人全員そろっていた





その想いが、いつか叶うと信じて



この願いが、何時か叶うと、信じて私は、今魔法少女になっているのに、
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/utakata3/novel/17/?index=1泡沫の白昼夢