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『芽生が数日居ないって言うのもかなりの賭けなんだけどね』

山田「どういう意味だ?」

『芽生と私が分裂したのは分かりますよね?仮に元の世界に帰ろうとすると、必然的に

私達はくっつかなくてはならないのです。無論、芽生は既に魔法少女になってしまって、

魔力も今では私を上回って行動している。・・・後、ワルプルギスの夜は来ません』


その言葉に皆は驚いた


キリ丸「言ってたじゃないすか!俺達の故郷も全て消し飛ぶ位不味い存在だって!!」

土井「そんな大きな奴がどうしていきなり来ないと分かった??」


そのざわめきに、私は一言言った





































『私が、第二のワルプルギスの夜になるからです』










































伊作「え?そんな、魔女になるなんて」

『恐らくだけど、私が仮に魔女になろうとしたその時、インキュベーターにこの身体は隔離される。』

食満「なんであの白悪魔に!」

『事例があるのよ、円環の理と言われている女神を誘う為に、実験台にして、24時間見張られて、深い眠りについている。

その眠りはその人にとって楽園とも言える位で、私はこの石が黒くなるのではなく、白くなっていくことに興味を持った。』



そう言って私はソウルジェムを取り出す

コトンと下に置かれたソウルジェムの半分位は白い霧みたいなものに掛かっている

その中にいくつか良く分からない色が混じっているが、



土井「これは・・・」


『本来はその逆、つまり、魔女になるのには黒く濁る時にそのような変な物がくっついているんですけど、

どうも何かが動いているにしか見えなくてね・・私の悪い予感は当たりやすいから今回は当たって欲しくないけど、





恐らく芽生とインキュベーターが手を組んで私を殺して魔女にして芽生は岡本都佑として元の世界に戻るつもりだ』


山田「それは!」

『私はこの世界を一夜で滅ぼす力をつけてしまいました。インキュベーターが私を隔離して、私に軽い甘い夢を見せた後、

私を陥れるつもりでしょう・・・まぁ、彼らは感情と言うものが元々無いので、私達を利用しているらしいんですが・・』

食満「何で利用すんだよ、他にもいるだろう?」


『それが、「感情と言うものはとてもじゃない位僕達インキュベーターにとっては予想外の物だ」キュウベェ!?!?』


皆戦闘態勢になり、都佑を守る

土井先生が都佑の前に来て、何の用だと低い声で問う


「君達の予想はとても参考になったよ。今後の魔法少女に役に立ちそうだ」

『・・・私と同じ事を思わせるつもり?こんな仕打ちを??』

「仕打ち?僕は君の願いを叶えたじゃないか。僕は何もしていない。君の感情とやらの錯覚なんじゃないのかな?」

食満「失せろ!!」


待って!と私がキュウベェを倒させる前に言うと、だが、と声がするが、私は否定する



『インキュベーター。私の身体は今どうなっているの?』

「それは君が一番知っているんじゃないのかい?」

『どういうこと??』






「芽生が魔力を蓄えている事は知っているね?」

『ええ・・・もしかしてこの白って!!』

「そう、元々君達は一つの個体だ。天秤に乗せられて君が傾いてしまっただけだよ」

一体どういうことだ?と皆は顔に書いた様に見えた


『・・・私の力を全て芽生が吸い取って、私を殺す気って事ね。』

乱太郎「えええっ!!」

『しかも、苦痛も兼ねると思うよ、なんせ私だからね、インキュベーターの監視も無論つくだろう』

「良く分かったね」

『暁美ほむらがその事例だからね。インキュベーター、人間の感情をなめては困るよ?』

「ふーん。僕はなめてはいないんだけどなー。」

『そう言う問題じゃない・・・インキュベーター全てが全滅させる力はあるんだよ?今は芽生にとられているけど、必ず取り返す。』
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/utakata3/novel/17/?index=1泡沫の白昼夢