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雷「・・で、なんで七松先輩が此処に、」
小「私が都佑と居るのは不満か?」
八「いや、まるで雷蔵を追いかける三郎にしか見えない気がするんです」
三郎「失礼な!私は追いかけているんではないぞ!求めているんだ!!」
『それを俗に追いかけるって言うんじゃ・・いや、もう何も聴きません。』
鉢雷が此処にあったんだと解釈を変えて私は男臭い風呂場に居た
最近子平太が妙にくっついて離れないのである意味お兄ちゃんと私の中では距離を置いている
そのせいか子平太も弟が出来たようだと言ってお風呂の時間だけでも一緒に入ろうと聞かないのだ。
これに関してはもう皆が暴君を止められる人間だと言って暴君を止められるなら縦社会もクソくらえだと言って
私を誰も子平太から引き離そうとはしないのだった・・・
実際、私は子平太好きだから離れたくもないのだが、
雷「そう言えばどうして七松先輩と一緒にいるの?」
『え?んー何かお兄ちゃんが出来たみたいで嬉しくて、』
小「ん?高い高いしてほしいのか?『そうじゃありませんしてほしくもないです。』・・はい」
鉢「にしてもあの暴君が11歳児に手籠めに『言い方悪いんでもうちょっと他の言葉にしてもらえませんかね』・・はい」
八「おほーー都佑コエーー(;´Д`)」
そうでもないんだけどねーと言いながらも左右にいる三郎と子平太の太ももを軽く捻った
これでも元女・・って言っても術使いながらも男を偽って生活をしているので黒いオーラはお茶の子さいさいなのだ
そう髪の毛を洗い終えた後子平太が身体を洗っているのを見て私は背中を流しますよと言って子平太の持っていたものを
持って背中を擦る
小「おおー気持ちいいーー」
『ふふ、一応昔父上の背中を流したり背中を掻いたりしていましたから・・』
雷「都佑はよっぽどお父上の事が好きなんだね」
『え?そう見えます?』
雷「うん、此間だって中在家先輩の肩もみしていたじゃないか後で凄く喜んでいたよ」
『えへへーそれは嬉しいですねーこうやって先輩方の身体に自分でも何か出来る事があるのであればと思ってしているんですが』
それが良い方向に向いているのであれば私はそれだけで幸せだと思った
子平太の背中を流すのも長次の肩たたきもちょっとしたお手伝いでも、男にするものはそんな物しか覚えていないのだ。
それでも嬉しいと喜んでくれるのは此方としても喜ばしいものだった。
小「ふー気持ちよかったー!ありがとう!」
『いいえ!私はもう全部洗っているのでお風呂に浸かってから上がりましょうか』
小「おう!」
八「では私達は先に上がりますね・・あ、潮江先輩こんばんわ、委員会後ですか?」
いきなり潮江の声に私は驚いて子平太の後ろに隠れた 小「どうしたのだ?都佑」
『子平太・・ごめん、今は何も聴かずに文次郎に出来るだけ気づかれない様になるべく外に出る様に出来る?』
小「別に大丈夫だが・・・分かった。ちょっと早いが出ようか」
心の中でありがとうと言って小声でどういたしましてと声が返ってきた
身体の力を抜いて文次郎に気付かれない様に風呂を出た
服を着ている最中子平太に
「どうして文次郎とは話もしないんだ?」
と聞かれたので私は今日は子平太の部屋に相談しに行くと言ってその場は話を折った
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