白夜

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『ここ・・・は?』

「一時的に記憶処理の為時間が止まっておるだけだ。良く出来た!第二段階に無事合格じゃ!!」

『そう、私、記憶を消せる様に出来たんだ・・・・良かった―怖かったよおおおお』

そう安堵に涙が溢れて狼さんに抱き付いた

よしよしと声が返って安心する

『ぐずっ・・・風呂場位まで記憶が消えていたら良いんだけど・・・』

「まぁ一日程度しか記憶操作は今は無理だろうな、お前さんの力は徐々に上がってきておる。

今日は此処から出てこやつらに別の記憶を植え付けようと思うんなら石をまた手の中に握り思った事を叫ぶんだ。」


『・・・すーはー・・・、小平太、長次、文次郎、仙蔵以下の四人の私の疑問を取り去り、

何も疑問を抱いていない、強いて言うなら私に好意があるだけの記憶に、替えよ。』


そう言うと途端に石が今度は緑に光り、緑色の場所から世界が色づいて行く

私は時間が回ると分かり、狼さんに乗って急いで部屋に帰る様に言った

狼さんは了解と言って部屋に連れて帰って私を部屋の中に降ろした





「怖かったか、」

『怖かった、本当に、前みたいになるかと思った・・・・』

「余り服用はしない方がいいが、どうしてもと言う時はああゆう事をすればいい。今は寝ろ」

『うん、・・・うん。』



次の日から、私は改めて周りに警戒する様にしようと心から誓ったのだった
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