白夜

information

このサイトについて

忍たまになって二か月



一応男として身体は外には出しているが、ふとした時は女の身体に戻している

力をあまり使いたくないのと自分に触れてほしいと思ったからである。




あれから、真っ黒な髪の毛は茶色に変色して、目の色も服の色と同じ位青色に染まった

力も狼さんが言っていたように、記憶操作だけでなく身体の傷も殆ど無くなった

人が傷ついている処を見ては治して寿命を削っていた


保健委員には内緒の禁断事項なのだが、何故か知っていて大きな傷以外は大目にみてもらっていた

そんな変化に私の身体が等々悲鳴を上げてしまい・・・




『うううううう』

伊作「んー熱があるね、風邪をこじらせちゃったね。運動は控えてもらって、薬をだしておくk」

『ごめん、伊作これ例の持病だわ・・・悪化した』

伊作「例の持病??」

『悪化したと言っても死にはしないから、放って置いて大丈夫だよ。』

新野「待ってください、#name1#さん。それは私達が出来る事がないからですか?」

『・・・はっきり言ってしまえばそうですね。今の医学では完治は無理でしょう。ですが精神安定剤と睡眠導入剤さえ

手に入れれば多少は楽にはなります。最も身体に副作用が効かなければの話ですから、余り私は頼りはしません。』


伊作「でも!」

『伊作!・・・頼むから、もう放って置いてくれないか?もううんざりなんだ、』


誰かが私の為に時間を犠牲にするのも、何もかも


私はそう言ってその場を渋々出ていった 伊作が落ち込んでいる処を小平太がやって来て慰めた



小平太「都佑が言っていた事は本当の事だ。今はちょっとストレスが溜まっていて人に当たっているだけだ」

伊作「うん・・・分かっているんだ、だけど、僕なんかでも何か出来ないかって思って」

小平太「今はそれが都佑のストレスの原因なんだ。出来る事は私達が何もあの子に思わない事だ。」

伊作「そんな!」

新野「七松君の事は一理言えますよ。伊作君、人は時々人間から離れてしまうものです。今はそっとしておいた方がいいのでしょうね。」



最も、彼女はそれすらも言わなくても此方からそっとしておいてほしかったのでしょうがね

と新野が言うと伊作と小平太は都佑が去って行った場所を見つめた
PREV NEXT