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君が居場所を無くし、誰も君を必要としなくなった時
奴らが動き出す頃合いだろう。
その時までに完璧に記憶操作と時間操作が出来る様になっていたらいいのだが
もしも不安がよぎるものがあるのであれば君が一番大切にしている記憶を使って
青石に願いをするといい。
さすれば死にそうになった時に、救われるだろう。
君には説明した通り、この術を使えると言う事は神に等しいと言っても過言ではない
無論死んでしまっても君は天国にも地獄にもはたまた転生なんてものにはなれない。
死神と言う名を貰える、だけで良い方だと思ってくれれば構わない。
しかし、相手の密書を奪い取り、見事読んでソレを習得出来たのであれば・・・
『あれば、不老不死になりこの地を守って行けるだろう・・・か。
何とも非現実的な世界だな、まぁ現状も非現実なんだが・・・そんな事はいいか』
兎に角、新しく行動しなければいけない事ができた
一つは相手が持っている密書を奪い、この場所を守る事。
一つは村に帰って竜に会って今迄の話をする事
最後は、記憶操作を完璧に、術を使える様になること・・・だ
『そんな直ぐに全部出来たら苦労はしないんだけど・・まぁ、此処の奴らにもう信用なんて文字はないから別に良いけど
問題は隠し通せるかって処だよなー不老不死になれるとか・・・人ならなれるのか?私みたいな別世界の人間限定とか?
だったら悪用されないからいいだろうけど、どうせ誰かを殺せとか大事な物を捨てろとか言うんだろうなー
実際狼さんが大切なものを引き換えにするものだとよく言っていたし・・・・・はぁーこれだから人間は永遠という文字に弱いんだろうなー』
苦痛ばかりの世界に少しでも光が差すのであれば
人間はどんな手段でもそれを掴もうとするだろう・・・
例え、周りの環境を壊しても
『ある意味問題な言葉で文だなこれ、幸いな事に現代語で書いてくれているから狼さんから教えてもらえなかった術等が書かれているのに
長次でも流石に読めないだろうな・・・確か前に図書で現代語を教えたけど、漢字も読みが音と訓だからな・・流石に無理があるだろう。
古文も古文で面倒な処はあるが、最終的には現代語になるんだ。苦にはならないが・・どうして狼さんが現代語を綺麗に書いているのかが凄く知りたいところだが
生憎死んでしまっているから答えてはくれないし・・・もう、とにかく学園長のお使いでちょっと調査も兼ねて外に出る必要性が出てしまったと言うところだな』
幸いに現状周りに忍者は潜んでいないし、この事は私しか知らない様子だ。
『兎に角、文は隠しておいた方が良いな。ばれないような処に隠すのはお茶の子さいさいだ。
・・・無論私が何処に隠したかも忘れるんだが、まぁいいか。とりあえず軽い食事と忍たまの友を読んでおいて学園長のお使いにでも
行って外を改めて見てこようか、今迄狼さんの事ばかり考えていて外を見ていなかったからな』 そう思い立ったが吉日と、
私は直ぐに忍び装束に着替えて外に出る
おばちゃんに言ってご飯を一つ握ってもらい、そのご飯を持って部屋に戻り身支度をする
その間に部屋を通った長次が話しかけてきた
長次「何処かに行くのか?」
『嗚呼、まぁな。三日間塞ぎ込んだおかげで外に出たいという欲求が出たんでな。
これから軽い運動がてらに学園長のお使いか何か貰って外に出ようと思っていたんだ
長次はどうしたんだ?二年長屋まで来て』
長次「これから図書室の本の新刊を取りに行くのだが、都佑はどうする?」
『私なんかが付いて言って良いの?』
そう言うと長次は嬉しそうに頷く 『まー本に関しては私も見てみたいし、丁度外に出るって言っても1人は寂しかったから
今すぐにでも出れるけど、どうしよう?六年長屋について行こうか?』
長次「そうしてもらえると助かる。」
『よし、じゃあ行こう!』
私は笑顔で長次の手を取り、久しぶりに六年長屋に向かった
その際、長次の顔が微笑んでいたのは私でも分かった
只、それが嬉しくて私は小平太みたいにいけいけどんどーん!と口に出して走った
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奴らが動き出す頃合いだろう。
その時までに完璧に記憶操作と時間操作が出来る様になっていたらいいのだが
もしも不安がよぎるものがあるのであれば君が一番大切にしている記憶を使って
青石に願いをするといい。
さすれば死にそうになった時に、救われるだろう。
君には説明した通り、この術を使えると言う事は神に等しいと言っても過言ではない
無論死んでしまっても君は天国にも地獄にもはたまた転生なんてものにはなれない。
死神と言う名を貰える、だけで良い方だと思ってくれれば構わない。
しかし、相手の密書を奪い取り、見事読んでソレを習得出来たのであれば・・・
『あれば、不老不死になりこの地を守って行けるだろう・・・か。
何とも非現実的な世界だな、まぁ現状も非現実なんだが・・・そんな事はいいか』
兎に角、新しく行動しなければいけない事ができた
一つは相手が持っている密書を奪い、この場所を守る事。
一つは村に帰って竜に会って今迄の話をする事
最後は、記憶操作を完璧に、術を使える様になること・・・だ
『そんな直ぐに全部出来たら苦労はしないんだけど・・まぁ、此処の奴らにもう信用なんて文字はないから別に良いけど
問題は隠し通せるかって処だよなー不老不死になれるとか・・・人ならなれるのか?私みたいな別世界の人間限定とか?
だったら悪用されないからいいだろうけど、どうせ誰かを殺せとか大事な物を捨てろとか言うんだろうなー
実際狼さんが大切なものを引き換えにするものだとよく言っていたし・・・・・はぁーこれだから人間は永遠という文字に弱いんだろうなー』
苦痛ばかりの世界に少しでも光が差すのであれば
人間はどんな手段でもそれを掴もうとするだろう・・・
例え、周りの環境を壊しても
『ある意味問題な言葉で文だなこれ、幸いな事に現代語で書いてくれているから狼さんから教えてもらえなかった術等が書かれているのに
長次でも流石に読めないだろうな・・・確か前に図書で現代語を教えたけど、漢字も読みが音と訓だからな・・流石に無理があるだろう。
古文も古文で面倒な処はあるが、最終的には現代語になるんだ。苦にはならないが・・どうして狼さんが現代語を綺麗に書いているのかが凄く知りたいところだが
生憎死んでしまっているから答えてはくれないし・・・もう、とにかく学園長のお使いでちょっと調査も兼ねて外に出る必要性が出てしまったと言うところだな』
幸いに現状周りに忍者は潜んでいないし、この事は私しか知らない様子だ。
『兎に角、文は隠しておいた方が良いな。ばれないような処に隠すのはお茶の子さいさいだ。
・・・無論私が何処に隠したかも忘れるんだが、まぁいいか。とりあえず軽い食事と忍たまの友を読んでおいて学園長のお使いにでも
行って外を改めて見てこようか、今迄狼さんの事ばかり考えていて外を見ていなかったからな』 そう思い立ったが吉日と、
私は直ぐに忍び装束に着替えて外に出る
おばちゃんに言ってご飯を一つ握ってもらい、そのご飯を持って部屋に戻り身支度をする
その間に部屋を通った長次が話しかけてきた
長次「何処かに行くのか?」
『嗚呼、まぁな。三日間塞ぎ込んだおかげで外に出たいという欲求が出たんでな。
これから軽い運動がてらに学園長のお使いか何か貰って外に出ようと思っていたんだ
長次はどうしたんだ?二年長屋まで来て』
長次「これから図書室の本の新刊を取りに行くのだが、都佑はどうする?」
『私なんかが付いて言って良いの?』
そう言うと長次は嬉しそうに頷く 『まー本に関しては私も見てみたいし、丁度外に出るって言っても1人は寂しかったから
今すぐにでも出れるけど、どうしよう?六年長屋について行こうか?』
長次「そうしてもらえると助かる。」
『よし、じゃあ行こう!』
私は笑顔で長次の手を取り、久しぶりに六年長屋に向かった
その際、長次の顔が微笑んでいたのは私でも分かった
只、それが嬉しくて私は小平太みたいにいけいけどんどーん!と口に出して走った
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