白夜

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神社に走って数分後

私は神社に付いて、誰もいないか確認して竜を呼んだ



「久しぶりだな」

『世間話は後だよ、竜さん。狼さんの件が終わったと思ったらこの仕打ちなに?』

「そう焦りなさんな、お前さんの大切な人は無事に仲間が助けた様だぞ?」

『そう・・・子平太が無事なら良かった。』

「それよりも此処に来たと言う事は・・・どういう事か分かるな?」

『その為に私は此処に来たんだ・・・居るんでしょう?その元凶が』



私は後ろを振り返ると目の前には赤い月に照らされた黒装束の男が立っていた



『お前か・・・お前が、小平太を此方の世界に連れて行こうとした奴か!!』

「お前が噂に聴いた小娘か。噂になっているぞ?何でも忍者の素質がある女神の生まれ変わりの様な天才の都佑ちゃん?」

『貴様如きに言われる名ではない!密書を渡してもらおうか』

「それは駄目な事だねー」

『え?じゃあこの密書持って帰っていいんだね?』


私がさっと巻物を出すと思惑通りに相手が身体の彼方此方を探して此方に殺気を向けた

『おーこわいこわいwwwじゃ!』

「っ!待て!!」



私は神社から抜け出して風がふいているのを使って相手を向かい風にさらす

その隙に私は追い風に身体を任せて空を舞う


「っ!くっそ、これでも食らえ!!」

私が炎の塊を避けると目の前に何かが喰らいついてきた

私は風を上手く操れずに下に落ちるとそれと同時に誰かに抱きかかえられた



小平太「大丈夫か!?」

『こ、小平太!!あんたこそ大丈夫!?怪我ない?』

小平太「嗚呼、大丈夫だ!それよりも此処を早く出よう」

『うん!仙蔵、文次郎、久々知、竹谷四方の敵任せた!!』

久々知「心得たのだ!!」


そうして風の様に私達は散らばり、姿を消し忍術学園に無事に帰って来た





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嵐の様な夜、私は帰って来て門をくぐった直後、得体の知れない体の変化に身体が自由に動かせなくなった



小平太「都佑!?大丈夫か?」

『大丈夫じゃ、ないかも・・・』

伊作「小平太、帰って来て早々悪いけど都佑ちゃんを保健室に!!」

小平太「分かった!」

『小平太・・・』

小平太「どうした!?」

『・・良かった、無事に、帰って来た・・・』


そこから私の記憶は探してもなかった
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