白夜

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カタン


留「小平太!どこ行っていたんだ」

小平太「すまない、少々気になる人間を追っていたら捕まってしまった」

文「ったく、人騒がせな」

小平太「だが都佑の正体がわかった」

仙「なに?」



小平太「都佑は別世界の人間な上に器の少女と同じ経験をしているそうだ。」

仙「なん・・・だと?」


一同驚きを隠せずに眠っている都佑を見つめる


小平太「幼少期に親にめいいっぱい愛されずに育った都佑は親の愛欲しさに人生を潰してまで

愛情を求めて道を歩んでいった・・末路がこの様だった。夢で見たんだ。

都佑が嬉しそうに向日葵を持って走っている処も、母上と父上に挟まれて嬉しそうにしていたのに、居なくなって直ぐに泣き虫になったのも」



全部、夢をみたんだ。

そう言って、小平太がらしくない位しょぼくれたので、皆も通夜の様に落ち込んだ



小平太「今の記憶までは夢に見なかったが、此方に来るまでの瞬間が惨い事ばかりだった事は判明した」

留「惨い?一体どういう」

『ん・・・』

伊作「都佑!大丈夫?此処は保健室だからね!?」

『そう・・・私、倒れて・・・』

伊作「何か食べたいものはない?暫くは養生しておいた方が、」

『いや、何もいらない・・・けど、』


次の瞬間伊作達は目を見開く事実を目の当たりにした







『君は誰?』
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