白夜

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「して、何故このような廃墟に?」

『てかここ神社ですよ?鳥居みえませんでした?』

「その倒れた木のことか?」

よく見ると確かに色が落ちて鳥居とは言えない位になっていた


『あれ?鳥居が古く?え??何で?』

「お前大丈夫か?」

『前髪ぴょんぴょん野郎には言われたくありませんが、とりあえず頭は大丈夫だと思われます。なので手っ取り早くこの場から去ってもらいたいのですが』


「前髪って・・言いたい放題言われた挙句の果てが去れか、」

『人に会う予定ではありませんが、今から此処にある意味生贄としてまつられるので』

「そんな風習が、」

『村に降りて聞いてみたらどうですか?そんな悪い形には言い回しはしませんが、生贄としては言うと思うんでとりあえず去って貰えたら助かります』

「・・・・分かった、此処は一旦さがろう。邪魔をして悪かった。そうだお主の名前だけでも聞かせてくれないか?」


『・・・#name1#都佑、10歳』

「私の名前は高坂陣内左衛門だ」


ふぁっ!?目つき悪い&ぴょんぴょん野郎と思いきやまさかの雑渡さんのあのタソガレ忍軍の一味か・・・

こりゃあまた出会う気がしてならんな。


『高坂さんですね。・・なんかまた会える気がします』

高坂「そうか?出来れば敵としては出会いたくはないな・・・」

『それは私もです。では、私は神社の中に入りますので、出来ればこの周りに居るかもしれない忍者さん皆さんにこの場所を

荒らさない様に言ってもらえますかね?一応忍者は1人では行動しないと聞いたことがありますので・・・』


高坂は妙だと感じたが、彼女から何も疑り深い言葉も発していないのをみて只の感かと思い

分かったと言ってその場を去った



『良かったー忍者だからてっきり成敗されるかと思ったーはー・・・え、あんな人達みたいに将来なるの?え、何それ怖い。

身体まだ慣れてないよー高坂さん絶対タソガレドキだよあの服の色おおお

タソガレとか忍術学園とかもうやだー人生詰んだwwww終わったwwwあ、今でも何処かで聞いてるかもしれない!

早く入って済ませておこー』


そう言いながら私は竜に会いに行った


その様子を一部始終聞いていた組頭は、


「へー竜のお告げ・・・ねぇー」

陣左「組頭、この村には言い伝えがあり、何でもその生贄の少女だとか」

組頭「へーそれで高坂、一目惚れしたと」

高坂「くっ、組頭!?/////」

組頭「私もあの子が気に入ったよ。タソガレドキと直ぐに解るとかまだ忍術学園に入っていない様子だし・・何者だろうね?」


竹藪の中は忍者でいっぱいな事を彼女は知る由もしなかった
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