白夜

ガサガサと草が音をたてる

その音を立てていたのは・・・


『ふーやっとここら辺まで来られた・・・一体私は何処まで飛ばされたんだが、』

#name1#都佑本来の身体で忍たまの世界に何とか帰って来た私は何処か分からない場所まで飛ばされていたのだが

数日かけて忍術学園の近くの村まで帰って来れたのだ

此処までくればもう一気に夜目に慣れるついでに帰ろう


・・・と、思ったのだが


『そう言えば私って今途轍もなく変な格好のままだ・・・私って分かってくれる人間いるのだろうか？』


そう、今の格好は現実でまだ病院に緊急入院されていない頃の寝間着姿だった

上はタンクトップの薄い青い色の軽い腹だしに下は黒の短パンだった。

一応上に着れるように繋ぎで白のタンクトップではあるのだが、


『この繋ぎ、着たら着たで暑いんだよなー今何月だ？一体、』


蒸し暑い季節に変わったなーと言いながら足は止めずに歩く私


無論足は陸上で愛用していたピンクのシューズを履いている

そこら辺は抜かりないなーと思いながら改めて自分の持ってきた物を確認していた



『えーと、携帯にまだ読んでいない本に貴重品、文房具用品等々・・・タオルは出して首に巻いておこう。

変に刀で襲撃されたら溜まったもんじゃないからな・・・後は・・特にないか！』



よし！と声を出して前を向くと忍術学園が見えてきた

私は嬉しくなってドアをノックしようとしたが・・・・




『・・ん？やけに騒がしいな、それにしては警備が薄い・・・何があった？まさかあの忍者が！』




私の感が当たっていなければいいがと思いながらも私は足を速めて誰かが居る処まで歩いて木影に隠れて周りの様子を伺った


すると、思いがけない事が目の中に入ってきた


























仙「天女様！」

「もー仙蔵ったら足速いわよ！うふふ、」

文「仙蔵！もう少し遅くしてやらんか・・全く」

小「そうだぞ！」



『・・なんだ、？これ』



見知らぬ女を囲んで六年が夜に歩いていた

私はとりあえず殺気を隠してそのまま居なくなったのを機に場所を変えた
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