白夜

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芽生「都佑」

『合言葉』

芽生「忍たまは?」

『ガッツじゃ!・・よし、何?』


芽生「くノ一はどうやら天女の味方に関わってしまっているようね。これはかなり面倒な事になっているよ」

『相手は天女、更に夢小説を駆使して自分の生きる道をありとあらゆるものを使って生きようとしていると・・

これ逆に天女を良い方向に変えてそのまま終わりにって』


夢葵「残念ながらそれは無理っぽいな」


『夢葵!と、』

利吉「初めまして。山田利吉と言います。噂はかねがね聞いていますよ。都佑さん」

『此方こそ初めまして。#name1#都佑と申します。・・まさか一日で帰ってくるとは思わなかったわ』


そのまま私は円になって夢葵達と話をしようとしていた時、戸を開ける者が来たので一旦屋根裏に逃げた




食満「おかしいなー確かに声が聞こえた気がするんだが・・」

『(食満か・・ん?首の処に妙な印が見えるな?)』


私は屋根裏でよーく食満の身体を見ていたが、利吉さんに一旦逃げる様に言われてそのまま何も収穫なしに

とある裏山の小屋に集合した。



利吉「ここは昔私が忍たまだった頃に良く使っていた小屋だ。恐らく誰も知らないだろう。」

『なら普通にしていいって事だよねーあああああー怖かったああああああああああああああ』


私はその場に寝っ転がると行儀が悪いと夢葵に腹部を蹴られて泣きそうになった
利吉「ははは・・・にしてもネズミが一匹嗅ぎついてきたけど、どうする?」

『あー忍たまだね。合言葉!細かい事は?』

「気にするな!・・・黒木庄左エ門です。」

『ほい。現状』


庄ちゃんはあ、利吉さんだ。と言って挨拶をした後そのまま片膝をついて話し出した




庄「現状はもう最悪で、僕らが唯一嗅ぎまわっている事すら気が付かない様な位まで学園は麻痺。

更にくノ一まで術にかかっていて天女をガードしている様なので、中々情報が回って来なくなりました。」


『そう、くノ一は芽生から情報が来たから良いけど、天女が術を使っているのが気になるなー。』

芽生「一応念には念を入れてクロ連れてきたら?」

『え?連れて来てる。あ、紹介するね。左から私の昔からの親友、クロア、クロ、クロノア。一応兄弟だよー』

クロ「ども、都佑の日本語解説者です。」

クロア「私は都佑の精神を保てる様に補佐してまーす!」

ノア「クロばかりでノアとあだ名がつけられてる。クロノアだ。特に何もしていない」


『んな事言ってー地味に私の事守ってくれるくせにーって冗談はさておき、三人は足りない人間の処に行ってもらうよ。

クロは私、クロアは芽生に、クロノアは三木の処に。』


庄「田村先輩はこの事を知っていないのでは?」


そう言われると思ったと私は言ってクロノアの名前を呼ぶとノアは心得たと嬉しそうにその場を立った ノア「こうやって鉢屋三郎並みに変装はお茶の子さいさいだ!ほら!」

利吉「おおー、五年ろ組鉢屋三郎だね。」

庄「でも、どうして三郎先輩に?」


ノア「三郎は変装名人と呼ばれている位だろう?年齢、性格等々此方、都佑から情報は

十分に貰っている。相手を騙せる位にな。天女好きと雷蔵好きで一日三郎を狩って此方に放ってくるが、いいか?」


『あーいいよ。好きにしてー』


ノア「了解!じゃあ私はそのまま下に行って拉致ってくるから、後宜しく!!」


そう言ってノアは三郎に変装したまま姿を消したのに庄ちゃんの脳が追いついていないのに私は苦笑い


『大丈夫、三郎を此方に見方を付けていた方がまだ気分が楽だからね。』

利吉「因みに作戦は?」

『ああ、言っていませんでしたね。すいません。庄ちゃんもこの作戦今さっき出来たばかりほやほやだからよーく聞いていてね』 そう言って私は庄ちゃんを現実に戻させて深呼吸をした



目を開けると、皆の顔がぎょっとした

それは私の眼つきが変わったからだろうが、そんなの気にしている余裕はない


『では、話そうか。』
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