白夜

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三郎「庄左エ門に利吉さん!どうして此処に・・」

庄「すみません、鉢屋先輩。僕、先輩が正気に戻るんだったら・・・」

『庄ちゃん達をこの場に付き合わせたのは私のせいだよ。因みに私の名前は#name3##name4#。

#name4#ちゃんって呼んでねー』


そう言うと三郎が此方に殺気を放った

私はそんなんでいいのかなーと言ったら三郎が目を泳がせた


『雷蔵達を今すぐにでも殺せるんだけど、どうする?』

三郎「なっ!?そんな事をしてみろ・・お前を地獄底まで追いかけて殺してやる・・」

『まー鉢屋君、君が私達に手を貸してくれると言ったらの話だが・・・むー?首に紋章が付いているねーなんだこれ?』


なっ、触るな変態と言われたので私は変態ですが何か問題でもありますか?と言ってとりあえず利吉さんに鉢屋を更に拘束させた

私は首筋にある赤い紋章に雑渡に話を聞くと、どうやらプロ忍の一種の術に似ていると言った


雑渡「これはまた厄介な人間がやっているねー」

『でしょうねー。ま、私の手を付けたらどうってことないけどっ!!』


私は思いっ切りその紋章に右手を付けてジューと焼く音が聞こえながらも三郎がもがいている姿を真面目に観た

痛そうにしているが、徐々に身体が軽くなっていくような顔になり、数分もしないうちに紋章は消えて此処は・・と言って

正気を取り戻す事に成功した


庄「鉢屋せんばいいいいい」

三郎「えええ!?庄ちゃん!?誰にやられたの!?貴様か!?うちの庄ちゃんにってあれ?利吉さんに曲者まで」

利吉「かなりの荒治療だったけど、成功して良かったね」

『私の右手に何があるんだか・・まー一件落着ってわけで、三郎。改めて私の名前は#name3##name4#。此処に

つい数日前まで通っていた二年ろ組体育委員会所属の#name1#都佑の双子の姉だよ。宜しく』


そうデタラメを吹き込み、周りに矢羽根で「本名は隠していくから宜しく」と伝えると返事は了解と帰って来たのでこれで行く事にした


三郎に今迄の経緯を全て話したら快く了解してくれた。 三郎「それにしてもあの都佑の姉上とは、」

『違う?雰囲気』

三郎「いや、違わない。寧ろ都佑かと思う位だ。・・でも本当の姿は私達も知らないし、#name4#さんみたいな顔なんですか?」

『そんな感じだと思ってもらって構わないかなー私達は双子で周りに分かってもらえない位似ているからねー。』

三郎たちの活躍は妹から聞いてるよーと言うと彼は照れた


『そんな事よりも、三郎君。君に早速手伝ってほしい事があるんだが・・・』

三郎「なんですか?」








『私に変装の道具を貸してもらえないかな?庄左エ門にも。そして三人で天女の近くまで行こう。』
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